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株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース

《コロナ禍で学生の安定志向に拍車》「2021年【夏】(2023卒就活前半戦調査)大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」結果発表 <速報ベスト20>

(PR TIMES) 2021年12月08日(水)20時15分配信 PR TIMES

〜コロナ不況の中でも業績を伸ばした大手企業に人気が集中〜

株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース(本社:東京都文京区、代表取締役社長:筒井智之)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職先人気企業ランキング調査」を実施しました。当社の調査する「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」は1978年の調査開始以来45年度目を数えます。
コロナ禍により企業の1日仕事体験、キャリア支援プログラム等を含めた「インターンシップ類」は職場受け入れ型からオンラインへの移行が本格化し、学生の参加率、参加回数ともに増加するニューノーマル就活へと変貌しています。こうした中で学生の意識はどう変わっているのか。夏(23卒就活前半戦)、春(23卒就活後半戦)の2回に分けて学生の意識を読み解きます。今回は就職・採用戦線プレシーズンの2021年夏(23卒就活前半戦)ランキングをお届けします。
調査結果トピックス
今秋に緊急事態宣言が解除され大学生のワクチン接種も進んでいますが、引き続きコロナウイルス第6波による感染再拡大が懸念されています。コロナにより経済・雇用情勢が不安定になる中で、今上期最高益を更新した総合商社やメガ損保、コロナ禍で加速するDX投資の拡大を背景に業績が好調なIT・情報系大手はじめ、業績を伸ばした大手企業に人気が集中し、文理男女ともに学生の安定志向が目立つ結果となりました。

文系男子ランキング
高業績企業に人気が集中
伊藤忠商事が3年連続1位

[画像1: https://prtimes.jp/i/53461/7/resize/d53461-7-cbde4919cec8dc25dce2-0.png ]

伊藤忠商事が3年連続で1位となったほか、三菱商事が3位とトップ10に総合商社が2社ランクインした。
1位の伊藤忠商事は、21年3月期に創業来初となる時価総額と株価、連結純利益の総合商社「三冠」を達成。鉄鉱石価格の上昇で金属資源が伸びるほか、企業の旺盛なDX(デジタルトランスフォーメーション)需要を取り込んだ情報・金融事業も好調。全事業部門で増益を確保し22年3月期も最高益を更新する見込みだ。
総合商社は資源高を追い風に、「資源バブル」以降に強化してきた非資源分野を収益基盤に最高益を更新する見込みで、三井物産(12位)、丸紅(13位)、住友商事(16位)、双日(17位)と人気を取り戻しつつある。
大手金融機関では東京海上日動火災保険(2位)、三井住友海上火災保険(4位)、損害保険ジャパン(7位)とトップ10にメガ損保3社が顔を揃え、損害保険業界の人気が目を引く。
22年3月期はメガ損保3社ともに最高益を見込むなど業績は好調。コロナの感染拡大や自然災害の多発化・激甚化、気候変動対策やサイバーリスクなど社会的課題が深刻化する中で損害保険業界に対する学生の注目が高まっているようだ。
昨年はコロナによる対面販売自粛により業績に影響を受けた生命保険業界も、保険料収入の反動に加えて企業業績回復による株式配当金、投資信託分配金などで増収となり、日本生命保険(5位)、第一生命保険(8位)の2社がトップ10に入った。
証券業界は、コロナの戻り相場に加えて企業活動の持ち直しでM&Aが活発になり、投資銀行部門が好調な大和証券グループ(6位)がトップ10に入った。
一方で上半期の連結純利益総額が最高益を記録したメガバンクは三井住友銀行(18位)、三菱UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループは20位圏外と業績は好調ながら伸び悩んだ。
その他トップ10には、NTT都市開発(9位)三井不動産(10位)と不動産デベロッパー2社がランクインした。
総じてコロナ感染拡大により経済・雇用情勢が不安定になる中で業績を伸ばした大手企業に人気が集中する、学生の安定志向が目立つ結果となった。

理系男子ランキング
IT・メーカー人気継続
NTTデータが2年連続で首位

[画像2: https://prtimes.jp/i/53461/7/resize/d53461-7-0e4eacfa331aa9c9247d-1.png ]

※1 ソニーグループの2020夏(22卒前半戦)の順位はソニーの順位

コロナ禍にあっても業績を伸ばしている大手企業に人気が集まる傾向は理系男子も同様だ。
コロナの感染拡大によりビジネス環境が大きく変わる中、DXに対する企業の関心は引き続き高く、デジタル投資の拡大を背景に業績が好調なIT・情報系大手のNTTデータ(1位)、野村総合研究所(3位)、Sky(9位)とトップ10に3社ランクインした。
2年連続で1位となったNTTデータは32期連続で増益となったほか、3位の野村総合研究所も売上高、営業利益が日本基準で過去最高を更新。両社ともに学生の知的好奇心に応えるインターンシッププログラムを提供しており人気を集めた。
大手電機メーカーは、コロナによる巣ごもり需要でゲーム・ネットワークサービスや音楽などエンタメ事業が業績をけん引し、21年3月期に初めて純利益が1兆円を突破したソニーグループが7位、リーマンショック以降、社会インフラとITに軸足を定めて「選択と集中」を進め、最高純益を更新した日立製作所が8位とトップ10に2社ランクインし、理系ランキングらしい顔ぶれとなった。
IT・情報、電機メーカー大手の復権を受け、一時期理系男子の上位を独占した総合商社は伊藤忠商事(2位)三菱商事(5位)、の2社がトップ10入りするに留まった。
このほかNTT都市開発(4位)、三井不動産(6位)と不動産デベロッパーが2社、東京海上日動火災保険(10位)がトップ10に入った。

文系女子ランキング
ダイバーシティ積極推進企業が上位
東京海上日動火災保険が1位

[画像3: https://prtimes.jp/i/53461/7/resize/d53461-7-c2ef0f53f70d7ff161c0-2.png ]



1位の東京海上日動火災保険をはじめ、三井住友海上火災保険(3位)、日本生命保険(5位)、損害保険ジャパン(7位)、大和証券グループ(9位)、第一生命保険(10位)と大手金融機関がトップ10に6社ランクインした。
業績のよい企業に人気が集まる傾向は男子同様だが、文系女子は女性が長く働きやすい環境や制度、活用実績を重視する傾向が強い。この点で大手金融機関は伝統的に女性の採用数が多く、ライフステージの変化に応じて仕事と私生活を両立させやすい制度の利用実績や、制度を活用しながらキャリア形成して活躍する先輩社員のロールモデルは豊富で申し分ない。
1位の東京海上日動火災保険は社員の約半数が女性で、早くからジェンダーギャップの解消に取り組んでいる。役員を含めて女性管理職308名が営業や損害サービスの第一線の責任者として活躍。3位の三井住友海上火災保険も、課長以上の女性管理職は16.5%と年々向上している中、新たに女性限定の副支店長・副部長ポストを新設するなど、積極的に女性活躍支援に取り組んでいる。
総合商社は従来の取り組みに加えて新たに「女性活躍推進委員会」の立ち上げを発表した伊藤忠商事(2位)、三菱商事(8位)の2社がトップ10に入った。
このほか、豊富なコンテンツを武器に電子書籍や権利ビジネスのグローバル展開を進め20年11月期に今世紀最高益となった講談社が4位、女性活躍推進に四半世紀以上の歴史を持ち女性管理職比率34%を誇るベネッセコーポレーションが6位となった。
従来文系女子学生の憧れの的として高い人気を誇ってきた航空・旅行・レジャー業界は低迷した。

理系女子ランキング
不動産デベロッパー躍進
明治グループがV2

[画像4: https://prtimes.jp/i/53461/7/resize/d53461-7-be09305726568a722e33-3.png ]



明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)が2年連続で前半戦調査1位となった。理系学生は学生時代に学んだ専攻を生かせる環境を重視する傾向があり、食品関連メーカーは機電からバイオまで理系学生の専攻を幅広く生かせる業界として意識されているが、トップ10には1社にとどまった。
変わって躍進したのが内需型で比較的コロナによる業績の影響が少なく、話題性のある再開発案件に事欠かない不動産デベロッパー、ゼネコンだ。実際のビジネスに基づいて全国で手掛ける街づくりのリアルを体験できるインターンシッププログラムが好評のNTT都市開発(2位)をはじめ、三井不動産(3位)、大成建設(7位)、三菱地所(10位)とトップ10に4社ランクインした。
花王(4位)はじめ、資生堂(8位)など女子学生に身近な製品を開発している化学・化粧品メーカーも人気は健在だ。
文系女子でも大幅に順位を上げたベネッセコーポレーションが5位に入ったほか、伊藤忠商事が6位、DXでも存在感を増す大日本印刷が9位にランクインした。

【調査概要】
2021年【夏】(2023卒・就活前半戦調査)
大学生が選んだ就職先人気企業ランキング
◆調査対象
ダイヤモンド就活ナビ2023に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生
文系:国公立大学90大学 私立大学24大学とその大学院生
理系:国公立大学93大学 私立大学20大学とその大学院生
◆有効回答   3,334名
◆調査期間   2021年5月20日〜11月4日
◆調査方法
メールと手渡しによるアンケート方式
回答方法はインターネット・イベントでの回収を併用
就職希望企業先を志望順に8社まで記入
1位企業=5ポイント、2位企業=4ポイント、3位企業=3ポイント、4位企業=2ポイント、
5位以下は1ポイントで加重集計し、ポイントの多い順にランキングを作成。

【会社概要】
会社名:株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース
所在地:〒112-0002 東京都文京区小石川5-5-5 プライム茗荷谷ビル
代表者:代表取締役社長 筒井 智之
設立:1997年8月
URL:https://www.diamondhr.co.jp/

【事業内容】
・HD(人材開発)事業
ダイヤモンドHD関連商品(テスト・教育テキスト・研修等)の販売
・新卒メディア事業
ダイヤモンド就活ナビ・ダイヤモンドLIVEセミナー等の運営、
個別セミナー・個別制作物の受託 他
・人材紹介事業
新卒者紹介 他
・大学支援サービス
学内説明会・セミナー講演・制作物の受託 他

【お問い合わせ先】
https://www.diamondhr.co.jp/contact/request.html



プレスリリース提供:PR TIMES

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