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KDDIアジャイル開発センター株式会社

KDDIアジャイル開発センターは、福岡市の「DXアカデミー」でオーバーツーリズムをテーマにサービスデザイン思考ワークショップを実施

(PR TIMES) 2024年11月25日(月)14時15分配信 PR TIMES


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/20/115171-20-6c92a4ad79a36d4e8fbe27faec1d2f6a-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


KDDIアジャイル開発センター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長/CEO:木暮圭一、以下KAG)は、福岡市がDX推進リーダーを対象に開催する研修プログラム「DXアカデミー*1」において、オーバーツーリズムをテーマとしたサービスデザイン思考ワークショップを実施しました。

*1『DXアカデミー』について
福岡市では、デジタル技術を活用して業務効率化と生産性向上を一体的に推進する「働き方DX」に取り組んでいます。その一環として、各職場でDXを牽引する「DX推進リーダー」125名を選定しました。これらのリーダーのスキルとマインドを育成することを目的としたプログラムが『DXアカデミー』です。
実施概要
今回福岡市からの「デザイン思考の基本を学びたい」「具体的な課題の解決策を導きたい」「横のつながりを意識して取り組みたい」というご要望に合わせて、地域課題対策検討に繋がる1DayワークショップをKAGから提供しました。

■ サービスデザイン思考ワークショップ
- 開催日時:2024年10月6日〜10月9日(3日間とも終日)- 参加者数:3日間で合計120名
実施の様子
福岡市をはじめ日本全国で訪日観光客が増加し、観光地が賑わいを取り戻している一方で、オーバーツーリズムの問題が注目されており、過度な混雑やマナー違反による地域住民の生活への影響が懸念されています。このような背景から、「デジタルを活用し、外国人観光客が快適に過ごせるアイデアを実現して福岡市民の幸せを実現しよう」をテーマにワークショップを実施しました。

当日の流れとしてはデザイン思考の基本的な考え方やプロセスを学んでいただいた後に、実践的なワークショップを通じて理解を深めてもらいました。
座学について
目的:KAGのサービスデザイナーが講師を務め、デザイン思考の基本概念とプロセスについての理解とマインドセットを学ぶ

▼講義内容
- デザインとは?- デザイン手法の違い(UXデザイン、UIデザイン、サービスデザイン)- なぜ、いまデザイン手法を学ぶのか?- デザイン思考の5つのステップ- デザイン思考で求められるマインドセット
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/20/115171-20-38a88f7ec52b26b35ecb0422e711d7a9-2560x1440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ワークショップでは、グループに分かれて以下の流れでワークを実施しました。
- ユーザー価値探索(共感と問題定義):ユーザーの理解や課題を整理し、アイデアを創出- 実現性の検討(発想):サービスの実現可能性を検討- 施策設計(プロトタイプ):ユーザー価値とサービス実現性を含む包括的な提案を実施
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/20/115171-20-27df343ea10e45aede892d08de45c01f-2560x1440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


各ワークについて
1.ユーザー価値探索(共感と問題定義)
ワークの狙い:顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズを洗い出しアイデア創出の材料を導き出す

事前に用意されたリサーチ資料を分析しユーザー理解を深めた後、インサイトを抽出し課題を整理するワークからアイデアの種出しまでを行いました。
- 課題の書き出し:ターゲットの困りごとを書き出す- グルーピングと投票:課題をグループ分け、投票と対話により課題を1つに決める- 価値観の洗い出し:課題に対し、ターゲットが大事にしている価値観を書き出す- アイデアの種出し:課題と価値観を基にアイデアの種を書き出す
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/20/115171-20-617c9654c21cc7677da2a3193dd82ea1-3900x1987.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2.実現性の検討(発想)
ワークの狙い:アイデアの種に対して、多様な視点やアイデアを盛り込みアイデアを具体化させる

「ラウンドロビン」という、グループメンバーが順番に意見を出し合い、他のメンバーのアイデアを発展させていく手法を用いました。この手法により参加者全員が積極的に関与し、創造的な議論が各グループで展開されていました。
- アイデアの具体化:アイデアの種に対し、Aさんが具体的な内容を考える- ネガティブフィードバック:そのアイデアに対し、Bさんが懸念点や上手くいかない理由を考える- 最終アイデア出し:フィードバックを踏まえて、Cさんが解決できる最終アイデアを考える- 役割を入れ替えて次のアイデアの種へ
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/20/115171-20-385b5f3cea2c27376c7a81be6bcd59e3-3900x1938.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


3.施策設計(プロトタイプ)
ワークの狙い:アイデアを実際に形にし、グループ内での認識の共有と現実世界での影響を検証する

これまでのワークをもとに、各グループでペルソナシートを作成。最終アウトプットとしてLP(ランディングページ)をイメージしたフォーマットにまとめて発表しました。
この過程を通じ、参加者は福岡市を訪れる外国人観光客を取り巻く環境や現状への理解を深め、市民と外国人観光客の双方にとってWin-Winとなるアイデアが多数創出されました。さらに、グループ間で発表を共有することで、同じテーマでも多様なアイデアが生まれることを実感いただきました。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/20/115171-20-47ade4c1cba2b51be4880fcb203e6db2-1610x2700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


成果
ワークショップ後のアンケートでいただいたさまざまなフィードバックをご紹介します。

■ 参加者の声
- 実践型のアクティブラーニングが多く、理解しやすかった- 発散と収束のトレーニングになったとともに、発散時にはユニークな意見を出すことができた- 今後の業務への取り組み方の参考になった
今後もKAGでは福岡市と連携しDX推進をサポートしていきたいと考えております。また、このような自治体との取り組みを積極的にご支援させていただき、社会課題の解決とDXの推進に尽力してまいります。

■KDDIアジャイル開発センター株式会社の概要
KDDIの一部署として2013年よりアジャイル開発を行い、2022年にグループ会社として独立。 DXが求められる時代において、アジャイルとデザイン思考も併用したリーンスタートアップ型の開発体制と、これまで積み重ねてきたアジャイル/クラウドネイティブ/UI・UXデザインの"実践知"でお客様の新規事業の開発支援や、DX内製化支援などを行なっています。

会社名:KDDIアジャイル開発センター株式会社
主な事業内容:アジャイル開発事業及び保守事業
設立年月日:2022年5月12日
本店所在地:東京都港区虎ノ門一丁目17番1号
代表取締役社長 / CEO:木暮 圭一
コーポレートサイト:https://kddi-agile.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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