プレスリリース
金沢大学(石川県金沢市)は3月23日、金沢市内のホテルにおいて第4回「日本数学A-lympiad」の表彰式を実施した。これは、国際Math A-lympiadが出題する“実社会に起こりうる世界的な課題”に、卓越した数学と英語の力を持った全国の高校生がチームで挑戦するコンテスト。当日は、山崎光悦学長から最優秀賞チームおよび優秀賞チームに表彰状、盾、副賞が贈呈された。なお、受賞者には同大が実施している超然特別入試(A-lympiad選抜)への出願資格が与えられる。
日本数学A-lympiadは、純粋で抽象的な数学の知識・技能を競うものではなく、現実の世界的な課題を背景として作成された問題(英文)を読み解き、数学の力を利用して社会にとってより良い解決案を提案するもの。
第4回は2021年11月14日に開催され、全国17都道府県28校から86チーム327名の高校生が参加。12月23日に受賞チームが発表された。
2022年3月23日に行われた表彰式には、最優秀賞チームおよび優秀賞チームが出席。表彰式後には懇談会も開催され、受賞者らはコンテストで取り組んだ課題について意見を交わしあった。
また、各チームが作成したレポートについてプレゼンテーションを行い、チーム4人で協力しながらアイデアを出し合って解を導き出した経験などが語られた。
なお同大会の受賞者には、金沢大学の「超然特別入試(A-lympiad 選抜)」への出願資格が与えられるほか、優秀な成績を収めたチームはオランダで開催される国際大会(Math A-lympiad、※)に日本代表として推薦されることになっている。
※今年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、大会が中止となった。なお、国内予選のレポートによる書類審査が行われた。
《受賞チーム》
○最優秀賞
・西大和学園高等学校(奈良県)
2年 奥村 翼/2年 小室 青空/2年 宮島 大暉/2年 山田 英明
○優秀賞
・立命館慶祥高等学校(北海道)
2年 中地 明/2年 清水 優/2年 地崎 孝平/2年 吉田 美優菜
※そのほか、8チームが優良賞を受賞。
(参考:金沢大学公式サイト内関連ページ)
・第 4 回日本数学 A-lympiad
https://www.kanazawa-u.ac.jp/contest/a_lympiad
・金沢大学コンテスト
https://www.kanazawa-u.ac.jp/contest
・超然特別入試
https://www.kanazawa-u.ac.jp/education/admission/special
(関連記事)
・金沢大学コンテスト「第4回超然文学賞」表彰式を挙行(2021.11.01)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-46933.html
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