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ライオン株式会社

若田宇宙飛行士と子どもたちが宇宙と地上で一緒に歯みがき!ライオンの「すすぎが簡単なハミガキ」で水が貴重な宇宙生活を疑似体験

(PR TIMES) 2023年01月19日(木)14時15分配信 PR TIMES


 ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、生活環境、身体、経済、教育・情報などの状況に関わらず、すべての人により良いオーラルケアの機会を提供する「インクルーシブ・オーラルケア」活動の一環として、朝日新聞社 総合プロデュース本部が主催した、宇宙に滞在する若田宇宙飛行士とのオンラインイベント『教えて!若田宇宙飛行士「宇宙と地上の生活ってどう違うの?」』に協力しました。

■ 企画の背景
 本イベントは、現在、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士・若田光一さんと、参加した子どもたちがライブ中継にて交信し、地上と宇宙の違いについて子どもたちに学んでもらうために開催されました。宇宙生活では水は貴重な資源であるため、水を必要とする歯みがきは“超節水”で行う必要があります。そうした課題に対し、2020年にJAXAが公募した「宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」において、当社が「すすぎが簡単なハミガキ」を提案。2021年にISSへの搭載が決定したことから、今回のイベントへのサポートが実現しました。


[画像1: https://prtimes.jp/i/80948/3/resize/d80948-3-2f9675f5b965106baebd-1.png ]

■ イベント内容
 今回のイベントは、若田宇宙飛行士がいる国際宇宙ステーション(ISS)、宇宙ビジネス拠点「X-NIHONBASHI」スタジオ、約40人の子どもたちのご自宅の3ヵ所をオンラインでつなぐ形で開催されました。
 JAXA職員から生活用品や宇宙食の紹介を受けながら宇宙での暮らしについて学んだあと、早速、若田宇宙飛行士との交信が始まりました。約40人の子どもたちが「若田さーん!」と呼びかけると、画面上に中継で繋いだ若田さんが登場。一斉に、子どもたちの顔に大きな笑顔が広がりました。若田さんは、子どもたちと元気に挨拶した上で、水が貴重な宇宙での生活における工夫や苦労を分かりやすく紹介してくれました。
 続いて、宇宙と地上での同時歯みがき体験のパートに。実際にISSで若田さんが使っている「すすぎが簡単なハミガキ」の登場です。「すすぎが簡単なハミガキ」は、泡で出てくるハミガキです。参加した子どもたちには、あらかじめ宇宙での歯みがきを疑似体験できるセットが配付されており※1、泡のハミガキをハブラシに乗せ、口の中のすみずみまで行きわたらせながら歯をみがき、水を使わずにティッシュに吐き出すまでを若田さんと一緒に体験しました。
※1 ISS搭載の「すすぎが簡単なハミガキ」と地上で子どもたちが使用したハミガキは異なります。


 宇宙飛行士になった気分で歯みがき体験をした小学生からは、「初めての体験で不思議な感じがしたけど、(ハミガキが)口に残りにくくて面白かったです」と感想を話しました。若田さんは、「ISS滞在中はムシ歯や病気の治療が難しいので、地上にいる以上に健康の維持やオーラルケアの生活習慣を大切にしています」とコメント。その上で、若田さんは「今日は皆さん宇宙飛行士になったつもりで歯みがきしてくれたと思います。私も皆さんと一緒に体験が出来てとてもうれしいです」と笑顔を見せました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/80948/3/resize/d80948-3-2e19ec1d4306d4a504b7-0.jpg ]

 その後は、「すすぎが簡単なハミガキ」を開発した当社の研究員が登場。宇宙と地上の歯みがきの違いに関する〇×クイズを実施したほか、「すすぎが簡単なハミガキ」の開発秘話を語りました。宇宙の歯みがきにおける、「水がとても貴重」「物を運ぶのがとても大変」「今までの宇宙の歯みがきは気持ちのよいものでなかった」といった3つの課題を、「すすぎが簡単なハミガキ」によって解決したプロセスを紹介。「実際に宇宙でも(地上と同じように)使えるのか」という検証では、若田宇宙飛行士から直接アドバイスを受けたエピソードも紹介しました。

■イベント概要
日時:2022年12月6日(火)
場所:X-NIHONBASHI(東京・日本橋/地上)、国際宇宙ステーション「きぼう」(宇宙)
イベント名称:教えて!若田宇宙飛行士「宇宙と地上の生活ってどう違うの?」
主催:朝日新聞社 総合プロデュース本部
協力:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)・Hello! EXPLORERS PROJECT・ライオン株式会社

■「すすぎが簡単なハミガキ」について
 宇宙生活では水は貴重な資源であるため、水を必要とする歯みがきは“超節水”で行う必要があります。歯みがき後も水ですすぐことが難しいことから、これまでは歯みがきをした後に飲み込むか紙に吐き出すなどやり方に制限があり、人によっては「宇宙での歯みがきは不快感を伴うもの」でした。当社提案の「すすぎが簡単なハミガキ」は、生活者のみなさまにご利用頂いている一般的なペースト状のハミガキと異なり、泡状タイプのハミガキで文字通り「すすぎ」を簡単に行うことが可能です。
 以下の特長を兼ね備えた「すすぎが簡単なハミガキ」により、最長半年にも及ぶISSの生活においても、より良い毎日の歯みがき習慣を提供できると考えました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/80948/3/resize/d80948-3-57703c991d9403743848-2.png ]

 この技術は、宇宙だけでなく、地上での生活課題、例えば、災害時などの水不足環境下や医療・介護の現場での口腔衛生の維持などにも繋がるため、宇宙生活/地上生活に共通して活用可能です。今後、あらゆるオーラルケア機会の提供にも繋がる研究として、さらなる活用可能性を検討していきます。

 当社は、サステナビリティの最重要課題の一つとして、「インクルーシブ・オーラルケア」(「誰もがあたりまえに」「自立してできるように」「仕組みで支えられるように」をコンセプトに、誰ひとり取り残さないオーラルケアの実現を目指す)を2030 年の目標に掲げています。今回の JAXA の生活用品アイデアとして提案し、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載された「すすぎが簡単なハミガキ」についても、継続して取り組みを広げてまいります。
 国内売上 No.1※2のオーラルケアメーカーの強みを活かし、口腔から全身の健康と QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を支える「オーラルヘルス」を通して、既存事業の枠を超えた事業拡張を目指しています。当社は「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスを起点とし、商品やサービスだけでなく、啓発活動や新価値創造により人々の「健康な生活習慣づくり」に貢献してまいります。
※2 インテージ SRI+ハミガキ、ハブラシ、口中清涼剤、洗口液、デンタル用品、電動歯ブラシ、義歯洗浄剤、義歯安定剤 合算市場 2021年12月〜2022年11月 累積販売金額

【関連情報】
・イベント“教えて!若田宇宙飛行士「宇宙と地上の生活ってどう違うの?」”
(主催:朝日新聞社 総合プロデュース本部) 2022年12月26日
紹介ページ:https://www.asahi.com/ads/tu/14787797
朝日小学生新聞掲載面:https://twitter.com/adv_asahi/status/1607285216980123650


・Lidea「国際宇宙ステーションの暮らしって?お風呂に歯みがき...超節水の宇宙生活!」 2022年3月16日
https://lidea.today/articles/003180

・当社初となる国際宇宙ステーション(ISS)への搭載が決定!ライオン研究員による自由研究活動から生まれた「すすぎが簡単なハミガキ」が、宇宙飛行士のより良い「宇宙での暮らし」をサポート 2021年11月22日
https://lion-corp.s3.amazonaws.com/uploads/tmg_block_page_image/file/7816/20211122_01.pdf

以上



プレスリリース提供:PR TIMES

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