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LPI-Japan、身近なサービスからITの仕組みを学べる一般教養としてのIT学習教材『ITベーシック学習教材』の“無償提供”を開始

(PR TIMES) 2022年07月19日(火)17時45分配信 PR TIMES

〜 デジタル時代に向けて、高校・高専・大学・専門学校(専修学校)での情報教育や企業における人材育成を支援 〜

オープンテクノロジー技術者認定機関としてLinux技術者認定「LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下:LPI-Japan、東京都千代田区、理事長 鈴木 敦夫)は、一般教養としてのIT学習教材『ITベーシック学習教材』を、本日2022年7月19日よりLPI-JapanのWebサイト(https://lpi.or.jp/itbasic/)にて無償提供を開始することを発表します。本教材は、高校・高専・大学・専門学校(専修学校)など各種教育機関での情報教育や、企業における人材育成の支援を目的に、身近なサービスからITの仕組みを学べる内容となっています。LPI-Japanは、本教材の無償提供を通じ、デジタル時代に向け、IT技術者のみならずビジネスパーソンや学生も対象としたIT知識水準の底上げを図っていきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/1271/131/resize/d1271-131-3f85456c43409b64d3f1-2.png ]



身近なITを題材にITの仕組みを楽しく意欲的に学べる

クラウド・DX時代のテクノロジーへの移行が進みITの活用が様々な分野に急速に広がる中において、すべての人にとってITがより身近な存在になり、誰でも「ITで何ができるか?」を見極める能力、すなわち「ITを活かす力」が求められるようになります。
そこでLPI-Japanは、誰でもITの全体像を理解できる“一般教養”としてのIT学習教材「ITベーシック学習教材」(以下、本教材)を開発しました。
本教材の特長は、実際にスマートフォンやSNSなど日常的に使われているITサービスを題材にし、それを実現しているITの仕組みやITと社会との関係性を理解することで、ITの仕組みを楽しくかつ意欲的に学べるところにあります。


教科書としての「本編」と、講師用教材としての「問題・演習課題」&「講義用スライド」

本教材は、さまざまな教育の現場ですぐに使用できるように、「本編」「問題・演習課題」「講義用スライド」の3つの構成となっています。

「本編」は教科書としての利用を想定しており、LPI-JapanのWebサイト(https://lpi.or.jp/itbasic/)を通じて無償提供します。ITの知識がなくても読み進めることができるよう、図やイラストを多用した構成になっています。また、すでにITの知識がある方にとっても、知識の整理や見直しのために活用することができます。

「問題・演習課題」と「講義用スライド」は、講師用の教材として活用されることを前提としています。LPI-Japanは本教材の継続的な改善などを行うコミュニティ(注1)を創設し、本コミュニティの理念に賛同し活動にご参加いただける方々にこの二つの教材を無償提供します。主な対象者は、教育機関や教育事業者、一般企業で講師を務める方、教育推進担当者、IT技術者などとなります。本コミュニティを通じてさまざまな用途に応じたカスタマイズ版の作成、アイデアの共有やディスカッションなどが行われることによって、教育に係わる方々のコラボレーションの場となることを目指しています。


『ITベーシック学習教材』の概要

■Webサイト
https://lpi.or.jp/itbasic/ 

■推奨する利用方法
・専門学校や大学の新入生向けIT導入学習
・高等学校の情報教育教材
・企業の新入社員/内定者向けIT導入研修
・企業の経営者、管理職層、中堅社員のIT理解の教材として

■特長
・SNSなどの身近なサービスからITの仕組みをわかりやすく掘り下げている、今までにないIT学習教材
・すぐ講座や研修を始められるよう「本編(HTML形式)」「問題・演習課題(DOC形式)」「講義用スライド(PPT形式)」をセットでご用意
・クリエイティブ・コモンズのライセンス(注2)に従って提供しており、利用者は使いやすい形に改変して利用することが可能
・利用者が参加するコミュニティ(Slack)の中でノウハウが共有でき、アップデートされる内容の確認が可能

■本編の構成
第1章 スマホから見える世界の裏側にあるもの
第2章 クライアントアプリの世界
第3章 サーバーの世界
第4章 サーバー用アプリの世界
第5章 ネットワークの世界
第6章 クラウドコンピューティングの世界
終章 だからIT技術は君の未来につながっていく

■イメージ
[画像2: https://prtimes.jp/i/1271/131/resize/d1271-131-2e477ddc8dcf3554fc82-3.jpg ]




今後の展望


LPI-Japanは、Linux技術者認定LinuC(リナック)等の実施を通じてクラウド・DX時代のIT技術者の技術力向上と育成に寄与していますが、さらに本教材の提供により、クラウド・DX時代のテクノロジーをより身近なものとして理解し活用できる人材の育成を支援していきます。
本教材とコミュニティを通じて、「学習者自身が更に深い知識習得を目指して主体的に『調べ』・『考え』・『意見を交わす』といった学びが実践されるようになること」や「学校・講師の方を通じて、学習者が主体的に学び、学習者同士の議論により多様な考え方を理解する教育の場が推進されること」を期待しています。


注1)「ITベーシック学習教材」の開発コミュニティへの参加方法については、下記よりお問い合わせください。
https://lpi.or.jp/itbasic/form.html

注2)無償提供のライセンスについて
本教材は「クリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス」に従ってライセンスされています。「本編」は「表示-非営利-継承 4.0 国際(CC BY-NC-SA 4.0)」、「問題・演習課題」と「講師向け講義用スライド」は「表示-継承 4.0 国際(CC BY-SA 4.0)」でのライセンスとなります。

【登録商標】
記載されている団体名・試験名の固有名詞およびロゴ等の知的所有権は各所有団体に帰属、もしくはLPI-Japanが利用許諾を受けた商標または登録商標です。

●本プレスリリースは下記からもご覧になれます。
https://lpi.or.jp/news/press/page/20220719_01/

●PDFダウンロード
https://prtimes.jp/a/?f=d1271-20220719-28317595cb781da9814392f899ee2351.pdf

●報道関係者お問い合わせ先
LPI-Japan 事務局 
TEL:03-6205-7025 / E-mail:press@lpi.or.jp

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LPI-Japan について
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LPI-Japanは、日本での Linuxの技術力認定試験の普及とITプロフェッショナルの育成のため2000年7月に設立され、現在は対象を広げOSSのデータベースソフトウェア、クラウドソフトウェア、およびHTML5のプロフェッショナルのための認定試験を実施するNPO法人です。
LPI-Japanは、オープンテクノロジーの分野でITプロフェッショナルの技術力の認定制度を中立公正な立場で公平かつ厳正に運営することを通じて、ITプロフェッショナルの育成、さらにはオープンテクノロジーに関連するビジネスの促進に寄与する活動を展開しています。
●LPI-Japanの概要 ( https://lpi.or.jp
法人名: 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング9階
連絡先: TEL:03-6205-7025、e-mail:info@lpi.or.jp
設 立: 2000年(平成12年)7月28日
ミッション: オープンテクノロジーの技術者認定試験の実施を通して、ITプロフェッショナルの育成と価値向上、活躍を支援し、社会に貢献すること
業務内容: ITプロフェッショナルの認定活動を通した技術者育成とOSS/HTML5等のオープンテクノロジーの普及・推進
理事長:鈴木 敦夫
理事:
中島 龍史 日本電気株式会社
中野 正彦 サイバートラスト株式会社
片桐 和宣 株式会社日立製作所
松下 文男 富士通株式会社
丸茂 晴晃
監事:寺本 振透 九州大学 大学院法学研究院教授

LPI-Japanプラチナスポンサー:
下記URLの「LPI-Japanプラチナスポンサー」は、LPI-Japanの活動に賛同・支援しオープンテクノロジー人材の育成や市場の活性化に深く貢献している企業/団体です。 
https://lpi.or.jp/sponsor/list/ 

LPI-Japanビジネスパートナー:
下記URLの「LPI-Japanビジネスパートナー」は、Linux/OSSなどの技術者認定を通じて本質的技術者を育成し活躍の場を広げることでオープンテクノロジーを活用したビジネスの拡大に積極的に貢献する取り組みをしている企業です。
https://lpi.or.jp/bp/list/ 

LPI-Japanアカデミック認定校:
下記URLの「LPI-Japanアカデミック認定校」は、LPI-Japanが独自に定めた学習環境基準をクリアし、認定試験の合格を目指す受験者に質の高い教育を提供できる研修機関/学校です。
LinuC: https://lpi.or.jp/school/list/ 
OSS-DB: https://oss-db.jp/learning#academic 
HTML5: https://html5exam.jp/measures/learning.html 
OPCEL: https://opcel.org/training 

LPI-Japan認定教材(LATM):
下記URLの「LPI-Japan認定教材(LATM)」は、出題範囲に添って作成された教材として、LPI-Japanが認定した教材です。
LinuCレベル1: https://lpi.or.jp/linuc1/book.shtml 
LinuCレベル2: https://lpi.or.jp/linuc2/book.shtml 
OSS-DB: https://oss-db.jp/learning
HTML5: https://html5exam.jp/measures/textbook.html



プレスリリース提供:PR TIMES

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