- トップ
- リリース
- 【ソーシャル・エックス】 関西エリアの社会課題解決と民間事業者の新規事業開発を同時に目指す「XKANSAI ソーシャルイノベーション・プログラム(第1期)」において表彰企業3社が決定
プレスリリース
【ソーシャル・エックス】 関西エリアの社会課題解決と民間事業者の新規事業開発を同時に目指す「XKANSAI ソーシャルイノベーション・プログラム(第1期)」において表彰企業3社が決定
〜日本初となるシステムチェンジ志向の官民共創イノベーション・プログラムの試み〜
株式会社ソーシャル・エックス(東京都渋谷区、以下「当社」)は、関西エリアにおける官民共創を通じて社会課題の解決と新産業創出/新規事業創発を同時に目指す「XKANSAI ソーシャルイノベーション・プログラム(第1期)」(以下「本プログラム」)の最終審査を踏まえて、表彰企業3社が決定したことをお知らせいたします。本プログラムは一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(以下「U-FINO」)が主催し、当社が企画運営を担当しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88249/84/88249-84-1a03052180f5a04a474fb02eed058cf1-1200x600.jpg ]
XKANSAI ソーシャルイノベーション・プログラムについて
本プログラムは、関西エリアが社会課題解決の先駆的エリアとなることを目指し、自治体と民間企業が共創しようとするものです。U-FINOが拠点を置く「グラングリーン大阪」先行まちびらきのタイミングに合わせて、当社が企画運営に加わることで始動しました。
社会課題を構造的なシステムとして捉え、そのシステムの変革につながるソーシャル・インパクト事業を表彰し受賞企業に対して集中的に支援を実施することで、社会課題を構造的に解決しようとするシステムチェンジ志向の取り組みです。システムチェンジを志向する本格的な官民共創イノベーションプログラムとしては、日本で初めての試みとなると考えられます。
本プログラムでは、解決しようとする社会課題の“構造”に着目しています。官民がコレクティブ(集合的)にアプローチすべき“課題解決のツボ(レバレッジポイント)”を選定し、個別の課題解決が構造変革を通じた社会課題の本質的な解決、大きなソーシャルインパクトの創出につなげようとする取り組みとなります。
今夏より関西エリアの複数の自治体に所属する行政職員の参画のもとでワークショップを実施し、U-FINOが重視する「グリーン分野(脱炭素/ごみゼロ)」や「ヘルスケア分野」等の社会課題を構造分析し、“課題解決のツボ(レバレッジポイント)”の言語化を行った上で、10月から11月にかけて民間企業から解決策を募集しました。11月28日に開催した最終審査会では8社が事業内容をプレゼンテーションし、厳正な審査の上で3社を表彰企業として選定いたしました。
表彰企業に対しては、U-FINOの運営ウェブサイトで事業内容を紹介するほか、今後、受賞企業各社のニーズに沿った支援を行っていきます。また来たる12月12日には大阪梅田で開催される「XKANSAI」主催のイベントにおいて、本プログラムの事例報告をいたします。詳細は下記のイベントページをご覧ください。
・XKANSAIソーシャルイノベーション・プログラム(第1期)ウェブサイト
https://u-fino.com/program/xkansai/
・12月12日開催の事例報告イベント「XKANSAI 1」
https://xkansai001.peatix.com/
表彰企業
最優秀賞:エーテンラボ株式会社 (脱炭素/ごみゼロ分野)
ピアサポート型アプリを活用したフレイル予防事業 〜住民同士の支え合いによる運動継続と社会参加による孤独の解消〜
優秀賞:株式会社BIOTECHWORKS-H2 (脱炭素/ごみゼロ分野)
「ごみZEROプロジェクト」廃棄物から水素へ
審査員特別賞:BABY JOB株式会社 (脱炭素/ごみゼロ分野)
世界初!「水平リサイクルおむつ」のサブスクで脱炭素と共に保護者と保育士の負担軽減
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88249/84/88249-84-d3ad0d0fb1f4dddb5777f4e8751d26d9-762x456.png ]
審査委員からのコメント
審査委員長 中沢 則夫 氏(一般社団法人うめきた未来イノベーション機構 理事長)からのコメント
第1回ピッチイベントにご登壇された方々、おつかれさまでした。準備期間や仕込み期間が限られている中、提案内容をまとめて登壇いただいたこと自体にまずは敬意を表します。このソーシャル・イノベーションプログラムそのものが大きな実験であり、社会課題を解決するために取り組む関係者すべてにとっての研鑽の場であると考えています。私自身が審査をする立場に立っておりましたが、審査そのものを通じて大きな学びがありました。
XKANSAIの取り組みが、一つの課題解決装置としてさらに成長し、グラングリーン大阪から社会的インパクトが生み出されることを期待します。
審査委員 川端 元維 氏(一般財団法人社会変革推進財団 インパクト・カタリスト)からのコメント
この度、XKANSAI ソーシャルイノベーション・プログラムの記念すべき第一期に関わらせていただき、心より感謝申し上げます。システムチェンジを志向するプログラムが関西で立ち上がったこと、大変意義深く思います。本企画に参加された企業の皆様、主催のU-FINO様、企画運営を担われたソーシャル・エックス様をはじめとする全ての関係者のご尽力に敬意を表します。
今後、今回のプログラムでの「問題設定」を起点に社会課題の当事者を含む多様なステークホルダーが集い、社会課題の根本原因や構造に介入する挑戦が一層進み、結果、よりインクルーシブで持続可能な未来への一歩となることを心から願っています。
審査委員 小谷 菜美 氏(READYFOR株式会社 執行役員 VP of Fundraising service)からのコメント
プレゼンをされた皆さま、応募された皆さまも本当にお疲れ様でした。熱量、事業内容共にクオリティが非常に高く、審査の議論において悩み、白熱致しました。今回の審査では、3つのテーマに対して事業が則しているか、またどれほどのインパクトが見込め、実現性はどれくらいなのか。また重要なポイントとして、行政や地域における課題解決にどのように資するのかが主な争点となりました。他方、いずれの事業においても「これからの領域」が多分に含まれるため、熱量や意気込み、大きなビジョンに対して審査員の心が動いたかも大事にしながら判断を行いました。
今回のプレゼンはひとつの通過点として、今後さらに磨かれていく事業や社会課題解決への視座が、きっと数年後には関西から社会に大きなインパクトをもたらしていると信じています。
当社取締役 藤井 哲也からのコメント
社会課題を構造的に変革しようとする日本初と考えられるシステムチェンジ志向のプログラムを、一般社団法人うめきた未来イノベーション機構と共創で実施致しました。ピアサポートによるヘルスケア推進事業、廃棄物から水素を作り出す環境循環型事業、おむつサブスク事業に脱炭素観点から取り組もうとする事業など多彩な事業企画が集まりました。今後表彰企業のフォローアップを進めていくとともに、来年度実施予定の第2期プログラムでは、より充実した内容となるように企画を進めていきます。
会社概要
社名:株式会社ソーシャル・エックス
事業内容:官民共創型の新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」をはじめとするサービスの企画運営、社会課題解決型の新規事業開発の支援
本社オフィス:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ32F
関西オフィス:大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪JAMBASE 4F
逆プロポ・サービスサイト:https://gyaku-propo.com/
官民共創事例紹介サイト「SOCIAL TIMES」:https://media.socialxlab.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ】
プロジェクト担当&広報担当:藤井哲也
メール:info@socialx.inc
プレスリリース提供:PR TIMES