プレスリリース
オープンシラバス制度(R)で約30種の特別体験講座の受講が可能に
国立音楽院(東京本校:東京都世田谷区)は、2022年8月に約1ヶ月間の夏期特別体験講座を開催致します。どなたでも国立音楽院のオープンシラバス制度(R)によって、約30種類のさまざまな講座を自由に受講することが可能です。
「授業の自由選択制度」が持つ将来性
国立音楽院は、日本の修学システムではなかなか実現が難しかった「オープンシラバス制度(R)」をいち早く提唱してきました。
この制度は、学科や分野の枠を越えて、生徒が自身の学びたい授業を自由に選択できる制度です。
学科や分野の垣根を超えた学習は、アメリカでは一般的に認知されている修学システムですが、日本においては長らく物珍しい制度でした。
学校法人の枠組みによる制約からこぼれ出す時代のニーズ、日々変わり続けていく現場に求められる教育の在り方。こういった現状と向き合った結果、国立音楽院は学校法人の枠組みの外で長年にわたりオープンシラバス制度(R)の運営を続けています。
近年ではさまざまな中学校や高等学校、一部の大学などでカリキュラムの見直しがなされ、選択授業の幅が広がりつつあります。学びの自由度が高まり、専攻分野の枠に囚われない学びの姿勢は少しずつ日本でも浸透し始めています。
こうした学習はマルチな分野で活躍する新世代の生き方を実現するためにも、理にかなう側面があります。
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作曲・演奏・音響を同時に学ぶ方や、音楽療法の現場に活かすためにジャズの即興を学ぶ方など、目標に合わせた学習が可能
国立音楽院のオープンシラバス制度(R)
音楽の世界においても、実際の業務ではさまざまな分野のセクションが協力し合いプロジェクトが成り立っています。
オープンシラバス制度(R)で自身の役割や専攻分野以外のセクションについて知り、学んでいくことで、どのように業務が成り立っているか自然な流れで体得し、知識と技術が連動していきます。
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管楽器リペア科在籍生の多くが演奏者としてコンサートのステージに立っている
国立音楽院には、さまざまな分野の設備がひとつの校舎の中に集まっています。
演奏者が楽器の製作・修理を学んでいたり、ライブステージの出番を終えた後はステージ裏方へまわり他の演奏者の音響を手掛けたりと、分野の垣根はほとんどありません。
学びたいものだけを集中して学ぶこともできれば、専攻分野とともに興味がある分野を同時に学べるという「選択の自由」があります。
オープンシラバス制度(R)には、小学生〜高校生の好奇心旺盛で多感な年代には、さまざまな分野の専門授業に触れる経験を重視する、また社会人であれば仕事の状況に合わせて学習スケジュールを組み立てる、というように多様な学びの形があります。
将来の方向性を決める進路選びを無理に急ぐ必要も、年齢や経験によって学習を断念する必要もありません。
オープンシラバス制度(R)は、ひとり一人が持つ可能性を広げ、同時に多様な学びの機会を提供する修学システムです。
国立音楽院の約30種類の夏期特別体験講座
2022年8月に開催する夏期講習、特別体験講座は約30種用意されています。講座の一例は以下の通りです。
・作曲入門講座
・コンピュータミュージック体験
・ボーカロイド体験
・レコーディングエンジニア体験
・ヴォイストレーニング&レコーディングのコラボ講座
・バンド体験
・ライブってどうやるの?本番までの流れを体験
(準備から演奏本番まで、演奏や音響など様々な視点から学ぶ)
・音大対策講座/音大受験に向けての質問・相談
・音楽療法演習
・幼児リトミック実践体験
・社会人のためのエレクトーン公開講座
・管楽器リペア体験
・ソルフェージュ&即興対策
・エレキギター/ベース メンテナンス体験
約30種類の講座から好きなものだけ受講することも可能ですが、ぜひ複数の講座を組み合わせて受講してみて下さい。
作曲・音響・バンド・音楽療法・楽器製作リペア・音大受験など、ご興味のあるキーワードがひとつでもありましたら、それをもとにどの講座が関連し連動するかをご案内させて頂くこともできます。
国立音楽院は学びに制限を設けず自由に講座を選択し、ご自身に合う学びの形を見つけるお手伝いを致します。お気軽にご相談下さいませ。
プレスリリース提供:PR TIMES