• トップ
  • リリース
  • 3Dプリント業界をリードする企業が、産業分野への導入加速と製造における主要課題への取り組みを目的にコンソーシアムを結成

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

マテリアライズジャパン株式会社

3Dプリント業界をリードする企業が、産業分野への導入加速と製造における主要課題への取り組みを目的にコンソーシアムを結成

(PR TIMES) 2024年11月25日(月)12時45分配信 PR TIMES

3Dプリントが多様な産業で活用されるよう、「Leading Minds」が業界共通の言語の構築を目指す


Formnext、Frankfurt(ドイツ) - 2024年11月19日- Formnext 2024で、産業用途における3Dプリント技術の導入とスケールアップに関する重要な課題に取り組むため、新たなコンソーシアムが発表されました。このコンソーシアムは「Leading Minds」と名付けられ、Ansys、EOS、HP、Materialise、Nikon SLM、Renishaw、Stratasys、TRUMPF各社が参加しています。このコンソーシアムは、3Dプリントの導入を妨げる多くの障壁を克服し、製造企業が3Dプリントソリューションをより効果的に統合・拡大できるよう支援することを目指しています。コンソーシアムの初期の取り組みとして、3Dプリントのための共通言語の基準となる枠組みの構築があげられます。

コンソーシアムによれば、「3Dプリントはさまざまな分野でその有用性を証明、製品設計を変革し、高度にカスタマイズされたソリューションを提供してきました。現在、3Dプリントはニッチな革新技術から大量生産へと移行しています。これを達成するためには、業界は懐疑的な見解を克服し、具体的でスケーラブルなソリューションを提供する必要があります。それにより、3Dプリントが現代の産業生産の基盤となることが確固たるものになるでしょう。」
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76712/25/76712-25-dff24863b83c9a03a5b984293bf2488c-749x464.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


3Dプリント導入と拡大における課題 ― 「なぜ?」から「どのように?」への移行
可能性を秘めているにもかかわらず、多くの製造企業は依然として3Dプリントの導入に障壁を感じています。調査によると、企業は3Dプリントを製造業における重要なトレンドと認識しているものの、ほぼすべての企業(98%)が、専門知識の不足や高コストといった認識、そして確立されたプロセスとの統合の難しさなど、3Dプリント導入に対する課題を直面しています。これらの課題を克服するには、個々の努力以上のものが必要です。また、業界全体が協力しあうことで、この技術がより多くの製造業者にとってアクセスしやすくなることが必要です。
「なぜ3Dプリントを導入すべきか」という問いから、「どのように効果的に統合できるか」という課題に議論が移る中で、製造業者はこれらの障壁を克服するための具体的な戦略を模索しています。こうした課題に直接対応するために、Leading Mindsコンソーシアムが結成されました。

3Dプリントの発展に向けて団結
このコンソーシアムは、3Dプリント業界で最も革新的で影響力のある企業を結集しています。創設メンバーであるAnsys、EOS、HP、Materialise、Nikon SLM、Renishaw、Stratasys、TRUMPF各社は、いずれも3Dプリントの可能性に対して共通の信念を抱いています。個々のメンバーは、3Dプリントの可能性の限界を押し広げてきましたが、現在は協力を通じて、3Dプリントがさまざまな業界でよりアクセスしやすく、スケーラブルになることを目指しています。このコンソーシアムは、このような背景を踏まえて、他の企業の参加も歓迎しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76712/25/76712-25-159a2b0cf372a0f03e54cfabd64972fb-760x475.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


コンソーシアムは次のように表明しています。「Leading Mindsは、3Dプリントの変革力を通じて製造業の未来を再構築するという共同のコミットメントを掲げています。コンソーシアムは、現在製造業が直面している緊急の課題に取り組むことを目指しています。これには、生産効率の向上、廃棄物の削減、そしてより迅速で柔軟なサプライチェーンの実現が含まれます。これらの取り組みを通じて、コンソーシアムは、より適応力があり、持続可能で多様性に富んだ製造業のエコシステムを構築する手助けをします。」

目標:業界全体のソリューションのための協力推進
Leading Mindsコンソーシアムの主な目的は、3Dプリントの技術力についてより多くの産業で認識を高め、製造業者が直面する障壁を取り除くことです。この協力体制の目的は、単に3Dプリントを強化することだけでなく、製造業の構造をより革新的で持続可能にし、先進的な製造技術の変化するニーズに対応できる形へと変えていくための、実践的かつ具体的な一歩を踏み出すことにあります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76712/25/76712-25-172bd696d4b74254dd302b0138f2e0f4-760x475.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



次のステップ:3Dプリントの共通言語
コンソーシアムの最初の取り組みの一つは、業界の用語のばらつきと複雑さに対処し、すべての関係者が3Dプリントの技術力をより明確に理解できるようにすることです。現在、多くの企業や技術が似たような概念に異なる用語を使用しており、そのため効果的な協力が難しく、産業生産における3Dプリントの潜在能力が制限されています。この「現代のバベルの塔 」のような状況を解決するために、コンソーシアムは、製造業者や技術提供者がより効果的に連携できるように、より良いコミュニケーションを促進する共通言語の枠組みの構築を目指しています。

*2023年、アメリカ、ドイツ、日本の327社の製造業者を対象にB2B Internationalが実施した調査。

Leading Mindsコンソーシアムについて
Leading Mindsは、3Dプリント業界の主要企業によって結成された協力的な取り組みです。製造業の未来に対する共通のビジョンを持つこのコンソーシアムの使命は、3Dプリント導入の妨げとなる要因を解決することによって、3Dプリント技術の持つ潜在能力を最大限に引き出すことです。共同の取り組みを通じて、コンソーシアムは製造業の未来を形作り、業界全体でのイノベーションを促進することを目指しています。

Materialiseについて
Materialiseは、30年以上にわたる3Dプリントの経験を、持続可能な3Dプリントアプリケーションを強化するさまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに取り入れています。当社のオープン、かつ安全で柔軟なエンドツーエンドのソリューションは、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アイウェア、アート&デザイン、ウェアラブル、消費財など、さまざまな業界において、柔軟な工業生産と大量のパーソナライゼーションを可能にします。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大かつ最も設備の整った3Dプリンティング施設を兼ね備えています。

本件に関する情報はこちらから


Materialise Press Contact
Kristof Sehmke
kristof.sehmke@materialise.be
or press@materialise.com
Twitter: @MaterialiseNV



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る