プレスリリース
ネットワークとセキュリティをシームレスに統合する唯一のOSであるFortiOSの最新バージョンとセキュリティ ファブリックのアップデートにより、生成AI、データ保護、マネージドサービス、統合エージェントの新機能を提供
サイバーセキュリティの世界的リーダーで、ネットワークとセキュリティの融合を牽引するフォーティネット(Fortinet®)は、FortiOSオペレーティングシステムの最新バージョンと同時に、フォーティネットのサイバーセキュリティプラットフォームであるフォーティネット セキュリティ ファブリックの大幅な機能強化を発表しました。
FortiOSオペレーティングシステム:https://www.fortinet.com/jp/products/fortigate/fortios
フォーティネット セキュリティ ファブリック:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/security-fabric
FortiOS 7.6は、以下の領域の新機能により、リスクの減災と複雑さの低減をさらに強化し、ネットワーク全体で優れたユーザーエクスペリエンスを実現します。
FortiOS 7.6の数百の機能強化:セキュアSD-WAN、SASE(セキュアアクセスサービスエッジ)、ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)、自動化、プロビジョニング、リモートブラウザ隔離、DEM(デジタルエクスペリエンスモニタリング)などの多くの領域でフォーティネット セキュリティ ファブリックの強化が実現し、いずれも柔軟なオプション(SaaSやPaaS)での利用が可能です。
生成AIの脅威分析や製品導入への活用:脅威の調査と修復の高速化を可能にする既存の生成AIの機能を活用して構築されたFortiOS 7.6により、FortiAI(旧Fortinet Advisor)が、フォーティネットのデータレイクの中核をなすFortiAnalyzerとその統合管理コンソールであるFortiManagerにネイティブに統合されます。これらの統合により、脅威の分析とレスポンスが強化され、ネットワークとセキュリティのオペレーションが合理化されます。FortiAIがフォーティネット セキュリティ ファブリック全体に拡大することで、迅速な意思決定が可能になり、インシデントの迅速な検知と修復が実現し、必要とされるテクノロジーを容易に採用できるようになります。
ネットワークのデータを保護する包括的な機能:フォーティネット セキュリティ ファブリックにおける一元化されたデータ保護と適用ポイントの組み合わせにより、これまで以上に多くの企業が完全なDLP(データ漏洩防止)戦略を採用し、管理できるようになります。FortiOS 7.6のこれらの強化機能により、ハイブリッドネットワークのあらゆる場所に存在する機密情報の保護が可能になります。
セキュアSD-WAN:https://www.fortinet.com/jp/products/sd-wan
SASE:https://www.fortinet.com/jp/products/sase
ZTNA:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/network-access/application-access
DEM:https://www.fortinet.com/jp/products/fortimonitor
Fortinet Advisor:https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2023/fortinet-advisor-a-generative-ai-assistant-accelerating-threat-investigation-and-remediation
FortiAI:https://www.fortinet.com/jp/products/fortiai
FortiAnalyzer:https://www.fortinet.com/jp/products/management/fortianalyzer
FortiManager:https://www.fortinet.com/jp/products/management/fortimanager
今回フォーティネット セキュリティ ファブリックに新たに追加、強化された主要機能は以下の通りです。
エンドポイントの脅威検知とレスポンスの機能をフォーティネットのユニファイドエージェントに追加:フォーティネット セキュリティ ファブリックの統合エージェントであるFortiClientに完全なEDR(エンドポイントの脅威検知とレスポンス)が統合されることで、ランサムウェア保護、振る舞いベースの検知、自動レスポンスに加えて、これまで以上に詳細な可視性、制御、ZTNAリモートアクセス機能が追加されます。VPN、ZTNA、EPP(エンドポイント保護)、EDR、DEM、NAC(ネットワークアクセス制御)、SASEを統合エージェントに組み込んで提供することで、エージェントのスプロール化を軽減し、複雑な環境での管理を簡素化します。
サイバーセキュリティのスキル不足解消を支援する方法を拡大:FortiAnalyzerは、生成AIに加えて、すぐに利用できるSIEMやSOARサービスのオプションによって広範なデータの取得と自動化されたプレイブックを提供することで、SecOps(セキュリティオペレーション)の導入と拡大を合理化します。SecOpsを支援する堅牢なSOC-as-a-Serviceでオペレーションの強化をすでに実現していましたが、今回の発表で、ネットワークオペレーションチームを支援するマネージドFortiGateサービスが追加されました。これらのサービスには、ポートフォリオを拡大して新たなユーザーを開拓し、あらゆる環境へのベストプラクティスの採用を推進しようとするパートナーを支援する当社の取り組みが反映されています。これらのサービスは、パートナーが継続的なサイバースキル不足を解消し、エンドユーザーのデジタルトランスフォーメーションを合理化するのに特に役立ちます。
FortiClient:https://www.fortinet.com/jp/products/endpoint-security/forticlient
EPP:https://www.fortinet.com/solutions/enterprise-midsize-business/endpoint-protection
NAC:https://www.fortinet.com/jp/products/network-access-control
SIEM:https://www.fortinet.com/jp/products/siem/fortisiem
SOAR:https://www.fortinet.com/jp/products/fortisoar
SOC-as-a-Service:https://www.fortinet.com/jp/support/support-services/fortiguard-security-subscriptions/socaas
単一オペレーティングシステムの優位性
当社は、カスタムASICへの投資と同時に、単一オペレーティングシステムへのポートフォリオの統合を積極的に推進することで、以下の領域であらゆる規模のお客様に具体的で実感できるメリットを提供しています。
カスタムASIC:https://www.fortinet.com/jp/products/fortigate/fortiasic
ファイアウォール:ファイアウォールオペレーティングシステムとしてスタートしたFortiOSは、その優れた機能と当社が開発したASICとの組み合わせにより、圧倒的なパフォーマンスと電力効率を実現します。カスタムASICにより、FortiGateのすべてのモデルに採用されている単一のOSであるFortiOSの機能が高速化し、14のネットワーキングとセキュリティのアプリケーションのサポートが可能になることで、インフラストラクチャセキュリティへのハイブリッドメッシュファイアウォールのアプローチが実現し、オンプレミス、リモート、クラウド環境が一貫したセキュリティポリシーと管理で保護されます。
セグメンテーションとZTNA:ユーザーが管理対象デバイスを使用してアプリケーションやデータに接続すると、同じFortiOSアプリケーションゲートウェイを使用して、ZTNA制御によってユーザーがチェックされ、アプリケーションアクセスがセグメンテーションされます。さらには、FortiOSを活用した高スループットで低遅延のデータセンターファイアウォールが実現する内部セグメンテーションファイアウォールにより、サイバー犯罪者やランサムウェアプログラムのラテラルムーブメントを制限します。
OT / IoT / エッジのセキュリティ:FortiOSによって、有線 / 無線ネットワークの制御と保護が可能になることで、このセキュリティはエッジにもシームレスに拡張され、IoTデバイス、OTネットワーク、その他のエージェントレスデバイスに一貫した保護が提供されます。
ユニファイドSASE:ハイブリッドワーカーとシンエッジは、世界中のPoP(Point of Presence)を活用して、FortiOSが動作するフォーティネットのグローバルかつスケーラブルなネットワークによって保護され、FortiOSに搭載された業界をリードするSD-WAN機能によってユーザーエクスペリエンスの向上も実現します。
AIドリブンのセキュリティオペレーション:データ、テレメトリ、脅威情報を単一のデータレイクから共通で取得し、フォーティネット セキュリティ ファブリックを単一のFortiOSで保護して、フォーティネットの先進的なAIドリブンのセキュリティオペレーションを可能にすることで、上記のすべてのシナリオが保護されます。
FortiGate:https://www.fortinet.com/jp/products/next-generation-firewall
ハイブリッドメッシュファイアウォール:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/hybrid-mesh-firewall
OTネットワーク:https://www.fortinet.com/jp/solutions/industries/scada-industrial-control-systems
AIドリブンのセキュリティオペレーション:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/security-operations
フォーティネット セキュリティ ファブリック プラットフォーム
フォーティネットは、単一のオペレーティングシステム(FortiOS)、単一の統合エージェント(FortiClient)、単一の管理コンソール(FortiManager)、単一のデータレイク(FortiAnalyzer)によるサイバーセキュリティのアプローチを採用して、お客様をサポートし、ネットワークとセキュリティのコンバージェンスを実現しています。フォーティネット セキュリティ ファブリック プラットフォームは、エンタープライズ環境の3つの柱、すなわち、セキュアネットワーキング、ユニファイドSASE、AIドリブンのセキュリティオペレーションを重視して構築されています。
フォーティネット セキュリティ ファブリックは、プラットフォームとして提供するという当社のビジョンに基づく有機的な製品の開発とイノベーションの20年以上にわたる取り組みの成果であり、その範囲は、ネットワークファイアウォール、有線 / 無線LAN、SD-WAN、SASE、SIEM、EPPを始めとする50以上のエンタープライズグレードの製品とサービスに及びます。このような広範囲の機能を提供する統合製品に、オープンAPIや500以上のサードパーティベンダーが参加するテクノロジーアライアンスパートナーのエコシステムが加わることで、すでに導入している現在の環境をベースにプラットフォームの構築を開始し、組織に固有のニーズに最適な方法でフォーティネット セキュリティ ファブリックを活用できます。
フォーティネットの創業者であり、取締役会会長兼CEOのKen Xie(ケン・ジー)は次のように述べています。
「当社は、ネットワーキングをセキュアネットワーキングへのコンバージェンスによってお客様のネットワークの強化を支援するという基本理念のもとに設立されました。これを達成するため、20年にわたり、単一のオペレーティングシステムを中核とするソリューションの有機的な開発と専用コンピュートプロセッサであるFortiASICへの投資を積極的に推進してきました。現在、FortiOSは、コンテンツ、アプリケーション、ユーザー、デバイス、データ、ロケーションの管理を簡素化できる世界で最も強力なリアルタイムネットワークセキュリティOSとなり、独自に開発するFortiASICは、他を圧倒するパフォーマンス、低コスト、低消費電力を実現します。20年以上にわたる有機的なイノベーションによって、他では成し得ない、ネットワーキングとセキュリティの30以上の機能の連携が可能になったこと、また、今回のFortiOS 7.6のリリースによって、すでに業界標準として認知されているオペレーティングシステムのさらなる強化が実現したことを大変誇りに思います」
関連資料
●本日発表されたFortiOSアップデートの詳細
https://www.fortinet.com/content/dam/fortinet/assets/white-papers/wp-accelerate-fortios.pdf
●フォーティネット セキュリティ ファブリックの詳細
https://www.fortinet.com/blog/business-and-technology/step-into-the-platform-era
●サイバーセキュリティの意識向上や製品関連のトレーニングを始めとするフォーティネットの無料のサイバーセキュリティトレーニングの詳細
https://www.fortinet.com/jp/training/cybersecurity-professionals
Fortinet Training Instituteは、フォーティネットTraining Advancement Agenda(TAA)の一環として、認定ネットワーク セキュリティ エキスパート(NSE)プログラム、Academic Partner Program、Education Outreach Programも提供しています。
NSEプログラム :https://www.fortinet.com/jp/training-certification
Academic Partner Program:https://www.fortinet.com/training/academic-partner-program
Education Outreach Program:https://www.fortinet.com/training/education-outreach-program
●フォーティネットのX(旧Twitter)、LinkedIn、Facebook、Instagramをフォローし、フォーティネットのブログまたはYouTubeチャネルに登録してください。
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※本プレスリリースは、米Fortinet, Inc.が2024年4月2日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
原文:https://www.fortinet.com/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2024/fortinet-introduces-expansive-upgrades-to-real-time-network-security-operating-system
※この日本語版はフォーティネットのニュースルームでもご覧いただけます。
https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2024/fortinet-introduces-expansive-upgrades-to-real-time-network-security-operating-system
■フォーティネットについて
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、ネットワーク/セキュリティの融合とサイバーセキュリティの進化を、牽引し続けている企業です。あらゆる場所で、人・デバイス・データの安全を確保するというミッションのもと、お客様が必要とするすべての場所にサイバーセキュリティを提供しています。エンタープライズでの利用に対応した50を超える製品群で構成される業界最大規模の統合ポートフォリオを実現し、業界最多の導入実績、特許数、認証数に支えられ、70万を超えるお客様からの信頼を獲得しています。脅威分析とセキュリティ研究を行う組織「FortiGuard Labs」を運営し、自社開発した最先端の機械学習やAIテクノロジーを活用することで、タイムリーかつ一貫したトップクラスの保護と共に、実用的な脅威インテリジェンスをお客様に提供しています。また、「Fortinet Training Institute」では、誰もがサイバーセキュリティのトレーニングと新たなキャリアの機会を得られるよう、業界最大規模かつ最も広範なトレーニングプログラムを提供しています。詳しくは当社ホームページ、フォーティネットブログ、FortiGuard Labsホームページをご参照ください。
フォーティネットブログ:https://www.fortinet.com/jp/blog
FortiGuard Labs:https://www.fortinet.com/jp/fortiguard/labs
Copyright© 2024Fortinet, Inc. All rights reserved.「®」および「™」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、Fortinetロゴ、FortiGate、FortiOS、FortiGuard、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiManager、FortiASIC、FortiClient、FortiCloud、FortiMail、FortiSandbox、FortiADC、FortiAI、FortiAIOps、FortiAntenna、FortiAP、FortiAPCam、FortiAuthenticator、FortiCache、FortiCall、FortiCam、FortiCamera、FortiCarrier、FortiCASB、FortiCentral、FortiConnect、FortiController、FortiConverter、FortiCWP、FortiDB、FortiDDoS、FortiDeceptor、FortiDeploy、FortiDevSec、FortiEdge、FortiEDR、FortiExplorer、FortiExtender、FortiFirewall、FortiFone、FortiGSLB、FortiHypervisor、FortiInsight、FortiIsolator、FortiLAN、FortiLink、FortiMoM、FortiMonitor、FortiNAC、FortiNDR、FortiPenTest、FortiPhish、FortiPlanner、FortiPolicy、FortiPortal、FortiPresence、FortiProxy、FortiRecon、FortiRecorder、FortiSASE、FortiSDNConnector、FortiSIEM、FortiSMS、FortiSOAR、FortiSwitch、FortiTester、FortiToken、FortiTrust、FortiVoice、FortiWAN、FortiWeb、FortiWiFi、FortiWLC、FortiWLM、FortiXDRなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。
本件に関するお問合わせ先
フォーティネットジャパン合同会社
https://www.fortinet.com/jp/contact
関連リンク
最新プレスリリース一覧
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