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ヤマハ発動機株式会社

【ニュースレター】生産者と技術の歩み寄りで創る「明日の農業」

(Digital PR Platform) 2022年12月05日(月)11時00分配信 Digital PR Platform


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1620/65904/700_406_202212021131566389639c5751b.jpg
「動く脚立」をコンセプトに開発中の果樹園作業支援自動走行車(コンセプトモデル)


「今日・明日の課題」と向き合う
 「生産者の皆さんにとって、収穫は喜びの瞬間。技術で、その作業を輝かせるような力添えをしたい」
 今年10月に開催された国内最大の農業・畜産見本市「農業Week」。当社は、農業用ドローンや農業用無人ヘリコプターとともに、写真の果樹園作業支援自動走行車を出展しました。
 冒頭のコメントは、その開発者・本田士郎さん(NV・技術戦略統括部/写真)によるもの。「労働力の減少や高齢化といった課題に対して、たとえばロボットアームなどを用いた先進技術で農業の未来を描きながらも、直面している今日・明日の課題を置き去りにしてはならない」。そう話し、導入しやすく高齢者の皆さんが扱いやすい自動化ソリューションの開発を目指しています。
 「コンセプトは“動く脚立”。機械に追い立てられることなく、収穫を行う生産者さんのペースで、ゆっくりと、少しずつ前進していく作業台と集荷台をイメージしています。近年注目を集めている省力樹形の果樹園で、剪定・受粉・摘果・収穫などの作業にすぐにでも役立つ車両を開発しています」




[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1620/65904/600_400_202212021131596389639f4b4cb.jpg
開発中の果樹園作業支援自動走行車と本田さん。省力樹形を模した社内の試験場で



年間作業時間を3割以上削減
 省力樹形とは、樹を列状に密植するとともに、果実が実る面を均一に整える果樹成型の方法。収量や品質を低下させることなく機械化にも適した果樹園の在り方として、生研支援センターの支援を受け、農研機構や各県の果樹試験場が中心となって研究や普及が進められています。
 「多くの果樹園は、斜面や凹凸、樹木間の幅など、不規則な形状によって省力化に役立つ機械が入りにくく、結果として無理な姿勢でたくさんの手作業や運搬をこなす重労働が発生しています」と、本田さん。「それらの課題をクリアしていくためには、生産側の環境と、自動化技術が互いに歩み寄っていかなくてはなりません」と続けます。
 現在、日本の農業従事者の平均年齢はおよそ68歳。その約半数が70歳代という現実に、本田さんは、「時間はない。10年後の農業現場を思い浮かべれば、一人の生産者が収穫できる量を増やす取り組みが急がれています。この課題に対し、ロボティクスとモビリティをともに事業として展開する会社として、当社の知見や技術が貢献できると考えています」と話します。
 各地の農業試験場で行われた実験では、省力樹形と自動走行車の組み合わせで年間作業時間を3割以上削減できることが示されています。また「農業Week」の会場では、生産者の皆さんから「こういうものが欲しかった」と共感を得るなど、開発が進む「動く脚立」に大きな手ごたえを感じているそうです。





[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/1620/65904/600_400_20221202113200638963a00c53f.jpg

作業者のペースに合わせて一定の距離を進み、自動で停止する「寸進」機能。
コントローラーは、分かりやすく扱いやすいインターフェイスにも配慮


■(リリース)果樹園作業支援自動走行車コンセプトモデル
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/0920/corporate.html

■広報担当者より
航空工学の専門性をもつ本田さんは、入社以来、長く産業用無人ヘリコプターの開発と向き合ってきました。「技術で人や社会に貢献したい。そう実感できることが仕事のモチベーション」と、空からの農業の近代化に貢献してきました。開発のフィールドを果樹園に移した現在もその思いはますます強まり、農業現場でのフィールドワークを重ねて見えてきた本質的な課題の解決にチャレンジしています。



本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 
TEL:0538-32-1145

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