プレスリリース
日本人の大多数は寝床でメールチェックや動画視聴をしています。
日本人の3分の1がネガティブなニュースに目を通し、寝床でのデバイス使用が睡眠の質に悪影響を及ぼすと感じています。
日本は調査を実施した国の中でおやすみモードの使用率が最も低い国です。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72662/35/72662-35-143be650e59d56612b00cdbb1611c76e-1200x628.jpg ]
サイバーセキュリティ企業NordVPN[https://nordvpn.com/ja/best-vpn-site/]の最新調査[https://nordvpn.com/ja/blog/devices-use-in-bed-in-japan/]により、日本人の8割が寝床にデバイスを持ち込んでいることが明らかになりました。これは調査対象国16か国の中で4番目に低い結果で、1位はメキシコでした。日本人の大半は、寝床で使用するデバイスが1種類のみです。
ベッドで使用されるガジェットのうち、日本人はスマートフォンを最も使用し(92%)、次いでテレビ(32%)、ノートパソコン/コンピュータ(29%)と続きました。
「日本人がどこにでもスマートフォンを持ち歩くことはすでによく知られていました。前回の調査[https://nordvpn.com/ja/blog/smartphone-use-on-the-toilet/]では、日本に住む人の68%がトイレにまでスマートフォンを持ち込むことが明らかになりました。しかし、リラックスした環境でのスマートフォンの使用は、典型的な画面スクロールにつながるため、オンラインのセキュリティ対策や安全に利用するための行動に関して、警戒が薄れるものです」と、NordVPNサイバーセキュリティアドバイザーのアドリアヌス・ワーメンホーフェン氏は言います。
日本人が寝床ですることトップ2-メールチェックと動画鑑賞
日本人の多く(56%)がメールやメッセージを確認し、同率(56%)でYouTubeなどの動画視聴を選択しています。また、約半数の日本人(49%)が読書や音楽鑑賞を好みます。
その他の行動として、日本人はSNSの利用(48%)と天気予報のチェック(46%)も行っています。3分の1はふとんの中でゲームを楽しみ、さらに30%はオンラインショッピングをします。
「本調査により、朝はメールやメッセージの確認、夜は動画鑑賞が、日本人には最も人気であることが示されました。くつろいでいる時には、見知らぬ人がデバイスにアクセスしたり、画面に奇妙なポップアップメッセージが表示されるなどといった、デバイス上での不審な行動に気づかないことがあります。デバイスを持って就寝すると、ハッカーと個人情報を共有するはめになるかもしれません」と、アドリアヌス・ワーメンホーフェン氏は言います。
日本人の半数以上が就寝時のデバイス使用は睡眠の質を損なうと考えている
日本人の大半(91%)が夕方から夜にかけて寝床でデバイスを使用します。そのため、半数以上(55%)が寝床でのデバイス使用は睡眠の質に悪影響を及ぼすと考えているのは驚くべきことではありません。また、日本人の3分の1(33%)は、ネットサーフィンして悲観的なニュースに目を通すことが多いため、ネガティブな感情が引き起こされることもあります。これがいわゆる「ドゥームスクローリング」です。
さらに、睡眠をとる代わりに布団の中で携帯をスクロールことで時間を無駄遣いしていると感じる日本人は3分の1を超えています。しかし、それを変えるために行動を起こす人はめったにいません。
一方、すべての調査対象国の中で、日本人はパートナーとベッドを共有しているときにデバイス使用率が最も低い国のひとつでもあり、国民の3分の1に留まります。これに対して、メキシコ人、オーストラリア人、イギリス人は割合が最も高く、ベッドでパートナーの隣でくつろぎながらデバイスを使用する人が人口の半数にのぼります。
デバイスのおやすみモード未使用率は日本がトップ
日本は、調査対象国の中でおやすみモードを使用しない割合が最も高く、使用を認めたのはわずか19%でした。興味深いことに、夜に意図していたよりも長い時間ガジェットを使っていると感じている日本人は全体のたった3分の1です。しかし、46%もの人が、自分の時間をうまく管理しており、意図した通りの時間をデバイスに費やしていると感じています。
「おやすみモードは、より健康的なテクノロジー習慣を促進するために設計されています。しかし、多くのひとはあえてそれを利用せず、その結果、意図していたより長時間、ウェブ閲覧してしまうことがしばしばです。これでは、睡眠の質に影響を与えるだけでなく、プライバシーのリスクにもさらされます。深夜のウェブ閲覧は、衝動的な決定、たとえば浪費や詐欺広告にひっかかることにつながる可能性があります」と、ワーメンホーフェン氏は言います。
就寝時のサイバータイムをより穏やかに過ごすための注意喚起
仕事やデジタルエンターテインメントのために、ベッドでスマートフォンやパソコンを使うのは快適でしょう。しかし、アドリアヌス・ワーメンホーフェン氏は、布団の中でウェブ閲覧している最中にも以下の方法で安全を確保することをお勧めします。
アプリとOSを最新の状態に保つ。ソフトウェアのアップデートをさぼらないことです。
十分に調べる。知らないアプリは絶対にダウンロードせず、利用規約を必ず確認しましょう。
非公式のアプストアは避ける。悪意あるアプリが含まれている可能性が高いものです。
安全でないWi-Fiの使用は避ける。他に選択肢がない場合、ネットワーク利用時には必ずVPNを使いましょう。
用心する。不審なリンクはクリックせず、知らない番号にも注意しましょう。リンクの安全性に確信が持てない場合は、リンクチェッカー[https://nordvpn.com/ja/link-checker/]ツールの利用を検討しましょう。
VPNを使う。VPNはデータを暗号化し、覗き見やハッカーからユーザーを保護します。
調査方法:本調査はNordVPNの委託を受け、外部企業Cintにより2024年2月12日から3月4日にかけて実施されました。調査対象グループは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、メキシコ、日本の18〜74歳(各国代表年齢)の居住者としましたが、メキシコのみ例外として18〜64歳です。サンプルは各国のインターネットユーザーから取得しました。年齢、性別、居住地についてのクオータ制が設定されました。スペインとスイスからそれぞれ800人、その他各国からそれぞれ1,000人、合計15,600人が調査に参加しました。
NORDVPNについて
NordVPNは、世界中の何百万人ものインターネットユーザーに利用されている、世界で最も先進的なVPNサービスプロバイダーです。二重のVPN暗号化およびOnion Over VPNを提供し、トラッキングゼロでプライバシーを保証します。当製品の主要な機能のひとつは、悪質なウェブサイト、ダウンロード中のマルウェア、トラッカー、および広告をブロックする『脅威対策』です。NordVPNチームの最新サービスは、新たなグローバルeSIM『Saily』 です。
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