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Zytronic Displays Ltd.

ザイトロニック、デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2021に出展

(PR TIMES) 2021年04月14日(水)19時15分配信 PR TIMES

配線が見えない状況でガラス全体に電力伝送可能な製品と、非接触タッチセンサを国内初公開


[画像: https://prtimes.jp/i/40145/12/resize/d40145-12-231194-0.png ]


タッチテクノロジーのイノベーターである英ザイトロニック・ディスプレイ(Zytronic Displays Ltd.、本社: 英ニューカッスル、CEO: マーク・ケンブリッジ、以下: ザイトロニック)は、デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2021(会期: 2021年4月14日〜16日、会場:幕張メッセ、出展ブース: No.5S11)に出展します。展示ブースでは、工業デザイン、建築、芸術・文化、照明の分野の常識を覆し、質を高めることを目的としたザイトロニック独自の二つの技術をデモンストレーションします。

最初のデモンストレーションでは、ガラス越しに電力を配線が見えない状態で伝送する革新的な方法を説明します。ElectroglaZ™と名付けられたこの特許出願中の技術は、低電力のデバイスやワイヤレスのアプリケーションに新たな可能性をもたらします。ザイトロニックの半世紀にわたる精密ガラス積層・加工の経験を活かしたこの技術は導電性に優れ、しかも完全に透明なガラスパネルを2枚以上接合した、特製の光学的に明澄な積層体です。この積層配置により、積層体の絶縁表面の内側導電性コーティング全体に電力が伝わります。この電力を利用するために、通常30〜100mmの小さな開口部を合わせガラスに加工し、そこに顧客の接続装置や電気機器、アセンブリをはめ込んで、正と負に帯電した内部コーティングに接続します。また、外部電源を合わせガラスに接続できるように、ガラスの外周に幅1mmの導電性プリントバスバーが取り付けられています。

ザイトロニックで日本事業開発部マネジャーを務める齊藤昌己氏は、次のように述べています。「ElectroglaZ™は、ガラスパネル内に配置された低電力のパッシブ電子機器や電気機械機器なら、ほぼどんな種類でも不可視に電力供給ができます。将来性としては、博物館、美術館、高級ブランド店などのLEDライト付き展示ケースや棚ユニットなどへの利用が考えられます」

ElectroglaZ™は、USBソケット、誘導式充電パッド、モーター、ファン、防犯カメラやセンサ、HVACシステムの空気監視ユニット、小型ディスプレイなどにも低電力(50V/4A以下)を供給することができます。工業デザイナーは、ElectroglaZ をザイトロニックの特許製品であるマルチタッチ・プロジェクテッド・キャパシティブ・テクノロジー(MPCT™)と組み合わせ、マルチユーザ・タッチ・インタラクティビティや物体認識機能をスマートテーブルや他のデザイン主導の家具などに適用できます。また、3次元的なタッチを実現するために、ガラスの表面から30mm以上離れた場所からユーザの操作を検知できるZyBrid(R) Hover - 非接触型ホバーセンサ技術を取り入れることも出来ます。この機能は、セルフサービス用のタッチスクリーンに触れることに対する一般市民の不安が高まっているコロナ禍の状況で特に重要な意味を持ちます。

DSJで初展示するザイトロニックの二番目のデモユニットは、エレベーターのタッチ・スクリーン・コントロール・パネルのシミュレーションです。齊藤氏は、次のように説明します。「エレベーターの押しボタンは、タッチポイントとして使用度が高いのですが、従来のパネルでは通常機械式ボタンが主流で、清潔に保つのが難しく、病原菌の温床になりかねず、使用者にとっては危険で不安なものです。フラットで清掃しやすいガラス製のZyBrid(R) Hoverタッチセンサをディスプレイに重ねることで、この衛生上の問題を解決します。"ホバー・タッチ・モード "で操作すれば、操作面に物理的に直接触れる必要さえありません」。

操作は、ダイレクトタッチモードと非接触モードで必要に応じて切り換えが可能です。ダイレクト・タッチ・モードでは、ガラスセンサのオーバーレイは簡単に清潔に保つことができます。そしてホバーモードでは、ガラスの表面から30mm以上離れていても、ユーザの操作を感知することができます。ZyBrid(R) Hoverセンサに採用されている投影型静電容量タッチ技術(PCAP)は、たとえ厚手の作業手袋をしていても、指(または導電性スタイラス)のみに反応するようになっており、一方、袖やネクタイ、ハンドバッグなどが誤ってまたは偶然接触しても反応しないようになっているので、このような利用ケースに適しています。

DSJ会期中、齊藤氏がザイトロニック展示ブース(No.5S11)に駐在します。デモや打ち合わせのご予約を希望される場合は、メールにてinfo@zytronic.jpまでお問い合わせください。現在ご検討中のプロジェクトニーズに関するご相談は、メールにてinfo@zytronic.co.ukまでお問い合わせいただくか、send us an enquiryからタッチセンサーテクノロジーの詳細についてお問い合わせください。ザイトロニックの詳細は、www.zytronic.co.uk をご参照ください。

ザイトロニックについて
ザイトロニック・ディスプレイ社の国際的に賞を受賞したタッチセンサは、ATM、デジタルサイネージ、セルフサービスキオスク、ゲーム機、および産業用や医療用OEM(相手先ブランド供給業者)などの領域でグローバルに使用されています。同社の成功は、85インチ以上のカスタムデザインで提供できる、特許取得済みの耐久性の高いタッチセンシングテクノロジーに基づいています。ザイトロニックは英国のニューカッスルにある製造およびR&Dセンターに加えて、東京、台北、テキサス州オースティン、ジョージア州アトランタに営業所を置き、代理店の世界的なネットワークを持っています。詳細は当社Webサイトをご参照ください(www.zytronic.jp)。

以上
ZYT014

プレスリリース提供:PR TIMES

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