プレスリリース
「市場環境の揺れ」にも対応し、着実に収益の獲得を目指すヘッジファンド投資「シュローダー・ツーシグマ・ダイバーシファイド・ファンド」 新規設定
シュローダー(本社:英国 ロンドン)の日本事業を展開するシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社は、2022年12月15日に「シュローダー・ツーシグマ・ダイバーシファイド・ファンド」(以下、当ファンド)を新規設定、運用を開始いたします。SMBC日興証券株式会社が、2022年12月1日より販売取り扱い*1を行います。
*1 当ファンドの取り扱いは、SMBC日興証券のプライベート・バンキング部室のみとなります。
当ファンドは、シュローダーが初めて日本の公募投資信託として設定するヘッジファンド戦略です。世界で主に個人富裕層のお客さまにお届けしてきた運用力を日本のお客さまにお届けします。定量モデル運用で定評のある世界有数のヘッジファンドであるツーシグマ・アドバイザーズ・エル・ピー(以下、ツーシグマ)が実質的な運用を行い、主として米国の株式および株式関連証券ならびに世界各国の債券先物、株価指数先物、金利先物および通貨等に投資し、信託財産の成長を目指します。
世界的なインフレの長期化や各国中央銀行による金融引き締め、地政学リスクの高まりなど「市場環境の揺れ」をもたらたす要因が多い中で、世界経済は不透明感を強めています。2022年は、株式市場の下落時にリスクヘッジ効果が期待される債券市場の他、安全資産とされる金なども株式市場と同様に下落し、債券や株式等伝統的資産だけで十分な分散効果を得るのは難しい環境にあります。このような状況下、安定的な運用を行う上で、さまざまな市場環境でリスクを抑えて魅力的なリターンの達成を目指す投資戦略への資産配分が重要です。
当ファンドは、ツーシグマが運用する収益の源泉が異なる二つの戦略、すなわち、市場全体の変動の影響を避け個別銘柄要因に基づく収益を追求する「マーケット・ニュートラル戦略」と、マクロ経済動向を予測し市場の上昇局面だけでなく下落局面でも収益獲得を目指す「グローバル・マクロ戦略」を組み合わせることで、「市場環境の揺れ」にも対応し、リスクを抑えて着実に収益の獲得を目指します。
ツーシグマは、2001年創業、最先端のテクノロジーを投資運用に応用し、AI(人口知能)などを駆使したクオンツ(定量)運用に特化したヘッジファンドです。数学、工学、コンピューターサイエンスなどの最先端研究者やエンジニアをはじめとする世界最高水準の人材が、世界有数のスーパーコンピュータを駆使し、膨大なデータを分析するアルゴリズム(計算方法)による運用を行っています。その実績は、世界の富裕層や機関投資家から高く評価されています。
当ファンドは、シュローダーが設定したヘッジファンド・プラットフォーム「Schroder GAIA*2(シュローダー・ガイア、Global Alternative Investor Access)」を通じて提供される戦略に実質的に投資します。Schroder GAIAで取り扱う戦略に関しては、運用プロセスや実績の詳細、さらにリスク管理や規制の適合性評価、資料のレビューなどのオペレーション面など、細部に渡るデューデリジェンス(投資開始前の調査)を実施したうえで、厳格に選定しています。
*2 Schroder GAIAとは、シュローダー・グループがヘッジファンドを厳選し、管理、提供するルクセンブルグ籍外国投資法人を指します。
■ファンドの特色
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■ファンドの費用
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■リスク情報
基準価額の変動要因:
ファンドは組入有価証券等の価格下落、発行体の倒産および財務状況の悪化、為替変動等の影響により、ファンドの基準価額が下落し、損失を被ることがあります。したがって、投資者の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは預貯金と異なります。ファンドの運用による損益はすべて投資者に帰属します。
分配金は、ファンドの純資産から支払われますので、分配金が支払われるとその金額相当分、基準価額は下がります。また、必ず支払われるものではなく、金額も確定しているものではありません。
主な投資リスク:
価格変動リスク、株式マーケット・ニュートラルおよびグローバル・マクロ戦略に関するリスク、為替変動リスク、デリバティブ取引のリスク、信用リスク、流動性に関するリスク
※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。
以上
■シュローダー・グループのESGの取組み
「質の高いコーポレートガバナンス体制を確立し、本業を通じて、環境や社会の変化および課題解決に対応する企業は、長期的に企業価値の向上と持続的成長が期待できる」という考えのもと、シュローダーは20年以上、ESGの要素を取り込んだ運用を実践しています。
ESGの観点を加味した運用を通じて、社会や環境にインパクトを与える真の企業価値向上を促すと同時に、社会や経済全体の利益となり、投資収益の拡大にも繋がることを目指しています。
■シュローダー・グループの概要
シュローダー・グループは、資産運用サービスを通じてよりよい未来への貢献を目指す、英国屈指の独立系資産運用グループです。ロンドン証券取引所に上場しています。1804年の創業以来200年以上にわたり、年金基金から機関投資家、個人投資家まで、世界の投資家に、長期的な視点に立ち幅広い投資ソリューションを提供しています。現在、運用資産総額は約128兆円*に上ります。
日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。
※2022年6月末現在。*7,734億英ポンド、1英ポンド=164.98円換算。
※本資料におけるシュローダー・グループとは、シュローダーplcを直接もしくは間接的に親会社とする会社などを言います。
【本資料に関する留意事項】
本資料は投資判断を行っていただくためのものではありません。
投資信託は、金融機関の預貯金と異なり、元金および利息が保証されている商品ではありません。投資信託は、預金または保険契約ではなく、預金保険および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。投資信託は、銀行等登録金融機関でお申込みいただいた場合は、投資者保護基金の支払対象ではありません。
本資料はシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社が作成したものです。お申し込みの際は、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)」の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
本資料に示されている運用実績、データ等は過去のものであり、将来の投資成果等を示唆あるいは保証するものではありません。投資資産および投資によりもたらされる収益の価値は上方にも下方にも変動し、投資元本を毀損する場合があります。また外貨建て資産の場合は、為替レートの変動により投資価値が変動します。
本資料は、作成時点において弊社が信頼できると判断した情報に基づいて作成されておりますが、弊社はその内容の正確性あるいは完全性について、これを保証するものではありません。
本資料中に記載されたシュローダーの見解は、策定時点で知りうる範囲内の妥当な前提に基づく所見や展望を示すものであり、将来の動向や予測の実現を保証するものではありません。市場環境やその他の状況等によって将来予告なく変更する場合があります。
本資料を弊社の許諾なく複製、転用、配布することを禁じます。
関連リンク
シュローダーの視点
https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/insights/