• トップ
  • リリース
  • 100周年の感謝をアートに込めて -- 『甲南女子学園創立100周年記念上方浮世絵名品展 』in兵庫県立美術館ギャラリー棟3階 -- 厳選展示、文化・文政期の浮世絵100点162枚を無料公開

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

100周年の感謝をアートに込めて -- 『甲南女子学園創立100周年記念上方浮世絵名品展 』in兵庫県立美術館ギャラリー棟3階 -- 厳選展示、文化・文政期の浮世絵100点162枚を無料公開

(Digital PR Platform) 2021年11月01日(月)14時05分配信 Digital PR Platform



甲南女子学園(神戸市東灘区)は、創立100周年の感謝を込めて、「上方浮世絵」の世界を楽しめる特別展覧会を兵庫県立美術館ギャラリー棟3階にて、11月21日(日)から開催します。甲南女子大学図書館に所蔵している文化・文政期の浮世絵715枚のうち、ここでしか見られない希少な作品を中心に、100点162枚を厳選・無料公開します。1920年の学園創立以来、100年の歴史を共に歩んできた地元・神戸での社会貢献活動の一環で実施します。




■本件の内容■
 甲南女子大学図書館は文化・文政期(1804〜1830)に出版された715枚の上方浮世絵を所蔵しています。浮世絵といえば北斎や広重といった江戸の絵師たちの作品を思い浮かべますが、実は上方(京都・大坂)でも土地の好みに応じた独自の浮世絵が出されていました。
 浮世絵には、歌舞伎役者を描いた「役者絵」、女性を描いた「美人画」、名所を描いた「風景画」などの種類があります。役者絵は舞台面を描くことが基本ですが、甲南女子大学にはこれ以外に、口上図や役者の日常を描いた作品など、贔屓(ファン)との繋がりの強さを示す役者絵も数多く残されています。
 また、上方は江戸に比べ美人画の比率が極端に低いのですが、神社の祭礼時に遊女らが仮装して練り歩く姿を描いた「ねりもの図」や、芸妓の花見図、遊女が芸事を嗜む姿など、珍しい美人画も所蔵されています。このような鑑賞用の浮世絵だけでなく、手を加えて遊ぶおもちゃ絵や実用的な柱絵なども豊富にあります。切ったり組み立てたりする浮世絵が、もとのままの形で残されていることは大変貴重なことです。
 新型コロナウイルスのため、1年遅れとなりましたが、甲南女子学園創立100周年を記念し、地元・神戸への感謝を込めて、所蔵浮世絵の全体像を示す展覧会を初めて開催します。豊かな上方文化の世界を、地域・一般の方々に広くお楽しみいただける機会となっています。


--------------------------------------------------------------------
■ 開催概要 ■
『甲南女子学園創立100周年記念上方浮世絵名品展』
--------------------------------------------------------------------
【日 時】
 2021年11月21日(日)〜12月21日(火)
 10:00〜18:00 ※月曜休館


【会 場】
 兵庫県立美術館ギャラリー棟3階
 (神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)


【観覧料】 無料
【主 催】 甲南女子学園
【問合せ】 甲南女子大学 図書館


<甲南女子学園と浮世絵展>
 1920(大正9)年、当時住吉村(現在のJR住吉駅周辺)に在住した関西財界人の一人であった安宅商会社長の安宅 彌吉(あたか やきち)氏が、女子教育の必要性を訴えて、甲南高等女学校として創立しました。当時の財界人が持っていた自由主義教育への思いを基盤に、戦前から先進的な教育に取り組み、戦後は甲南女子中学校・高等学校となり、現在は大学・大学院を併設する女子総合学園として発展してきました。
 2020年には、共に歩んできた神戸の地で学園創立100周年を迎えました。個性尊重・全人教育の伝統を基調として広く知識を授け、誠実にして品位ある人格を備えた教養高い女性を育成し、社会に貢献することが、100年の歴史を通じて受け継がれてきた甲南女子学園の目的です。
 甲南女子学園では、学生の教養を高め、地域社会に貢献する活動の一端として、日本のみならず世界中の古典籍を多数所有し、その研究、保存、公開に取り組んできました。今回展示する上方浮世絵コレクションもその一部です。これだけの点数を一挙に一般公開するのは学園創立以来初めてのことです。ぜひ学園100年の教育・研究活動の成果を、地域の皆様に広くご鑑賞いただけましたら幸いです。



<関連URL>
▼「甲南女子学園創立100周年記念上方浮世絵名品展」を開催します【期間:11/21(日)〜12/21(火)】
 https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3327


[参考:甲南女子大学 図書館 概要]

 蔵書数約50万冊。大学の教育研究を支える。建築家村野藤吾が書物に囲まれた空間の中で読書や勉学がおこなえるように設計した。「ひらめき」や「出会い」を創造するように演出された学びの場となっている。『シェイクスピア戯曲全集』ファーストフォリオ(1623)、伝藤原為家筆『源氏物語』梅枝の巻(鎌倉時代中期書写)などの貴重書も所蔵する。


[参考:甲南女子大学 概要]
 兵庫県神戸市東灘区にキャンパスを置く。5学部[国際学部・文学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部]と大学院に2研究科[人文科学総合研究科・看護学研究科]を擁する女子総合大学。「品格と国際性を備え、社会に貢献する高い志を持つ女性を育成する」を大学の使命に、産学官連携や社会貢献等の学びを展開している。


-------------------------------------------------------------
●ご案内(1)●
報道関係者向け「記者内覧会」開催について
-------------------------------------------------------------
 一般公開に先駆けて報道関係の皆様を対象に、「記者内覧会」を行います。
 展覧会の見どころを本展監修者よりご説明し、作品をご覧いただきます。



【日 時】
 2021年11月20日 (土)
 13時00分〜14時00分(受付開始:12時45分)



【場 所】
 兵庫県立美術館ギャラリー棟3階展示室
 (神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)


【内 容】
(1)展示会概要・主旨説明:米田 明美(よねだ あけみ)
 甲南女子学園創立100周年記念上方浮世絵名品展 担当責任者
(2)作品解説:北川 博子(きたがわ ひろこ)
 上方浮世絵研究家/甲南女子学園創立100周年記念上方浮世絵名品展 監修者 
(3)質疑・応答



【お申込み方法】
■利用申込みについては、本ページに添付の「プレスリリース資料」(PDF)をご確認ください。
・ページ番号【4/5】添付(1)「記者内覧会申込書」の申込事項をご記入のうえ、E-mailまたはFAXにてお申込みください。
・締切:2021年11月19日(金)13時00分


----------------------------------------------------------------
●ご案内(2)●
報道関係者対象「広報用画像データ」提供について
----------------------------------------------------------------
 展覧会広報用として、作品画像を7点ご用意しています。
 ぜひ本展をご紹介くださいますようお願いいたします。



【お申込み方法】
■利用申込みについては、本ページに添付の「プレスリリース資料」(PDF)をご確認ください。
・ページ番号【1/5】と【3/5】をご参照のうえ、ご希望の画像をお知らせください。

・ページ番号【5/5】添付(2)「広報用画像データ利用申込書」の申込事項をご記入のうえ、E-mailにてお申込みください。

▼本件に関する問い合わせ先
甲南女子学園 事務局 広報課
住所:〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23
TEL:078-413-3130(平日9時00分〜17時00分)
FAX:078-413-3154
メール:koho@konan-wu.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

このページの先頭へ戻る