プレスリリース
創刊号(春号)は月刊アフタヌーンで好評連載中の「ダーウィン事変(作:うめざわしゅん)」を総力特集。
合同会社OTANIACS(本社:東京都練馬区、代表社員:鈴木豊史)は全ての漫画好き読者に贈る、漫画を深く読むための副読本「B.E.(ビーイー)」を創刊。紙版とデジタル版の両バージョンをリリースいたしました。
合同会社OTANIACS(本社:東京都練馬区、代表社員:鈴木豊史)は全ての漫画好き読者に贈る、漫画を深く読むための副読本「B.E.(ビーイー)」を創刊(季刊)いたしました。(出版時のブランドは「白蝶舎」を使用)
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いま、多くの漫画誌(週刊・月刊など)が休刊に追い込まれています。
昨年から「イブニング(講談社)」「ザ・マーガレット(集英社)」など男性向け、女性向けを問わず多くの漫画誌が惜しまれつつも休刊されるに至りました。要因としては電子版の販売数増加に伴う読者の紙離れがありますが、そもそもNETFLIXやDisneyプラスなどの大手動画配信サービスの登場で映画やドラマ・アニメがいつでもどこでも観られるようになり、ユーザーの可処分時間の奪い合いが苛烈になっていることも要因として挙げられると思います。
週刊少年ジャンプだけが漫画ではありません。
ワンピース、スパイファミリー、チェンソーマンなど話題になる漫画作品はほぼ全てが集英社。もっと言えば「週刊少年ジャンプ」の作品ばかり。しかし、毎週(あるいは毎月)数えきれないほど多くの漫画が最新話を公開しています。最近では、ウェブトゥーンと呼ばれる縦読み漫画も数多く生み出されているため、作品数はこれまでに無いほど増加傾向にあります。そのような環境下においては、名作であるにも関わらず人知れず連載が打ち切りになってしまう漫画作品も多く「モッタイナイ!」の一言に尽きる状況です。
今回弊社が特集した「ダーウィン事変(作:うめざわしゅん)」は講談社の月刊アフタヌーンで連載中の人気作品です。同作は、「マンガ大賞2022」の大賞を受賞した人気作品でもあります。
”物語の主人公・チャーリーは、人間とチンパンジーの間に生まれた交雑種の「ヒューマンジー」。人間の育ての親に15年間育てられ、高校に入学。同級生の女の子・ルーシーと出会い、初めての友達ができます。しかし周囲からの差別や偏見にさらされ、さらに「動物解放同盟(ALA)」と名乗るテロリストの思惑に巻き込まれて事件が続発。ルーシーや家族を守るため、チャーリーは高い知性と超人的な運動能力を武器にテロリストと対峙する。(B.E.本誌から引用)”
なぜ、わたしたちは”肉を食べる”のか?
代替肉、培養肉、昆虫食といったトピックがメディアを賑わすことが多くなりました。
その背景には、増え続ける世界人口の胃袋を満たしていかなければいけない各国・各企業が直面する課題への対応があります。加えて、環境問題や、動物への倫理的な配慮を求める風潮が強くなっていることも挙げられるでしょう。そういった世界的潮流を意識してか、欧米では”ヴィーガン”というライフスタイルを選択する人口も増えており、”なぜ肉を食べるのか”ということを、我々も考え始めざるを得ない時代が来ました。和牛(WAGYU)を世界に広める日本人にとっては辛い時代かもしれません。
ただ単に描かれた画とセリフを追っているだけでは辿り着けない場所がある。
「ダーウィン事変」は、ヴィーガン、アニマルウェルフェア、環境問題、断絶やヘイトを内容として扱っており、それらの問題を知るための入り口として最適な教科書になり得るとわたしたちは考えました。
ただ、作品を漠然と読むだけでは表面的な理解にとどまってしまうため、それはそれで「モッタイナイ」気がするのです。何故なら、漫画家の皆さんは作品を制作する過程で、取り扱うテーマについて膨大な文献を読み、専門家に話を聞き、取材をし学習を重ねた上で机に向かっています。それを思うと、わたしたち読者も”より深く漫画を楽しむ”には、少しのお勉強が必要かもしれないと思うわけです。
お勉強と聞くと敬遠されてしまうかもしれませんし、若干小難しい内容になってしまっている部分も否めません。それでも尚、少し学ぶことで全く新しい景色が広がってくることを保証いたします。
本誌「B.E.」は漫画(マンガ)と社会テーマを繋ぐ架け橋を目指します。
漫画ばかり読んでたらバカになるよ!
多くの方々がそう言われてきたのではないでしょうか?
かく言う私も漫画ばかり読んでいて大丈夫だろうか、、、と思うことが多々ありました。しかし、ゲーミフィケーションという言葉がバズワードになり、ゲームを介して勉強するという様式が定着しましたよね。
同様に、漫画は多くのトピックや社会課題を知る入り口であり、”画とセリフ”で理解も平易なコミュニケーションツールです。そのことに気づいた政府や自治体・企業は漫画というツールを既に導入しています。モノは使いようです。漫画を読んでいる方が、むしろ賢くなる時代が来たと言えるでしょう。
そのような時代。教科書をより深く理解するのに参考書が必要なように、漫画を深く読むためには本誌「B.E.」が必要です。是非、「ダーウィン事変」の副読本として本誌をご活用くださいませ!
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現在、鳥インフルエンザの蔓延により日本国内の多くの養鶏場が苦しい状況に置かれています。当誌では、その状況を少しでも多くの人にお伝えするのために、徳島県で養鶏場を営む旭商事株式会社・代表取締役の山根浩敬様にお話を伺いました。こちらに関しては無料で公開しておりますので、是非ご一読ください。
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https://note.com/otaniacs_jpn/n/na7629b6e5288?magazine_key=me7f459cb3b11
【書誌情報】
書名:「B.E.」(書名読み:びーいー)
判型:A5版
発行元:白蝶舎(合同会社OTANIACS)
本体価格:700円(note版は500円で購入可能です)
発売日:2023年4月1日
弊社オンラインストア(OTANIACS STORE)で購入可能です。
https://store.otaniacs.tokyo/
※ISBN等はまだ取得できていないため、主要流通には乗せません。
【今後の刊行予定】
次回夏号のテーマは「こころ」を予定。
特集する作品は「こころのナース夜野さん(作:水谷緑、小学館)」「リエゾン(作:ヨンチャン、竹村優作、講談社)」を取り上げます。
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秋号は「貧困」を予定。
特集する作品は「闇金ウシジマくん」「九条の大罪」(どちらも作:真鍋昌平、講談社)」「健康で文化的な最低限度の生活(作:柏木ハルコ、小学館)」「無職の学校(作:清家孝春、小学館)」などを取り上げる予定です。
【雑誌概要】
「B.E.」は「Butterflr Effects」の頭文字を取ったものです。
本誌創刊に込めた想いは、気象学者エドワード・ローレンツが1972年にアメリカ科学振興協会で行った講演のテーマ『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』が語るように、ほんの些細な事がさまざまな要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方をベースにしています。小さな蝶の羽ばたきが、次の動きをもたらすことを望みます。
【会社概要】
合同会社OTANIACSは2022年に設立されたスタートアップです。主に海外に向けて日本のマンガやアニメを紹介するためのメディアを運営することを目的として設立しました。本誌も英語や仏語などに翻訳したのち、海外展開してまいります。
【代表者紹介】
鈴木豊史(すずきとよふみ)
1983年生まれ。慶應義塾大学・経済学部卒業後にSBIホールディングスに新卒入社。同社退社後に早稲田大学・政治学研究科に進学修了。その後は電通、アサツーディ・ケイ等と広告会社で職歴を重ね2022年に同社設立。その他に外国人留学生とともに日本発の新しいお茶ブランドを開発する株式会社YOMOYAMAの代表取締役も務める。
弊社ではB.E.の制作に携わっていただける方を募集しております。
Twitter(QRコード左)やInstagram(同右)からDM等をお送りくださいませ。
何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
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プレスリリース提供:PR TIMES