プレスリリース
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学科 学生有志が取り組むフレイル予防イベント〜健康栄養学科での継続的な学びを活かした地域貢献〜
大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)健康栄養学部・健康栄養学科では、“健康”をキーワードに、医療を中心とした現場で栄養教育や指導ができる管理栄養士の育成と正しい健康情報を教育指導できる人材を育成し、地域社会の健康の保持・増進に寄与している。同学科所属の井尻 吉信教授ゼミでは、特に地域の高齢者の健康支援に力を入れており、この度、井尻ゼミおよびコルクプロジェクトの学生達が、地域在住高齢者を対象としたフレイル(※1)を予防する取組として9月29日(日)に2つのイベントを企画・運営する運びとなった。
※フレイルとは、加齢に伴い心身の機能が低下し、介護が必要な一歩手前となった状態。
本件のポイント
●2024年4月に孤独・孤立対策推進法"が施行、高齢者の健康維持において益々重要度を増していくフレイル(※1)予防に着目する。
●日頃の大学での学びを活かし、学生自らがそれぞれの視点でアプローチ、地域の高齢者の健康支援にむけて同日に2つのイベントを開催する。
●いずれも地域包括支援センターや校区福祉委員会と連携して、孤独・孤立のリスクが高い世帯を中心に参加への積極的な声掛けを行い、人と関わることの楽しさを知ってもらい、他者とのつながりのきっかけ作りを目指す。
※1フレイルとは、加齢に伴い心身の機能が低下し、介護が必要な一歩手前となった状態。外出機会が減少し活動量が低下すると、食欲低下を引き起こし、足腰や口腔の筋肉の減少、さらなる活動量の低下と食事摂取量の減少という悪循環を引き起こす。
■高齢者の健康支援に日頃からの学びを活用
同学科は、"健康"をキーワードに、医療を中心とした現場で栄養教育や指導ができる管理栄養士の育成と正しい健康情報を教育指導できる人材を育成し、地域社会の健康の保持・増進に寄与しており、特に井尻 吉信教授ゼミでは、地域の高齢者の健康支援に力を入れている。
中でも、地域在住高齢者が抱える問題(過度な活動自粛や人間関係の希薄化など)の解決を目指すプロジェクト「Re:Shoin きずなとれいる※2」、キャンパスライフの質向上のため何ができるかを考え実行していくプロジェクト「コルクプロジェクト(まちのお手伝いチーム)※3」が同日に、双方の視点からそれぞれイベントを開催する。
それぞれ昨年も開催され、大盛況に終わったイベントである。
■「Re:Shoin きずなとれいる※2」 大冒険ツアー タイムマシンきずとれ号
今回はタイムマシンに乗って過去にタイムスリップする企画、氷河期・ジュラ紀・戦国時代・江戸時代それぞれにあわせた体験企画をご用意。
【概要】
日 時:2024年9月29日(日)10:00〜11:30 人 数:先着30名(事前予約)
場 所:地域包括支援センター ヴェルディ八戸ノ里(東大阪市下小阪4-7-36)
※2「Re:Shoin きずなとれいる」
大阪樟蔭女子大学が地域社会の中で活躍できる人材の育成を目的に、学生が大学での学びや自分たちの力を活かし、主体的に地域の課題解決に取り組む活動「イキ×ラボ・チャレンジプロジェクト」のひとつ。学生たちは学びを社会的課題につなげていく過程において前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力・創造性など、社会人基礎力を身につける。
■「コルクプロジェクト(まちのお手伝いチーム)※3」 フレイル予防!Let'sダンス!
永和校区福祉委員会主催による敬老会の中のイベントとして披露する企画、今回は演劇だけでなく、一緒に体操してもらおうと工夫を凝らしている。
【概要】
日 時:2024年9月29日(日)13:00開会(12:00開場)
場 所:東大阪市教育センター(永和小学校跡)体育館(東大阪市永和2-15-25)
※3「コルクプロジェクト (まちのお手伝いチーム)」
健康栄養学科の学生自らがキャンパスライフの質(QOL)を向上(K)を目指すプロジェクト。QOLとKをつなげてコルク。主な活動内容は、オープンキャンパスの企画・運営。その他、OGキャリア企画、附属幼稚園との連携、子ども食堂、健康メニューの開発、地域在住高齢者向けの活動など。それぞれ学生が興味のあるチームに分かれて、学んできたことを活かして実践を行っている。
▼本件に関する問い合わせ先
学園広報課
吉田・服部
住所:大阪府東大阪市菱屋西4-2-26
TEL:06-6723-8152(平日9時〜17時)
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メール:gakuen-pr@osaka-shoin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/