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オーバーツーリズムの解消を目指し学生がラトビア共和国大使館に「ラトビアデザインツアー」を提案

(PR TIMES) 2021年11月01日(月)13時15分配信 PR TIMES

〜ラトビア共和国との継続的な交流を目的に〜

 文京学院大学(学長:櫻井隆)の経営学部川越ゼミ(担当教員:川越仁恵准教授)の3年生6名の研究チーム「デザイン探偵班」は、世界的に問題となっているオーバーツーリズムの解消を目指したテーマ旅「ラトビアデザインツアー」を、駐日ラトビア共和国大使館を訪問し提案したことをお知らせします。本学は、学生の創造性を重んじ、様々な機会を提供できる授業を展開していきます。

駐日ラトビア共和国大使館への「ラトビアデザインツアー」提案の背景


[画像1: https://prtimes.jp/i/35644/143/resize/d35644-143-becb29f56bb6c2f27a8f-0.jpg ]

 経営学部3年生6名からなる「デザイン探偵班」では、様々なデザイン力でより良い社会に世の中を変える研究をしており、その一環として、世界的に問題となっているオーバーツーリズムの解消をテーマに研究活動を行っています。
 オーバーツーリズムとは、特定の観光地にキャパシティ以上の観光客が集中することを指し、具体的な問題として街中の人混みや交通渋滞といったインフラ問題、騒音・ゴミ問題、環境破壊や、それらを原因とした地域住民と観光客とのトラブルが挙げられます。
 この度、この研究をより深めるために、本学と交流のある世界遺産の街並みと評価されるラトビア共和国のツーリズム課題解決について、駐日ラトビア共和国大使館でプレゼンテーションを行いました。6名の学生達はオーバーツーリズムの概念と現状、解決法の研究、具体策となるラトビア共和国のリガのツアープランについて、英語で熱意を込めて発表を行いました。
 本学では、2011年よりユーラシア諸国に学生を派遣し、現地学生との交流を深める「新・文明の旅」プログラムを実施しており、ラトビア共和国には、2015年と2019年に学生を派遣しています。今回の研究の目的としては、オーバーツーリズムの解消の他に、コロナ禍で海外派遣を実施できなかった年の受講学生や、学生たちにバルト三国への関心を持たせ、新・文明の旅プログラムの理念のもとに学びを継続させることも重要視しています。6名の学生たちは、派遣に赴いた先輩たちから積極的に情報を集めることで、研究を深めていきました。

テーマ旅「ラトビアデザインツアー」について
 海外旅行の主力世代である20歳代後半をターゲットとして、個性的なテーマで新しい観光資源を巡る旅を設計。ワイナリーツアー、工場見学ツアー、廃墟ツアーなどからヒントを得て、ラトビアに溢れる新旧のデザインを巡ります。ラトビアにおける伝統的な紋様から現代のデザイナーズアイテムまで、美しいデザインを満喫する、ちょっと背伸びした旅を提案しました。

ラトビア共和国大使館参事官 Andzejs Kasevskis(アンジェイス・カシェヴスキス)氏のコメント

[画像2: https://prtimes.jp/i/35644/143/resize/d35644-143-f465d74ae16026b4e808-1.jpg ]

 まずは、学生の皆さんがラトビアへ興味を持ってくれた事を大変嬉しく思いました。今回のリサーチでは観光、特にオーバーツーリズムを避けるための方法として、ラトビアのデザインに焦点を当てたツアーを作成し発表してくれました。これはとても良いアイデアだったと思います。ラトビアの首都リガには、世界遺産に指定されている旧市街をはじめとして、歴史的建造物、美術館、アートギャラリー、モニュメント等見どころが多くあります。しかし、リガ郊外へ出ると、城やマナーハウス、豊かで美しい自然、魅力が沢山あり、今回のようにデザインやエコツーリズム・体験型観光等、テーマに沿ってツアーを組むと、オーバーツーリズムを避けながら、ラトビアをより満喫出来るでしょう。プレゼンテーションから、皆さんが時間をかけてリサーチし、準備をしてくれたことが良く分かりました。英語での発表は緊張したかもしれませんが、全体的にとても良くまとまっていましたよ!是非これをきっかけに、ラトビアについてさらに調べて、より多くの方とラトビアの魅力をシェアして頂けたら嬉しいです。貴学とラトビア大使館との継続的な交流に、改めまして御礼申し上げます。友好関係をさらに深めていけるよう、活発な交流を今後も楽しみにしています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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