プレスリリース
インフキュリオン、「決済動向2023年上期調査」を発表
株式会社インフキュリオン(本社:東京都千代田区、代表取締役:丸山 弘毅)は、全国の16歳〜69歳男女20,000人を対象に「決済動向2023年上期調査」を実施しました。
<調査結果サマリー>
・QRコード決済の利用は全体で66%と調査開始以来、過去最高の利用率に
・キャッシュレス個別サービス利用率は「PayPay」が「楽天カード」を抜き、首位に躍進
・1年前と比べての各種サービスの利用率はQRコードアプリをはじめとするキャッシュレスサービスが幅広い層で利用が広がる一方、回答者の36%が「現金利用が減少」と回答
・キャッシュレス派と現金派を分類すると約6割がキャッシュレス派を自認し、キャッシュレス派の男女比率は男性63%、女性55%
・キャッシュレス派は半数以上が「1年後に自分がもっとキャッシュレス派になっている」と回答したが、現金派も一定数が「1年後に自分がもっとキャッシュレス派になっている」と予想
・「使えるお金を把握するとき」は半数が現金が便利と回答し、支払う局面ではキャッシュレス決済が便利だが、「どの位使って良いか」といった予算管理には現金が好まれる傾向
・約9割が物価上昇を実感しており、物価上昇局面において「ポイントカード」や「クレジットカード」「ポイントアプリ」が人気である一方、折り込みチラシやレシートクーポンなど紙のサービスはキャッシュレス派、現金派ともに低評価
・ 各業種で利用する決済手段では、医療分野ではキャッシュレス化の遅れが目立つものの、1年前との比較ではすべての業種でQRコード決済アプリの利用率が増加
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
<調査概要>
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
対象者条件:16〜69歳男女
1. 全体調査
目的:主要ペイメントカードの保有・利用状況の調査
対象人数:20,000人
調査期間:2023年4月11日(火)〜4月13日(木)
2. 詳細調査
目的:8セグメント毎の生活行動・金融行動・決済行動の調査
対象人数:824人
調査期間:2023年4月11日(火)〜4月13日(木)
1.<各カテゴリーのうちいずれかのサービスを「利用している」と回答した割合>(複数回答:N=20,000)
[画像1: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-ef9f62b9aafe7fe1638c-0.png ]
■QRコード決済アプリの利用率が昨年調査から大幅にアップし、66%と過去最高に
■ BNPL(Buy Now Pay Later)の利用率は14%と増加
2. <個別キャッシュレスサービス利用率と直近2年間の増減>(複数回答: N=20,000)
[画像2: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-588faa022494877b5d4e-1.png ]
■ 「PayPay」の利用率が大きく伸び(40%⇒46%)、「楽天カード」を抜いて利用率首位に
■ 「PayPayあと払い」の利用率も急伸(2%⇒6%)し、ネットプロテクションズの「NP後払い」を抜いて、BNPLサービス利用率はトップに
3. <1年前と比較した各サービスの利用増減>(単一回答: 各カテゴリーの利用者)
[画像3: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-54f7ce6afdc73349d3b9-2.png ]
■QRコード決済アプリ利用者の54%、、後払いサービスの利用者46%で利用が増加
■一方で、現金の利用が「減った」「かなり減った」と回答したのは36%
4. <各カテゴリーの年齢階層別の利用率>
[画像4: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-f581aec7a4258ee7d37d-3.png ]
■クレジットカードやFeliCa型電子マネーは60〜69才が利用率最高
■QRコード決済アプリは若年層から60才台まで、幅広い年代に利用されている
■BNPLサービスは依然、若年層の利用率が高いが、幅広い世代での利用が増加
5.<各業種におけるポイント利用動向> (単一回答: N=20,000)
[画像5: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-54fe48c711dbff6e03ac-4.png ]
■利便性の高い共通ポイントがトップ、次いでクレジットカード会社のポイントが多く利用
■ドラッグストア、スーパー、家電量販店、コンビニエンスストアの利用も上位に
6.<キャッシュレス派VS現金派 割合>(単一回答: N=824)
[画像6: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-72777020e2812488f82d-5.png ]
■回答者の6割以上がキャッシュレス派と回答
■現金派は約4割
7.<キャッシュレス派VS現金派 男女比較> (N=824)
[画像7: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-93ceb3d3a75ef486b725-6.png ]
■キャッシュレス派は男性63%、女性が55%とキャッシュレス派の割合は男性がやや高め
8. <キャッシュレス派VS現金派 1年後の予想> (N=824)
[画像8: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-5460b6e0e525138dcbf3-7.png ]
■「1年後の自分はもっとキャッシュレス派になっている」と回答しているのは49%、「今と変わらない」と回答したのが49%、「もっと現金派になっている」と回答したのは4%
■「1年後の周囲の人たちはもっとキャッシュレス派になっている」と回答したのは半数
9. <キャッシュレス派VS現金派 1年後の予想 詳細分析> (N=824)
[画像9: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-b3acef5aa6eeb46d3d96-8.png ]
■「1年後に自分がもっとキャッシュレス派になる」と回答したのは現金派は14%、どちらかというと現金派は42%となり、現金派も一定数が「1年後に自分はもっとキャッシュレス派になっている」と予想
10.<キャッシュレス派VS現金派 お金を効率的に使うにはどちらが便利か> (N=824)
[画像10: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-07f23079cd26f84a8441-9.png ]
■「使えるお金があとどのくらいあるかを把握するとき」は半数が現金が便利と回答
■支払う局面ではキャッシュレス決済が便利だが、「どの位使って良いか」といった予算管理には現金が好まれる傾向
11. <物価上昇に対する意識> (N=824)
[画像11: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-4704f567e0b2096bb2e2-10.png ]
■ 物価上昇を感じるかについて「よくある(61%)」「たまにある(28%)」と約9割が物価上昇を実感
12.<物価上昇局面で役に立つサービス> (N=824)
[画像12: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-5cce45c60c2fd0ef5a8f-11.png ]
■物価上昇局面で役に立つサービスとして「ポイントカード」や「クレジットカード」「ポイントアプリ」が人気
■ 折り込みチラシやレシートクーポン、紙のクーポンの評価はやや低調
13.<物価上昇局面で役に立つサービス キャッシュレス派VS現金派> (N=824)
[画像13: https://prtimes.jp/i/31359/61/resize/d31359-61-39d390de2ce705748a39-12.png ]
■キャッシュレス派の方が総じて各種サービスを評価する傾向
■ クレジットカードの評価はキャッシュレス派は86%、現金派は63%と大きく乖離
■ 折り込みチラシやレシートクーポンなど紙のサービスはキャッシュレス派、現金派ともに評価はやや低め
14.各業種における決済手段(N=824) ※美容院、理髪店などの美容サービスを今回から追加
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■医療分野での支払いは依然として現金が多数でキャッシュレス化に遅れ
■QRコード決済アプリは、ドラッグストア・ファストフード・コンビニで多く利用される傾向
15.各業種におけるQRコード決済アプリの1年前との利用率比較 (当該業種の利用者)
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■全ての業種においてQRコード決済アプリの利用が増加
■スーパー(13%⇒18%)、タクシー(8%⇒16%)、居酒屋・バー(9%⇒14%)の増加率が高い
プレスリリース提供:PR TIMES