プレスリリース
次世代型給湯機の開発や創エネ設備導入などでCO2 削減を加速
湯まわり設備メーカーの潟mーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻知、資本金:201 億円、
東証一部上場)は、脱炭素社会実現に向け、2030 年・2050 年までのCO2 削減目標を改定しました。
当社は2020 年、パリ協定に整合した環境目標を公表しましたが、全世界での対応が加速し、日本政府が2050 年のカーボンニュートラル実現の方針を打ち出したことを受け、この度、2030 年までに国内事業所によるCO2 排出量を50%削減(2018 年比)、国内で製造・販売する製品使用時のCO2排出量を30%削減(2018 年比)する新しい目標を掲げました。さらに、2050 年には海外を含む事業所・製品による排出量を実質ゼロ化し、カーボンニュートラルの実現を目指します。
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給湯で使用するエネルギーは、家庭全体で使用するエネルギーの29%を占めます。給湯機器を製造・販売する当社グループ(国内)の製品および事業活動により排出するCO2 は約1,834 万トンで、これは日本全体で排出されるCO2 年間排出量約11.49 億トンの1.6%に相当します。当社はガス・石油機器業界初のエコ・ファースト企業として、いち早く地球温暖化問題への対応に着手し、CO2 削減に取り組んできました。CO2 削減目標の改定により、次世代型給湯機の開発とカーボンニュートラルガスや水素等の活用を踏まえた対策など、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みをさらに加速させます。
脱炭素実現に向けたロードマップの策定
2050 年のカーボンニュートラル実現にむけ、2030 年までを「低炭素化フェーズ」、それ以降を「脱
炭素化フェーズ」とし、環境対応型商品の拡販などを踏まえた製品供給と、RE100*達成などを踏まえた事業活動についてロードマップを策定しました。
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*RE100:事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために設立された国際イニシアチブのひとつ。事業運営に必要なエネルギーを100%、再生可能エネルギーで賄うことを目標とする。
2030 年に向けた投資
ロードマップに沿い、カーボンニュートラルに向けた取り組みについて約700 億円の投資を見込んでいます。
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「カーボンニュートラル実現に向けた取り組み」の詳細は、下記URL よりご確認ください。
https://www.noritz.co.jp/company/news/assets/NRcarbon_2.pdf