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シーナリージャパン株式会社

第四回「アトリエ・イグアナアイ」を開催

(PR TIMES) 2016年12月05日(月)11時20分配信 PR TIMES

「原始の目で、現代を見つめ直す。」イグアナアイのワークショップ


去る11月22日、イグアナアイの感性を共有する場として今年4月に始まったワークショップ「アトリエ・イグアナアイ」の第4回が、「『自然』のかたちから学ぶもの」と題して開催されました。今回、イグアナアイ総合プロデューサーの齋藤峰明と登壇頂いたのは、東京大学総合研究博物館館長 西野嘉章教授。「『「自然』は人にとって唯一無二の資源庫であり、人知がいかに拡大しようと尽きることのない、利用可能にして無尽蔵のリソース・ボックス」と語る西野教授。そのミュージアム活動を通じた“体験”から、現代に生きる我々が「自然のかたち」から何を学び得るのか?をお話し下さいました。


[画像1: http://prtimes.jp/i/17541/7/resize/d17541-7-925501-0.jpg ]


人間は昔、裸足で歩いていた。足二本が唯一大地に常に接していた。その後の近代化で、ハイヒールや底の厚みのある靴が登場し、大地に接しなくなってしまった現代人。何十万年前からの人間の営みを現代はやめてしまって、人間は本当に幸せなのだろうか?イグアナアイという「履物」を通して、人間がそもそも持っていた感性を取り戻せないか?と冒頭、齋藤からの問い。ワークショップでは、イグアナアイの本来的な価値に迫る場となりました。

自然界は至って合理的
齋藤峰明と西野教授との出会いは、遡ること十数年前、齋藤がエルメス・ジャポンの社長時代にエルメスが初めて機械式時計を発表する場となった、東京大学総合研究博物館小石川分館(東京大学の前身となった旧東京医学校本館)でのこと。当時、同博物館の館長だった西野教授は、美術史学、文化財保存科学、博物館工学といった学術分野で研究をされてきており、現在は「インターメディアテク」の館長でもある。そんな西野教授を、齋藤は本当のエステット(フランス語で「審美者」の意)と呼ぶ。そんな西野教授の類まれな美的感覚によると、「アートとサイエンスの境界は非常に曖昧。アートか、サイエンスかではなく、アートでありサイエンス。本質的な違いはない」との見解。巻き貝の形状は建築に応用されているし、ひまわりの花の構造も教会のドームなどに使われている。人は、自然から様々な形を学んできた。数学者フィボナッチは、オウムガイの構造を数列で合理的に解き明かす。オウムガイの内部形状は“黄金比”であり、最も少ない資源で内側から成長する物を包む最大の容積の外皮を確保すると、この形状にならざるを得ない。西野教授曰く、「究極のエコノミー。自然界は進化の過程でそういう合理性を持っている」それを建築に応用したのが、ル・コルビジェ。「ユニバーサルデザイン」となった、無限成長ミュージアムを考案した原型もまた「自然」だった。
[画像2: http://prtimes.jp/i/17541/7/resize/d17541-7-423409-1.jpg ]


モノの価値について考えたことがありますか?
自然界の合理的なあり方、構造を何かに利用できないか。虫食いだらけの明治時代の昆虫標本を、写真を取ってデジタル化してみる。それをパターン化して最高級の布地にプリントし、服を作ってパリコレに持って行った。それが、その年のパリコレやミラノコレクションの謂わば「トレンド」になった。帝国大学の捨てられる運命だった標本を、「リサイクルした」というストーリーが、洋服の付加価値になる。ワニの標本は一点もの。エルメスのクロコダイル製のバッグは、(お金を出せば)買うことができるが、東大の標本には価値がつけられない。買うことができない。「モノの価値について、本当に考えたことがありますか?」

「自然が作ったモノを、人間が真似ている。自然が本当にすごい、人間が自然よりすごいモノを作れると思ってしまうことが怖いなと思う」(齋藤)「世の中が何と言おうと、自分はこれに価値があると思ったら、それを大事にする。"ゴミ"がある日突然化ける」(西野教授)イグアナアイは、アマゾンの奥地の人々の生活に倣って、足裏で大地に触れる構造にすることで、人間らしい感性を取り戻す。そこに、現代に於ける新しいライフスタイルという価値とストーリー(哲学)が生まれる。そんなイグアナアイについて、「最先端の素材で、貝殻の時代を再現」と西野教授。「古いモノに新しい息吹を入れて、僕らの時代にしかできないものを創る」ことが価値になる。ビジネスでも、古いものに学び、それに現代のテクノロジーを組みわせることができれば価値が生まれる。古いものと新しいものに、ブリッジをかけることが大事。
[画像3: http://prtimes.jp/i/17541/7/resize/d17541-7-630713-2.jpg ]


自在に頭の中でキュレーションする力
アルブレヒト・デューラー(ドイツ・ルネサンス期の画家、版画家、数学者;1471年〜1528年)が1514年に製作した銅版画「メランコリアI(Melencolia I)」。傑作と謂われながらも、寓話的な画題がいくつも書かれていて、様々な解釈がある。その中に描かれている、奇妙な多面体。西野教授曰く、「芸術のアレゴリーにこういうものを入れこんだデューラーは、それが魔法的ですごい秩序を秘めたものだと認識していたのではないか?」人々は、何の人為も加えず自然が生み出す結晶から、驚きを得てきた。人間が五角十二面体を解明するのに、なんと一千年もの月日がかかった。人間にとって謎に満ちた多面体の鉱物結晶を芸術に取り入れることで、自然界のものと人為的なものとの境界線を暗示し、それを繋ぐ。次世代の価値を生み出すためのブリッジをかけるためには?「頭の中で自在にキュレーションできる人は、色々な所で活躍する能力がある」と西野教授。


【アトリエ・イグアナアイとは】
イグアナアイの事業目的は、画期的な商品の提案を通して社会に問題提起を行い、そのより良い発展に寄与することです。ブランドフィロソフィーは、「原始の目で、現代を見つめ直す。」ことで、現代の都市環境や現代人の暮らし方を見直し、ひとりひとりがより自然な形で、自分らしく生きるためのヒントを提供したいと考えています。その一環として、イグアナアイでは定期的にテーマ別に各分野のエキスパートを迎え、「アトリエ・イグアナアイ」を開催しています。

※次回は2017年1月の開催を予定しています。詳細は、イグアナアイのフェイスブックにてご覧ください。
https://www.facebook.com/IguaneyeJapan/

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イグアナアイ青山本店
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-14
Tel: 03-6427-2703 Fax: 03-6701-7619
http://www.iguaneye.jp/



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