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プレスリリース

Xapo Bank、ステーブルコインのペイメントレールを拡充、免許を取得した銀行として初めてUSDCとUSDTの両方の入出金に対応

(Digital PR Platform) 2023年05月23日(火)13時52分配信 Digital PR Platform

Xapo Bankが11月にUSDCの入金に対応して以来のUSDC入金額は4800万ドルと好調で、USDC出金額も3月にサービスを開始してから450万ドルに ※1

バンコク(タイ) -Media OutReach- 2023年5月18日 - フルライセンスを取得したプライベートバンクであり、従来の銀行とビットコインやステーブルコインを組み合わせて提供するXapo Bank( https://www.xapobank.com/
)は、テザー(USDT( https://tether.to/en/
))ペイメントレールを世界で初めて導入しました。ペイメントレールは段階的に導入し、5月末までにすべての会員に提供開始します。これは3月に導入したUSDCレール( https://www.xapobank.com/blog/xapo-bank-is-the-first-bank-to-fully-integrate-with-usdc
)に加わるもので、世界で最も広く利用されているステーブルコインを、スピードとコストの面で劣るSWIFTレールの代替決済手段として会員に提供します。

USDTの時価総額は820億ドル※2 に上り、世界で最も広く利用されているステーブルコインで、暗号通貨として屈指の取引高を誇り、デジタルドルの草分け的存在となりました。ブロックチェーン領域で成長するベンチャーや革新的取り組みを支援し、送金や決済の授受をより迅速かつ効率的に行える方法として世界中の何百万もの人々に活用されています。特に、ハイパーインフレや不透明な経済状況の影響を受ける新興市場で普及( https://tether.to/en/tether-leads-in-the-emerging-markets/
)が進んでいます。

Xapo Bankの会員の多くは新興市場の顧客であり、効率の高いステーブルコインの入出金が注目を集めています。当行がUSDCによる入金に対応した11月以来、USDCの入金額は4800万ドルで、USDCの出金額も3月にサービスを開始してから450万ドルに上っています。USDCの出金機能を導入した3月以来、会員のオンボーディングのリクエストは19% ※3 増加しています。Xapo BankはUSDCから米ドルへの交換レートを1:1で提供しています。Xapo Bankに入金されるUSDCおよびUSDTはすべて自動的に米ドルに変換され、会員には毎日の米ドル預金残高に対し年利4.1%の利息が支払われます。

USDCおよびUSDTによる入出金は、Xapoによる手数料が無料で、預金残高に対し年利4.1%という魅力的な利息を実現しており、SWIFT決済に代わる方法をより広く訴求し、新たな会員を開拓します。

Xapo Bankは今年に入ってから米ドル預金の金利を4.1%に引き上げ、会員のビットコイン預金に対しても1%の年利を導入しました。これは日割りで毎日支払われます。新たな米ドル預金の金利は、これまでの当行の金利を2倍に引き上げたもので、業界平均よりかなり高い水準となっています。金利引き上げは、市場の状況に基づく当行の金利見直しの一環であり、Xapo Bankの会員に預金利息を持続的に提供します。USDCおよびUSDTによる入出金は、Xapoによる手数料が無料で、預金残高に対し年利4.1%という魅力的な利息を実現しており、SWIFT決済に代わる方法をより広く訴求し、新たな会員を開拓します。


フルライセンスを取得して規制に従い運営されているXapo Bankは、ジブラルタル預金保証制度(Gibraltar Deposit Guarantee Scheme)に加盟しており、会員の米ドル預金は最大10万ユーロ相当分が保証されます。Xapo Bankは従来の銀行と異なり融資を行わず、中核ビジネスモデルにおいて部分準備銀行制度による業務を収益源としていません。顧客の法定通貨をすべて準備金として保持し、短期的で流動性の高い資産に投資し、その利益を顧客に還元します。Xapo Bankの会員のビットコイン預金は完全に分離し、融資やレバレッジ取引は行いません。Xapo BankはEUや英国の銀行と同様の法的基準によって運営しており、4大監査法人の1社であるKPMGの監査を受けており、会員の大切な資産を安全に保護します。

Xapo BankのCEO、Seamus Rocca( https://www.linkedin.com/in/seamus-rocca-38430b15
)は次のように述べています。「当行はステーブルコインレールで米ドル口座を提供する唯一の、規制に基づく銀行です。この独自のソリューションでは、従来の銀行のコンプライアンスと安全性と、USDCおよびUSDTのスピード、効率、幅広い対応力を組み合わせて提供します。当行ではペイメントレールを拡充することで、時間がかかり、コストもかさみがちな入出金プロセスからの脱却に取り組んでいます。」

Xapo Bankは常にペイメントレールの拡充に取り組んでおり、規制に基づく銀行として安全に管理された通貨の選択肢を充実させ会員に提供しています。たとえば、USDCおよびUSDTのペイメントレールに加え、Xapo BankではこれまでにFaster Payment System( https://www.wearepay.uk/what-we-do/payment-systems/faster-payment-system/
)(FPS)の導入により口座入出金における英ポンド決済に対応しました。これにより、英国および対象の海外領土の銀行の他、Wise、Revolutなどのウォレットや多くの取引所への直接送金が可能です。

またXapo Bankは先日、フルライセンスを取得しているプライベートバンクとして世界で唯一、Lightsparkと協業し、Lightning Networkと連携して非常に素早いビットコイン決済を実現したことを発表しました。これによりXapo Bankの会員は、高い手数料やブロックチェーンの長い承認時間を回避し、Lightning決済に対応する販売店で100ドルまでの少額決済を瞬時に行うことが可能となりました。2023年3月の導入以来、この決済網の利用会員数は堅調に推移しています。最近、ビットコインの手数料が高騰した際には、会員によるLightning取引が急増し、Lightning網が従来のレイヤー1のビットコイン網に代わる優れた選択肢であることが示されています。

Xapo Bankについて詳しくは、 https://www.xapo.com/
をご覧ください。


編集者注
※1 データは4月25日の週に照合
※2 5月9日現在
※3 USDC導入の45日前と45日後の比較

Xapo Bankについて
Xapo Bank( https://www.xapobank.com/
)はフルライセンスを取得したプライベートバンクで、従来の銀行とビットコインやステーブルコインを組み合わせて提供しています。2013年に設立され、業界で最も信頼されるビットコインカストディアンの1社となり、暗号通貨の保管や暗号通貨による取引のための安全なプラットフォームを提供しています。Xapoの機関投資家向けカストディ事業は2019年にCoinbaseのカストディ事業に買収されました。リテール顧客のみを対象とするサービスに移行し、Xapo Bankとして、ジブラルタル金融サービス委員会(Gibraltar Financial Services Commission)より銀行免許を取得し、その規制を受ける世界初の暗号資産関連企業となりました。その後サービスを拡充し、プライベートバンキングサービスを包括的に提供しています。このような拡大の取り組みを通して、Xapo Bankは世界有数のプライベートバンクに成長しつつあり、従来の銀行業界に勝る安全性、プライバシー、柔軟性をお客様に提供しています。



本件に関するお問合わせ先
chelsea@midas-pr.com

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