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国際環境NGO 350.org Japan

ATO4NEN、「パブコメに参加しよう!」キャンペーンを開始

(PR TIMES) 2021年09月09日(木)13時15分配信 PR TIMES

気候危機が切迫する中、パリ協定に整合した計画の修正を求める

脱炭素社会を構築するために世界中で運動を行う国際環境NGO 350.org Japan(スリーフィフティードットオルグジャパン)は、 「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンの呼びかけ団体の1つとして、賛同団体と協力し「パブコメに参加しよう!」キャンペーンを開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/80695/3/resize/d80695-3-3ae9574e7653447f87b8-0.png ]

政府は9月3日、エネルギー基本計画(案)(以下エネ基)を公表し、同時にパブリック・コメントによる意見吸収を開始しました。「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンは賛同団体と協力して、「パブコメに参加しよう!」キャンペーンを開始します。ぜひ皆さんの声を直接計画に届けませんか?

キャンペーン特設サイト
http://ato4nen.com/public-comment/



化石燃料・原発に依存した、エネルギー基本計画(案)が公表される

9月3日に公表されたエネ基の素案では、2030年に石炭火力を19%温存することなど、パリ協定の1.5℃目標を達成するためにOECD加盟国が要求されている石炭火力全廃には程遠い内容となっています。

また、使用済み核燃料の処理や廃炉の見通しが立っていないにもかかわらず、原発比率を20~22%として将来世代に大きなツケを回すものとなっています。分科会の議論の場では、2050年までに再生可能エネルギー100%が可能だという研究結果が発表されていますが、そのような研究が活かされているとも思えません。

計画に対する会議では、原発や化石燃料の産業界の声が大きく、自然エネルギーにエネルギー転換をしようとしている国際的な潮流に逆らったものになっています。


科学者や国連も、気候変動への対応の緊急性を訴える

また8月9日に、IPCCの第一作業部会の報告書が公表されました。報告によればこの先20年間に世界の平均気温が産業革命前と比較して1.5℃上昇すると予測されています。

また、海面上昇は今後対策を講じても抑えることができない状況であり、グテレス国連事務総長は「人類に対する厳戒警報だ」と危機を訴えています。世界各国は、温暖化の影響を大幅に抑える対策を今すぐ実行に移す必要があります。


「あと4年、未来を守れるのは今」が「パブコメに参加しよう!」キャンペーンを開始

このような危機感から、「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンは賛同団体と協力して、市民に、「パブコメに参加しよう!」と呼びかけるキャンペーンを開始します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/80695/3/resize/d80695-3-0670c3e553153ad6914e-1.png ]

「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンは、日本政府が改定中の「エネルギー基本計画」と迅速な気候変動政策の実行に対し、「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策を」などを求めています。当初、25の呼びかけ団体から始まりましたが、その後、賛同団体が255団体(9月8日現在)まで増えるなど、運動は世代やセクターを超えて大きな広がりを見せています。
HP:http://ato4nen.com/


「パブコメに参加しよう!」キャンペーンに参加しませんか?


[画像3: https://prtimes.jp/i/80695/3/resize/d80695-3-967fbcb89de54b2c5d82-3.png ]


「第6次エネルギー基本計画」が最終段階を迎え、パブリックコメントが開始しました。議会での議論は、原発や化石燃料で既得権益を持つ産業界の声が大きく、国際的な潮流に逆らい、今まさに行うべきエネルギー転換を先送りしようとするものでした。このままでは、一部企業の目先の利益のために、私たち、そして若い世代の未来が犠牲になってしまいます。計画に直接声を届けられる貴重な機会です。
ぜひ、HPを参考にパブコメを出してみなさんの声を届けましょう!

期間:2021年10月4日まで
参加方法:HPから参加
特設サイト:http://ato4nen.com/public-comment/



国際環境NGO 350.org Japan(スリーフィフティードットオルグジャパン)とは


[画像4: https://prtimes.jp/i/80695/3/resize/d80695-3-33da5099fe5fac00f236-2.png ]

国際環境NGO 350.org Japan(スリーフィフティードットオルグジャパン)とは350のネットワークは188カ国に及び、グローバルな活動が行われています。一般市民が中心となり積極的な地球温暖化対策を求める国際的ムーブメント の構築を目指し、「1. 化石燃料を掘り出さない」「2. “お金の流れ”を変える」「3. 脱炭素社会の構築」の3つを指針とし、活動を展開しています。「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンでは呼びかけ団体の1つとして活動しています。
HP:https://world.350.org/ja/



プレスリリース提供:PR TIMES

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