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【鎌倉市×Be&Do】職場リーダーの心理的資本への介入が、職場の心理的安全性向上に寄与!〜実証実験結果を報告〜

(PR TIMES) 2024年07月29日(月)11時15分配信 PR TIMES

リーダーの前向き思考と行動が職場(現場職員)の心理的安全性によい影響


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11206/17/11206-17-37c500a5e641886c412e1c73b29d9dbf-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社Be&Do(本社:大阪府大阪市、代表取締役:石見一女)と鎌倉市(市長:松尾崇)は、職場リーダーの心理的資本の状態が組織の心理的安全性に与える影響に関して、共同で実証実験を行いました。その結果、職場リーダーの心理的資本への介入が職場の心理的安全性向上に好影響をもたらす結果を得ることができました。
実証実験の目的と経緯
ポジティブな心理的エネルギーで、積極的な行動や自律的な目標達成を促すエンジンである「心理的資本(psychological capital)」の開発手法をもとに人材育成・組織活性化のコンサルティングを行う株式会社Be&Doでは、心理的安全性向上を実現したいと願う組織に貢献するべく、鎌倉市に職場リーダーの心理的資本と職場の心理的安全性の相関を検証する共同での実証実験を提案しました。
これを受け、複数の課を対象とした調査および職場リーダーへの介入支援の取組みを2023年10月〜2024年3月の6カ月間にわたり実施し、検証作業を行いました。
実証実験の概要
職場リーダーの心理的資本が、職場の心理的安全性に影響を与えるという仮説のもと、本実証実験は、鎌倉市役所内の4つの組織を対象に、アンケート調査・ヒアリング調査、職場リーダーへの個別支援を用いて行いました。
調査対象者は61名、ヒアリング調査対象は12名、個別支援は管理職4名に実施しました。

実証実験の流れ
ステップ1:対象組織の心理的資本・心理的安全性の状態をアンケート・ヒアリング調査で把握
ステップ2:対象組織の管理職への個別支援(約6カ月間)
ステップ3:アンケート・分析にて検証結果を確認
検証の結果
4つの課すべてで、職場の心理的安全性が向上する結果となりました。また職場リーダーの心理的資本の向上との相関についても認められました。
なお、C課は検証前よりリーダーの心理的資本および職場の心理的安全性は相対的に高い状態だったため、変化はわずかでした。また、職場向けの事後調査にて、職場リーダーに対する客観的評価を回答してもらい平均をとったところ、各課のリーダーへの評価が向上しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11206/17/11206-17-d48c6689172b02585152563357fe76ab-600x371.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リーダーの心理的資本と職場の心理的安全性の変化率

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11206/17/11206-17-7de6718271308f04aaf06ef52d3c2ac6-1147x577.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
職場リーダーに対する課員からの客観的な評価

以上のことから、職場リーダーの心理的資本への介入が、職場の心理的安全性向上に寄与することが明らかになりました。
※サンプル数の関係上、統計的有意には至っていないため参考データとします。引き続き心理的資本と心理的安全性に対する評価検証は必要と考えます。

<心理的安全性とは?>
近年、イノベーションや生産性向上が重要であることの議論が盛んに行われており、その中で注目を集めているのが組織の「心理的安全性(psychological safety)」です。「チームにおいて、他のメンバーが自分が発言することを恥じたり、拒絶したり、罰をあたえるようなことをしないという確信をもっている状態であり、チームは対人リスクをとるのに安全な場所であるとの信念がメンバー間で共有された状態」(エイミーC.エドモンドソン)と定義されています。

<心理的資本とは?>
ポジティブな心理的エネルギーで、積極的な行動や自律的な目標達成を促す原動力となるもの。ルーサンス(F.Luthans)教授らによって提唱された心理的資本(psychological capital)は、人が自分らしくイキイキとライフ&キャリアを進んでいくためのカギとなるものです。会社やその他の組織にとってはメンバーの熱意や活力を高めるための個人の重要な資源ともいえます。令和元年度版厚生労働白書では、心理的資本の育成はワーク・エンゲイジメントの向上につながることが指摘されています。
鎌倉市について
山などの豊かな自然環境に恵まれた、約17万の人口を擁する都市。「世界に誇れる持続可能なまち」をめざし、共生・共創・SDGsなどの視点を取り入れた政策の推進に力を入れています。市のビジョンを実現するため、職員がいきいきと日本一の行政パフォーマンスを発揮する「チーム“鎌倉市役所”」に向けた取組を進めています。

URL:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/
株式会社Be&Doについて
Be&Doはひとりひとりの前向きな意欲を引き出しパフォーマンスを上げるために、人材育成や組織開発に関するコンサルティング及びサービスを開発・提供しています。サービスの根幹にあるのは、最新の経営学分野で注目されている心理的資本です。心理的資本を開発することで、個人も組織もポジティブな成果が期待できます。独自開発のツールを用いたソリューションなど、新しい視点でイキイキした人と組織づくりを支援しています。

URL:https://be-do.jp/
本ニュースリリースに関するお問合せ先
社名:株式会社Be&Do/担当:石見、橋本
TEL:06-6948-8095
問合せフォーム:https://be-do.jp/contact/
所在地:大阪市北区西天満2-8-1 大江ビル305
URL:https://be-do.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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