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日本製鉄株式会社

日本製鉄 第32回日本製鉄音楽賞受賞者決定

(Digital PR Platform) 2022年01月20日(木)12時13分配信 Digital PR Platform

第32回日本製鉄音楽賞の受賞者は、以下の通り決定しましたので、お知らせいたします。

《フレッシュアーティスト賞》副賞300万円
佐藤 晴真 さとう はるま (チェロ)
【贈賞理由】
2019年のミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門において日本人として初めて優勝し、一躍国際的に注目を集めることとなった。その後の演奏会での目覚ましい活躍ぶりもさることながら、そのどれもが高い水準の演奏であり、最高の評価を得ている。日本を代表するチェリストになるであろう逸材として大きく期待される。(江口玲選考委員)

《特別賞》副賞100万円
広渡 勲 ひろわたり いさお (プロデューサー、演出家)
【贈賞理由】
現場を知り尽くした綿密な仕事ぶり、出演者とスタッフを纏める目配りの細やかさ。広渡さんは長きにわたり舞台監督として数々の舞台製作に従事し、質の高い公演を作り上げてきた。最近もなお、昨年の兵庫の《メリー・ウィドウ》演出など活発に活動を展開している。わが国の舞台音楽界での彼のこれまでの業績を高く評価し、今回の贈賞となった。(寺西基之選考委員)

なお、第32回日本製鉄音楽賞の贈呈は、2022年3月31日(木)に日本製鉄株式会社本社において行います。また、贈呈とは別に、受賞記念コンサートを、2022年7月に開催予定です。


《受賞者経歴》
第32回日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞
佐藤 晴真 さとう はるま(チェロ)

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/84/55072/250_250_2022012011502261e8cdee5c21c.jpg

生年月日:1998年2月27日 出身:名古屋
実力・人気を兼ね備えた若い世代を代表するチェリスト。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。ほかにも全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位、アリオン桐朋音楽賞など多数の受賞歴を誇る。すでに国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。NHKテレビ、NHK-FMにもたびたび出演。18年、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。20年11月には、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses〜ブラームス作品集〜』をリリース。21年11月には、セカンド・アルバム『SOUVENIR〜ドビュッシー&フランク作品集』をリリース。これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にてイェンス・ペーター・マインツ氏に師事している。13年東京都北区民文化奨励賞受賞。15年ヤマハ音楽振興財団奨学生。16年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18年ロームミュージックファンデーション奨学生。20年、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞受賞。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年製。

第32回日本製鉄音楽賞 特別賞
広渡 勲 ひろわたり いさお(プロデューサー、演出家)



[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/84/55072/200_281_2022012011543261e8cee823a1d.jpg


生年月日:1940年12月3日 出身:福岡県福岡市
早稲田大学第1文学部演劇専修を卒業後東宝演劇部に所属。1965年東宝在籍中にハワイ大学に1年間留学、その後アメリカ−イギリス−フランス−ドイツ−イタリア等、欧米の劇場を視察して帰国。東宝では菊田一夫の演出助手、また舞台監督として『ラ・マンチャの男』(日本初演)、『風と共に去りぬ(スカーレット)』等、帝劇開場時のミュージカルや、『奇跡の人』(日本初演)をはじめ、森繁久弥、美空ひばりが主演する商業演劇を数多く手がける。一方、松本白鸚(現二代目松本白鸚、中村吉右衛門の父)率いる「東宝劇団」や「木の芽会」の演出部(狂言作者)として、帝国劇場、国立劇場等、歌舞伎公演にも数多く参加、歌舞伎への造詣を深める。1970年「アメリカ・バレエ・シアター」来日公演を契機にジャパン・アート・スタッフに移籍。
日本舞台芸術振興会(NBS)及び傘下の東京バレエ団の制作プロデューサーとして、「ミラノ・スカラ座」「ウィーン国立歌劇場」「メトロポリタン歌劇場」「バイエルン州立歌劇場」「ベルリン・ドイツオペラ」「ベルリン州立歌劇場」「英国ロイヤル・オペラ」等、世界の主要歌劇場や、「パリ・オペラ座バレエ団」「英国ロイヤル・バレエ団」「デンマーク・ロイヤル・バレエ団」「モーリス・ベジャール・バレエ団」「ボリジョイ・バレエ団」など、世界的なバレエ団を数多く招聘し、技術監督を兼ねる総合プロデューサーとして、プロダクションとテクニカルの両面を兼任して公演を成功に導く。これらの公演を通して、指揮者のバーンスタイン、クライバー、ムーティ、メータ、バレンボイム、演出家
のゼフィレッリ、フリードリヒ、コンヴィチュニー、振付家ベジャール、ノイマイヤー、キリヤン、パントマイムのマルセル・マルソーにいたるまで、多岐にわたる海外の著名な芸術家との交流を深める。
現在、日本のスタッフの中で海外の主要歌劇場やバレエ団に最も精通しているプロデューサーの一人といわれる。2002年NBS退社。
●演出家としては2004年「アグネス・バルツァ=ギリシャを歌う」をはじめ、「麻実れい」や「佐藤しのぶ」のリサイタルを継続的に担当、オペラティックでドラマティックな独自の美的空間の創造で注目を集める。2008年、兵庫県立芸術文化センターにおける喜歌劇《メリー・ウィドウ》(佐渡裕指揮)の演出を担当、12回ロングラン公演を大成功に導く。2011年《こうもり》(佐渡裕指揮)で再登板。全8回公演を完売しこの2つの公演で観客動員総数4万人という記録を達成する。
2003年「昭和音楽大学音楽芸術運営学科主任教授」就任。2011年退任。「客員教授」就任。
2003年「文部科学省特別補助オープンリサーチ・センター整備事業研究総括者」就任。
2004年「東京藝術大学応用音楽特殊ゼミ講師」就任。2008年退任。
2015年「福岡文化財団理事」就任。同財団主催「NCB音楽祭」の総監督兼任。
●2000年フランス共和国政府から「芸術文化勲賞シュヴァリエ」叙勲。


《日本製鉄音楽賞》
Nippon Steel Music Awards
日本製鉄音楽賞(旧称・新日鉄音楽賞、2012(平成24)年10月より新日鉄住金音楽賞、2019年4月1日より現行に改称)は、1990(平成2)年に旧新日鉄創立20周年と、同社が提供してきた「新日鉄コンサート」放送35周年を記念して設けられた音楽賞です。この賞を通して、日本の音楽文化の発展と、将来を期待される音楽家の方々の一層の活躍を支援することを目的としています。

【賞の概要】
フレッシュアーティスト賞[賞状/副賞300万円]
 将来を期待される優れたアーティストを対象とした賞。
 選考方針としては、技術のみにかたよらず、音楽性、将来性を重視し、広い範囲から選出。
 その年の最優秀者を決定し、賞を贈る。
特別賞[賞状/副賞100万円]
 クラシック音楽をベースにした活動を行っている個人を対象とした賞。
 幅広いジャンルのなかから、演奏会を支えるなど音楽文化の発展に大きな貢献を果たした方
 に対して、賞を贈る。

【選考委員】
寺西 基之(音楽評論家)
上田 弘子(音楽評論家)
山野 雄大(音楽評論家)
江口 玲(ピアニスト・東京藝術大学教授)
山崎 伸子(チェリスト・桐朋学園大学特任教授・東京藝術大学名誉教授)


お問い合わせ先:
日本製鉄株式会社
日本製鉄音楽賞運営事務局
(公益財団法人日本製鉄文化財団 受託事業)
〒102-0094東京都千代田区紀尾井町6番5号
電話:03-5276-4500(代表)
FAX:03-5276-4527



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