• トップ
  • リリース
  • パブリックアフェアーズチーム、「イシュー研究会」を設立

プレスリリース

  • 記事画像1

株式会社オズマピーアール

パブリックアフェアーズチーム、「イシュー研究会」を設立

(PR TIMES) 2021年11月05日(金)12時15分配信 PR TIMES

倫理や社会規範、世論等に基づくイシューのメカニズムを研究し、コンフリクトや新たなビジネスチャンスを可視化、ソリューション共創を目指す

株式会社オズマピーアール(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中尾敏弘)内で、社会課題を起点としたルール形成(パブリックアフェアーズ)を提供するオズマピーアールパブリックアフェアーズチームは、「倫理や社会規範、世論等に基づく新しい社会課題(=イシュー)」のメカニズムを研究し、イシューが企業に引き起こすコンフリクトや新たなビジネスチャンスを可視化し、ソリューションについて共創する「イシュー研究会」を新たに立ち上げます。
気候変動対策や経済安全保障、人種問題やジェンダー・ギャップなどの人権アジェンダのような、近年注視されるようになった「新しい社会課題(=イシュー)」により、企業経営のあり方やビジネスモデルの変革が求められるケースが増えています。一方で、それらイシューに対して、賛同を率先して表明するなど真摯に対応することで、事業活動の評価を高める企業も現れ始めました。

サプライチェーンにおける人権の問題や、海外市場の政治問題、経済安全保障などのイシューに直面した時に、企業はどのようにリスクを評価しメッセージを発信すべきでしょうか。レピュテーションの毀損を避けるためにリスクを避けるのか、レピュテーションを高めるためにあえてリスクを取るのか、企業の一挙手一投足が常に監視されている中、イシューに対する消費者の支持やグローバル市場への影響を見据えた、素早い経営判断が求められます。

「法律的には問題ないが、倫理的に問題となる」事例は数多く存在します。これまで企業は、「法律的には問題ないが、倫理的に問題となる」ことを避けるために、大多数の人が賛同を示す「伝統的な価値観」「社会の常識」を順守する、つまりDon’ts(すべからず)というアプローチが一般的でした。
しかし昨今では、賛否両論の中あえてリスクを取り、イシューへの賛同を率先して表明する事で、競合との差別化を図り企業のレピュテーションを高める考え方、すなわちDos(すべし)というアプローチが求められているのではないでしょうか。

私たちは「ルール」=法律だけを指す言葉ではないと考えています。法律のようなポリシーメーカーが定める強制力のあるものだけでなく、イシューにも強制力はないものの秩序形成力があり、事実上のルールとなり得ます。
パブリックアフェアーズにおいては、ポリシーメーカーが定めるルール(=ハードロー)を重視しがちですが、我々はコミュニケーションの専門家として、業界ルール(=ソフトロー)やビジネス慣習などの重要性にも着目し、倫理や社会規範、世論等に基づく「イシュー」のメカニズムを掘り下げる「イシュー研究会」を開設します。

当研究会では、参画いただく企業の皆様と共に、イシューが企業に引き起こすコンフリクトや新たに生み出すチャンスを可視化し、その成果を広く社会へ共有することで、円滑かつ持続可能な企業活動につなげることを目指します。そして将来的には、それらコンフリクトを解決するソリューションまで共創してまいります。

【「イシュー研究会」概要】
■機能:
1. 研究機能: 倫理や社会規範、世論等に基づくイシューのメカニズムの研究
2. 共有機能: イシューが企業に引き起こすコンフリクトや新たに生み出すチャンスの可視化・共有
3. 共創機能: イシューに基づくコンフリクトを解決するソリューションの共創

■構成メンバー:
●顧 問:羽生田慶介氏(株式会社オウルズコンサルティンググループ代表取締役CEO/多摩大学ルール形成戦略研究所副所長)
※その他、顧問としてイシューの専門家(企業担当者、有識者やNGO)ならびにルール形成に関係するステークホルダーを招聘予定
●会 員:継続して研究会に参加できる方を公募、1回のみの参加でも可能
●事務局:オズマピーアールパブリックアフェアーズチームメンバー

■議論するテーマ:
1. まだ争点化していないが、将来の企業活動に大きな影響を与えうるイシュー
2. すでに企業活動に大きな影響を与えているイシュー
例)生命倫理、テクノロジー倫理(AI、バイオなど)、ビジネスと人権(強制労働、児童労働など)、
  地政学リスク(経済安全保障など)、ソーシャルメディアリスク(キャンセルカルチャーなど)、
  気候正義 等

■開催頻度:毎月1回程度

■会場:オズマピーアール(オフラインにて開催予定)

また、本研究会の初回として、本研究会の顧問を務める株式会社オウルズコンサルティンググループ代表取締役CEO 羽生田慶介氏が登壇し、『企業を取り巻く新しい社会課題(イシュー)〜SDGsとビジネスの今後〜』をテーマに講演をするほか、終了後は参加者との交流会を予定しております。

【「第1回イシュー研究会」の開催概要】


開催日時 :2021年11月25日(木)19:00-20:30(18:30開場)
開催場所 :株式会社オズマピーアール(オフラインでの実施を予定)
申込方法 :Peatixより申し込みl (URL:https://peatix.com/event/3071402
参加費  :無料
定員   :10名程度(応募多数の場合は先着順)
プログラム:

【テーマ】企業を取り巻く新しい社会課題(イシュー)〜SDGsとビジネスの今後〜
【第1部】株式会社オウルズコンサルティンググループ 代表取締役CEO 羽生田慶介氏による講演[19:00-20:00]
【第2部】交流会[20:00-20:30]



【羽生田 慶介(株式会社オウルズコンサルティンググループ 代表取締役CEO)】

[画像: https://prtimes.jp/i/43449/32/resize/d43449-32-3d462583e78359a3443e-0.png ]


政府・ビジネス・NPO/NGOの全セクターにて社会課題解決を推進。 経済産業省大臣官房臨時専門アドバイザー | 一般社団法人エシカル協会 理事|認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 理事|認定NPO法人ACE 理事|一般社団法人グラミン日本 顧問|多摩大学大学院ルール形成戦略研究所 副所長/客員教授| 経済産業省「Society5.0標準化推進委員会」等政策検討委員。経済産業省(通商政策),キヤノン(経営企画,M&A),A.T. カーニー(戦略コンサルティング),デロイトトーマツコンサルティング執行役員/パートナー(Social Impact / Regulatory Strategy)を経て現職。


【本件に関するお問合せ】
株式会社オズマピーアール パブリックアフェアーズチーム
担当:五十嵐・入澤・佐藤
E-mail: public-affairs@ozma.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る