プレスリリース
【大阪樟蔭女子大学】■田辺聖子さんの記録とともに阪神・淡路大震災を振りかえる■ 企画展「田辺聖子の震災記 -- 作家としてあの震災を伝える -- 」を開催
大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)は、1月17日(火)〜3月11日(土)に大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館にて、伊丹市立図書館ことば蔵(伊丹市宮ノ前)との連携展示として、企画展「田辺聖子の震災記 ―作家としてあの震災を伝える―」を開催します。
【本件のポイント】
●田辺さんの遺志を引き継ぎ、阪神・淡路大震災の記録を現在に語り継ぐ
●田辺さんによる震災に関する小説などから阪神・淡路大震災を振りかえる
●伊丹市立図書館ことば蔵との連携企画展
■作家として阪神・淡路大震災を伝えていくことを使命とした田辺聖子さん
1995年1月17日に兵庫県南部で被災した田辺聖子さんは、作家として自らの被災経験を作品にして伝えるだけでなく、阪神・淡路大震災に関する資料を集め、書き残すことに努めてきました。地震発生の翌年に刊行された『ナンギやけれど...... わたしの震災記』(集英社1996.1)はそのひとつです。本館は、田辺さんの遺志を引き継ぎ、同震災を振り返り伝えていくことを目的として本展を開催します。
すでに阪神・淡路大震災から四半世紀を超えており、同震災を振り返り伝えていくためにも、本展は田辺さんの自宅があり、被災した地である伊丹市と連携し、伊丹市立図書館ことば蔵との連携展示企画として開催する運びとなりました。本館では、''作家としてあの震災を伝える''という側面に注目して、震災を題材として書かれた小説「三日月」(小説新潮1996.1)のほか、さまざまな震災記、震災に関する対談の掲載紙、さらに『ナンギやけれど...... わたしの震災記』に収録されたチャリティー講演会に関する資料を展示します。
今回は、小説「三日月」、「ユーモア震災記」の直筆原稿やチャリティー講演の文字起こし原稿に田辺さんが推敲した跡が見られる資料などを初公開します。さらに震災直後の田辺さんの書斎の様子を写真パネルで展示し、震災の恐ろしさを伝えます。そのほかに田辺さんが震災について話された記録や大学図書館が所蔵する震災記事を掲載したグラフ誌などを展示します。
田辺聖子文学館 企画展「田辺聖子の震災記 ―作家としてあの震災を伝える―」
■日時:1月17日(火)〜3月11日(土) 9:00〜16:30
■休館日:日曜・祝日・1月20日(金)
■場所:大阪樟蔭女子大学 田辺聖子文学館(大阪府東大阪市菱屋西4-2-26)
■入場料:無料
■展示内容:
直筆原稿「三日月」、「ユーモア震災記」、チャリティー講演会「ナンギやけれど...... わたしの震災記」関連資料、田辺さんの書斎の写真パネル など
▼大阪樟蔭女子大学 田辺聖子文学館ウェブサイト
https://bungakukan.osaka-shoin.ac.jp/events/20230107.php
▼本件の詳細
・樟蔭学園プレスリリース https://www.osaka-shoin.ac.jp/files/8416/7358/5481/2022.No.38__.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
学園広報課
梶田・井上・江田
住所:大阪府東大阪市菱屋西4-2-26
TEL:06-6723-8152(平日9時〜17時)
FAX:06-6723-8263
メール:gakuen-pr@osaka-shoin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/