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ソフトウェア協会、2022年度の事業計画を策定

(PR TIMES) 2022年03月25日(金)18時46分配信 PR TIMES

DX時代を支え「ソフトウェア(国)の未来を創る」ことを目指して

 一般社団法人ソフトウェア協会(住所:東京都港区、会長:荻原 紀男、略称:SAJ、以後SAJ)は、5GやDXの進展、ウィズコロナ等に対応した政策提言の実現やデジタル人材育成の推進などを重点項目とする2022年度の事業計画を策定しました。
 
[画像: https://prtimes.jp/i/13310/119/resize/d13310-119-775058c6668a29c4073c-0.jpg ]


 政府は、「新しい資本主義」※1の実現に向けた成長戦略の1つとして「デジタル田園都市国家構想」※2を掲げています。その中で、IT導入補助金を含めた中小企業の生産性向上対策や先端半導体の生産拠点やデータセンターの立地への支援対策の予算も計上されるなど、IT業界への支援が大幅に拡充されています。SAJでは、こういった事業環境の変化を踏まえ、以下の5つを重点項目とする2022年度の事業計画(https://www.saj.or.jp/about/disclosure.html)を策定し、活動していきます。

 今後もSAJは、「ソフトウェア(国)の未来を創る」ことをビジョンとし、「ソフトウェアに関わるすべての組織(チーム)・人をサポートすること」をミッションに掲げ、会員の発展と日本のデジタル社会推進に貢献するとともに、日本のソフトウェア産業の向上に寄与することを目指していきます。


■2022年度の事業計画における重点項目(https://www.saj.or.jp/about/disclosure.html


(1)5GやDXの進展や「ウィズコロナ」等に対応した政策提言の実現


 5GやDXの進展による「Society5.0」、「ウィズコロナ」、インボイス制度の導入(2023年10月)を念頭に置きつつ、ソフトウェア業界を取り巻く諸課題を解決するとの観点から、政策委員会※3の傘下に必要に応じてワーキンググループを設置して各種政策について検討し政府に対して積極的に提言するとともに、その実現に当たっては、他団体とも密接に連携します。


(2)若手からシニアまで世代にとらわれないIT人材育成の推進


 会員ニーズの高いIT人材不足という課題に対応するため、人材委員会※3を中心として、デジタル人材に重点を置いたIT人材の育成に積極的に取り組むとともに、その解決の一助になるとの観点から、厚生労働省から受託した「就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業」※4により、IT検証技術者及びシステム運用技術者併せて370名を育成し、IT業界への安定就労を積極的に支援します。


(3)事業環境の変化に伴う会員企業の業態転換に向けた支援


 パッケージソフトの開発・販売を中心としたビジネスモデルがクラウド化の進展により変化してきていることを踏まえ、パッケージソフト業界の業態も今後はモノからサービスへ大きくシフトしていくと考えられ、各種協会活動を通じて会員企業のこれら業態転換を積極的に支援していきます。


(4)データ適正消去実行証明事業の推進


 SDGsに対応した「グリーン社会」への転換に向け、「データ適正消去実行証明協議会」(ADEC:Association of Data Erase Certification)※4への入会および入会企業の認証取得の促進に協力するとともに、本年は31,600件のデータ適正消去実行証明書の発行を目標とします。また、同事業の中長期的な拡大のため、引き続きデータ適正消去実行証明書の利活用を政府及び地方自治体に対して積極的な働きかけを行います。


(5)Software ISACの活動強化


 経済産業省を始め、情報処理推進機構、JPCERT/CC、他のISACなど他団体とも脅威情報を共有するなど連携しつつ、Software ISAC※3傘下の各委員会・研究会にて、サイバー攻撃に関する注意喚起などの情報発信、勉強会開催、ガイドライン等のコンテンツ作成・更新などSoftware ISACの一層の活動強化を図ります。


※1 「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした新しい資本主義を実現するための経済政策です。
   https://www.kantei.go.jp/jp/headline/seisaku_kishida/newcapitalism.html
※2 デジタルによる地域活性化を進め、地方から国全体へボトムアップの成長を実現することを目的とする構想です。
   https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/
※3 SAJの委員会の詳細については、以下の「委員会・研究会一覧」をご覧ください。
   https://www.saj.or.jp/committee/
※4 SAJの事業の詳細については、以下の「各種事業」をご覧ください。
   https://www.saj.or.jp/activity/project/


■一般社団法人ソフトウェア協会(略称「SAJ」)について
Software Everywhere 〜すべてはソフトウェアで動く、これからのデジタル社会へ〜
われわれSAJは、すべてのソフトウェアを対象とし、デジタル社会を推進するために、「ソフトウェア( 国) の未来を創る」をビジョンに見据え、ソフトウェアに関わるすべての組織(チーム)・人をサポートすることをミッションとし、活動しています。
https://www.saj.or.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

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