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ISC2と東京海上ディーアールがパートナーシップ契約を締結し、国際資格「Certified in Cybersecurity(SM)」保有者を拡大

(PR TIMES) 2023年11月06日(月)14時45分配信 PR TIMES

〜サイバーセキュリティ知識向上へ向け、東京海上ディーアールが「Certified in Cybersecurity(SM) 」の公式CCトレーニングを提供〜

世界有数のサイバーセキュリティ専門家資格の非営利の会員制組織であるISC2(本社:米バージニア州アレクサンドリア、CEO:クレア・ロッソ、URL:https://www.isc2.org/ )は、東京海上ディーアール株式会社(代表取締役社長:堤 伸浩、以下「東京海上ディーアール」)と、パートナーシップ契約を締結し、東京海上ディーアールがISC2の公式トレーニングパートナーへ参画することを発表しました。東京海上ディーアールは、既存、および将来のサイバーセキュリティ保険の顧客、保険代理店、ビジネスパートナーに対して、国際的に認知されたエントリーレベルのサイバーセキュリティ認定試験である「Certified in Cybersecurity(SM) ( https://japan.isc2.org/cc_about.html )」(以下、CC認定資格)のインストラクター主導型トレーニングを提供いたします。
CCプログラムのトレーニングの提供を通じ、東京海上ディーアールは、顧客のサイバーリスクの軽減を目指します。また、東京海上ディーアールは、同社の戦略の一翼を担う、サイバーリスク管理のベストプラクティスの改善、およびサイバーリスクリテラシー向上へ向けた日本企業におけるサイバーセキュリティ教育の強化の実現へ向け、ISC2のCCトレーニングを顧客および代理店に提供するべく、専門のトレーナーを育成します。

本パートナーシップ契約は、日々進化する脅威の対策のために必要不可欠なサイバーセキュリティスキルを日本へ浸透させることで、安心・安全なサイバー世界を創造するというISC2のミッションを推進するものです。東京海上ディーアールは、ISC2のCC プログラムを日本の組織へ普及させることで、非専門家を含む広範な従業者や初学者の基礎的なサイバーセキュリティの知識やスキルの習得をサポートします。トレーニングには、セキュリティの原則、事業継続、インシデントレスポンスの概念などの中核的な内容が含まれ、実際の業務に影響を及ぼすサイバー脅威に対処するための知識を提供します。

両社は、パートナーシップ契約締結を記念し、2023年10月25日に、米テネシー州ナッシュビルで開催された、サイバーセキュリティ業界の国際会議「ISC2 Security Congress」の場で、調印式を行いました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103584/17/103584-17-c69473c1909bafa05c111186644b373a-2400x1673.jpg ]


【Certified in Cybersecurity(CC認定資格)の概要】
CC認定資格は、ISC2が認定を行っている、初級または基礎レベルのサイバーセキュリティの職務に必要な基礎知識、スキル、能力を有していることを証明できる国際的に認められた資格で、実務経験がない方でも取得が可能です。現在、世界中で約3.6万人がCC資格を取得しています。

【背景】
日本におけるサイバー攻撃被害は、企業の規模や業種に関係なく発生し増大の一途を辿る一方で、サイバーセキュリティ人材は質的にも量的にも不足しており、人材育成は喫緊の課題とされています。ISC2の実施したグローバルサイバーセキュリティ人材調査「ISC2 Cybersecurity Workforce Study」の2023年版 ( https://www.isc2.org/Research/Workforce-Study )によると、アジア太平洋地域では、約267万人のサイバーセキュリティ専門家が不足しており、同地域においてサイバーセキュリティ専門家が最も多い日本でも、約110,000人のサイバーセキュリティ人材が不足しているとされています。

【各代表によるコメント】
<東京海上ディーアール 代表取締役社長 堤 伸浩 氏>
「この度、サイバーセキュリティの世界最大の資格団体であるISC2とパートナーシップ契約を締結できたことを非常に嬉しく思います。東京海上ディーア―ルは、本パートナリング契約に基づき、お客様に対して『CCトレーニング』を広くご提供することで、サイバーセキュリティの人材育成事業に注力いたします。事業活動を通じてサイバーセキュリティ人材の裾野を広げ、企業や社会が安心して活動できるセキュアなサイバー領域の構築に貢献してまいります」

<ISC2 CEO クレア・ロッソ>
「アジア太平洋地域におけるサイバーセキュリティ人材の需要が供給を大幅に上回っている今、リスクのエキスパート集団である、東京海上ディーアールをISC2の新たなトレーニングパートナーとして迎え入れることができ、非常に嬉しく思います。今回のパートナーシップ契約により、東京海上ディーアールと協力し、クラウドセキュリティの専門家やサイバーセキュリティのキャリアの追求・構築へ向けた、日本で最高水準のトレーニングや資格取得の機会を提供し、安全で安心なサイバー世界の実現に向けて活動を続けてまいります」

【Certified in Cybersecurity(CC認定資格)の特長】
CC認定資格試験は、サイバーセキュリティの世界最大の資格団体であるISC2が整備した共通知識体系(CBK)[1]に基づいて出題されるので、CC認定資格を取得することで、グローバルスタンダードなセキュリティの知識を有することを国際的に証明することができます。

CC認定資格は、これからのサイバーセキュリティ業界を担う学生をはじめ、実務経験がない方にも門戸が開かれた入門資格と位置付けられており、サイバー人材の裾野を広げるとともに、有資格者がさらに経験を積むことで、ISC2が認定する最上位資格の「CISSP」や、専門分野に特化した「SSCP」、「CCSP」といった上級資格を目指すためのキャリアアップの第一歩となります。

■東京海上ディーアールについて
1世紀以上に及ぶ東京海上のノウハウをもとに、1996年に設立された東京海上グループでリスクマネジメント分野のコンサルティングを実施する子会社です。保険引受に関連した業務のみならず、お客様の様々なリスクマネジメントに関するコンサルティングや海外危機管理に関する支援、情報提供等をご提案してきました。尚、2021年7月より、社名を東京海上ディーアールに変更し、従来からのリスクマネジメント事業に加え、グループのデータ戦略の中核会社としての保険商品開発の支援機能やデータ・デジタルを活用したソリューション開発機能を強化いたしました。

■ISC2について
ISC2(International Information Systems Security Certification Consortium)は、安全で安心なサイバー空間の実現を目指す、世界有数の会員制組織です。世界で総勢50万人以上の会員、準会員(アソシエイト)、Candidatesが所属しており、サイバー脅威から人々の生活を守るために尽力しています。サイバーセキュリティ関連の最高峰の認定資格であるCISSP(R)をはじめ、数々の受賞歴を誇るISC2の認定資格により、サイバーセキュリティ専門家は、キャリアのあらゆる段階において所有する知識、スキル、能力を証明することができます。ISC2は、相互接続された世界におけるサイバー安全性及びサイバーセキュリティを加速させる、アドボカシー活動、助言、人材支援を通じて、サイバーセキュリティ専門家の影響力、多様性、影響力を拡大しています。ISC2の慈善財団であるThe Center for Cyber Safety and Education ( https://www.iamcybersafe.org/ )は、サイバーセキュリティ専門家としてのキャリアを歩むための門戸を広げ、サイバーセキュリティ業界との接点がない人々への教育を提供しています。ISC2に関する詳細は、ウェブサイト( https://japan.isc2.org/ )をご覧いただくかX(旧Twitter https://twitter.com/isc2_japan )、Facebook ( https://www.facebook.com/isc2Japan )、LinkedIn ( https://www.linkedin.com/company/isc2/ )をフォローしてください。

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(C) 2023 ISC2 Inc.、ISC2、CISSP、SSCP、CCSP、CGRC、CSSLP、HCISPP、CISSP-ISSAP、CISSP-ISSEP、CISSP-ISSMP、CBKは、ISC2の登録商標です。また、Certified in Cybersecurityは、ISC2のサービスマークです。

[1] 1989年にISC2が整備・体系化したセキュリティ業界の共通知識体系。セキュリティ分野におけるグローバルレベルの共通知識、ベストプラクティスを網羅的にまとめたもの。

プレスリリース提供:PR TIMES

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