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プレスリリース

昭和電工株式会社

ドイツの断熱部品メーカー、ISOLITE GmbHの譲渡に関するお知らせ

(PR TIMES) 2022年08月09日(火)20時15分配信 PR TIMES

昭和電工マテリアルズ株式会社(社長:高橋 秀仁)は、ドイツに本社を置くCERTINA Automotive Products AG及びこれに関連する会社(以下、「CERTINA グループ」)との間で、自動車・航空機・産業用途の断熱部品を製造・販売するISOLITE GmbH(以下、「ISOLITE社」)及びISOLITE社のグループ会社を、CERTINAグループに譲渡する株式譲渡契約を締結しました。
 昭和電工マテリアルズは、2017年にISOLITE社をグループに加え、日本及び欧州における自動車・航空機・産業用断熱部品の販売拡大を図るとともに、低燃費等の市場ニーズに対応した断熱部品の開発を進め、自動車エンジン・排気系部品等の熱マネジメントに関する製品を提供してきました。
 一方で、昭和電工マテリアルズは、2023年1月に昭和電工と統合し、Resonac*1として始動する予定です。「日本発の世界トップクラスの機能性化学メーカー」を目指し、持続的成長の実現のために、規律をより意識したポートフォリオの継続的な見直し及び最適な経営資源の配分を実施していくことが重要であると考えています。こうした中での検討を踏まえ、CERTINAグループにISOLITE社を譲渡することを決定しました。CERTINAグループは自動車部品を含む製造業において専門的な知見及び経営資源を有し、豊富な案件実績を誇っている会社で、同社の元で事業拡大を図ることが最適と判断しました。

 昭和電工グループは「化学の力で社会を変える」をパーパス(存在意義)とし、共創型化学会社として、志を共にするステークホルダーや共同体との共創を通じてよりよい社会を創り出し、持続可能なグローバル社会の発展に貢献することを目指して変革を進めます。

 なお、ISOLITE社の譲渡による当社業績への影響は軽微と見込んでいます。

*1 2022年9月下旬に開催予定の臨時株主総会にて承認された場合、社名を変更


1. ISOLITE社の概要
(1)名称        ISOLITE GmbH
(2)所在地       ドイツ ラインラント=プファルツ州 ルートヴィヒスハーフェン
(3)代表者の役職・氏名 CEO 塚原 聡
(4)事業内容      自動車・航空機・産業用途の断熱部品の製造・販売
(5)資本金       25,000ユーロ
(6)設立年月日     2005年
(7)大株主及び持株比率 HT Beteiligungs GmbH*2 100%
 *2 昭和電工マテリアルズの完全子会社

2. CERTINA Automotive Products AGの概要
(1)名称        CERTINA Automotive Products AG
(2)所在地       ドイツ バイエルン州 ミュンヘン
(3)代表者の役職・氏名 CEO Dr. Stefan Brungs
(4)事業内容      欧州を拠点とする中小企業への投資
(5)設立年月日     1997年(CERTINAグループ)


 昭和電工グループは、半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル等に関連する製品の製造・販売を行う化学会社です。2020年に昭和電工マテリアルズ株式会社(旧日立化成株式会社)がグループに加わったことで2021年度の売上高は1兆4千億円を超え、世界26の国や地域にある製造・販売拠点でグローバルに事業を展開しています。
 当社グループは、2023年1月にResonacへの社名変更を予定しており*、今後も事業活動を通じてパーパス「化学の力で社会を変える」を実現していきます。詳しくは各社ウェブサイトをご覧ください。
  昭和電工株式会社 https://www.sdk.co.jp/
  昭和電工マテリアルズ株式会社 https://www.mc.showadenko.com
* 2022年9月下旬に開催予定の臨時株主総会にて承認された場合

プレスリリース提供:PR TIMES

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