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『E-コンサル(R)』を提供するMediiが、アレクシオンファーマと連携し、より広く・早く希少疾患の医療情報を提供する取り組みを開始

(PR TIMES) 2022年09月28日(水)15時15分配信 PR TIMES

非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)や発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)といった希少疾患領域における専門医偏在の課題をオンラインで軽減

株式会社Medii(本社:東京都渋谷区、代表取締役医師:山田裕揮、以下「Medii」)は、アレクシオンファーマ合同会社(本社:東京都港区、社長:笠茂公弘、以下「アレクシオンファーマ」)と連携し、希少疾患である非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、低ホスファターゼ症(HPP)、全身型重症筋無力症(gMG)、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)における医師向けの情報提供活動に注力した取り組みを本日9月28日より順次、開始いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/60898/16/resize/d60898-16-5a3c6667f0f74d9d53c2-0.png ]


Mediiが提供する『E-コンサル(R)』は、地域に分散している特定領域の専門知見を有する専門医と、専門医のアドバイスを得たい医師をオンラインで繋げ、無料で症例相談ができるサービスとなっています。
患者数が少なく患者さんの対応に困ることが特に多い希少疾患や難病をはじめ、専門医の数が少ない内科系中心の領域で、それぞれの疾患を専門とする著名な先生方にも多数ご協力いただいているのが『E-コンサル(R)』の最大の特徴です。
これまで医師が希少疾患について、診断や治療をするための知見を有する機会は地域によっては少なく、希少疾患の疑いがある方への診断や治療に迷う際に『E-コンサル(R)』が活用されてきました。

一方、アレクシオンファーマは、「人生を変えるような革新的な治療法で、希少疾患の患者さんとそのご家族に希望をお届けする」というミッションを掲げ、希少疾患に特化した製薬企業として、知見を生かした革新的なイノベーションのもと、複数の領域の希少疾患のための治療薬を提供してきました。
疾患啓発の一環として、これまで、アレクシオンファーマは、希少疾患に関する適正情報を専門医の少ない地域にも提供してきましたが、そうした地域の医療従事者の皆さんのニーズにさらに応えるべく、より広く情報提供を加速させることが課題でした。

今回、これらの課題を解決したいアレクシオンファーマと、主治医と専門医が疾患に対する知見をシェアできる『E-コンサル(R)』を有するMediiが連携することで、医師に対して希少疾患の情報を適切に届けることができ、加えて、情報を得た医師が『E-コンサル(R)』で具体的な質問や相談を行うことで疾患の早期診断に繋げていくことを目指していきます。

対象とする5つの希少疾患は、非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、低ホスファターゼ症(HPP)、全身型重症筋無力症(gMG)、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)です。これらの疾患は、適切な医療介入により患者さんの身体的・心理的負担の軽減につながりますが、専門医の不足する地域では迅速な判断が難しい場合があります。

同取り組みでは、アレクシオンファーマから医師向け疾患啓発サイトに数多くの希少疾患に関する情報提供を受け、Mediiが運営する主治医と専門医が疾患に対する知見をシェア可能な『E-コンサル(R)』プラットフォームを活用することで、対象疾患の早期発見や適切な診断へと繋がる機会を提供して参ります。

希少疾患や難病は、疾患の種類が多い一方で、疾患ごとの診察機会が少なく、一人の医療従事者が十分な症例数を診療できる経験は限られています。Mediiは本取り組みを契機とし、『E-コンサル(R)』により、日本全国の主治医と専門医を繋げ、希少疾患の専門医の知見を最大化する仕組みを広めることで、より多くの希少疾患の患者様の治療体験ならびにQOL向上に貢献できるよう推進していきます。

同取り組みは、アストラゼネカ株式会社が推進するi2.JP(アイツードットジェイピー)の一環として実施しています。i2.JPは、アストラゼネカが世界で展開するヘルスケアイノベーション拠点「A.Catalyst Network」の一員として2020年11月に日本で発足し、オープンイノベーション活動を積極的に推進しています。スタートアップ、医療従事者、地方自治体、アカデミア、民間企業を結び付け、ヘルスケア分野の問題解決に向かい、集合知で実用的な最適解を一緒に生み出すための活動を展開しています。

<医師向け希少疾患啓発サイト:9月28日開設>

[表: https://prtimes.jp/data/corp/60898/table/16_1_428909e71f91d03b93ce405763226b16.jpg ]


低ホスファターゼ症(HPP)は、9月29日開設、全身型重症筋無力症(gMG)、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)は、10月以降に順次公開予定となります。

■E-コンサル(R)とは
『E-コンサル(R)』は医師が院外や遠方の専門医に無料で1対1のコンサルを受けられるオンラインサービスです。診断が難しい症例や自身の専門外の症例を『E-コンサル(R)』上のチャット機能及びビデオ通話を通じて匿名で相談が可能です。
回答には全専門領域にわたり、各領域の医師にご推薦いただいた600名以上の専門医が協力しており、相談医からの内容に応じて、最適な専門医へシステム通知され、その内の1名とマッチングされます。地域偏在の課題が大きく知見が行き渡っていない免疫難病や希少疾患を中心に全ての専門領域を扱っています。
詳細:https://medii.jp/service/

■株式会社Mediiについて
Mediiは「専門医偏在問題の解決を目指す」ことをMissionとして、医師専用オンライン専門医相談サービスを運営するスタートアップ企業です。代表の山田は現役のリウマチ膠原病専門医であると同時に自身も免疫難病患者でもあり、医師と患者の双方向の視点で医療構造を仕組みから変えるためにMediiを創業しました。医師が少ないどんな地域に住んでいてもより良い医療を全ての人が受けられる世界を実現するため、多くの専門医の先生のご協力ご支援の元、特に課題の大きな希少難病を中心とした専門医知見をオンラインで拡げる事業を展開しています。

会社名:株式会社Medii
所在地:東京都渋谷区2丁目6-6 Good morning building by ANRI 201
設立 :2020年2月20日
資本金:100,000,000円
代表者:代表取締役医師 山田 裕揮
事業内容:オンライン専門医相談サービス『E-コンサル(R)』の提供
URL :https://medii.jp

■アレクシオンファーマ合同会社について
アレクシオンファーマ合同会社は、2021年のアストラゼネカとアレクシオン・ファーマシューティカルズとの統合により生まれた、アストラゼネカグループの希少疾患部門アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズ(本部:米国マサチューセッツ州ボストン)の日本法人です。アレクシオンは約30年にわたり、希少疾患のリーダーとして、患者さんの生活を一変させるような治療薬を発見、開発、販売することで、希少疾患ならびに深刻な症状の患者さんとご家族への貢献に注力しています。アレクシオンは、補体カスケードの新規分子と標的を対象に研究を行っており、血液、腎臓、神経、代謝性疾患、心臓、眼科、および急性期の治療薬を開発し、世界50ヵ国以上で患者さんに提供しています。アレクシオンファーマ合同会社に関する詳細については https://alexionpharma.jp/ をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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