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プレスリリース

日本イーライリリー株式会社

糖尿病患者さんと家族の重症低血糖調査結果を発表 重症低血糖を知っている患者さんは25%

(Digital PR Platform) 2019年10月30日(水)13時05分配信 Digital PR Platform

〜情報共有・家族の関わりが重要〜

<調査結果のポイント>
・低血糖と比較して、重症低血糖の認知度は患者さん25%、家族*40%とともに低い
・74%の患者さんが重症低血糖について家族に相談・情報共有をしていない
・重症低血糖を経験すると不安度が増し、患者さん67%、家族83%の日常生活に影響があった
・79%の家族が、重症低血糖の予防・対処についてサポートをしたいと思っている
*家族=糖尿病患者さんと同居し、糖尿病に関して何らかのサポートをしている人

日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下「日本イーライリリー」)は、現在糖尿病の治療を受けている患者さん667名と、糖尿病患者さんの家族238名を対象とした、重症低血糖に関する意識調査を実施しました。

その結果、低血糖について「内容を詳しく知っている」、もしくは「ある程度内容を知っている」患者さんは77%、家族は76%に上りましたが、重症低血糖については患者さん25%、家族は40%に留まりました。また、重症低血糖について「聞いたことがない」と回答した患者さんは44%、家族は37%存在し、重症低血糖に関する知識や認識が限定的もしくは不足していることが分かりました。

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国内では、重症低血糖が原因と考えられる救急搬送が年間約2万件発生していると推計されます※。重症低血糖に陥ると昏睡や痙攣、不可逆性の脳障害等を起こす可能性や死亡リスクにも繋がる可能性があり十分な注意が必要です。重症低血糖は、急に血糖値が低下し対処が間に合わない場合や、自覚症状なしに血糖値の低下が進行する場合などに陥り、回復する際に他者の支援が必要になります。

実際に重症低血糖を経験したことがある患者さん215名に、重症低血糖を起こした時の状況を質問したところ、症例の60%は自覚症状が無く発症していました。また、経験時に近くにいた人物は誰か質問したところ、最も多い回答が「家族」で47%でした。

また、本調査では、患者さんの74%が家族と重症低血糖について情報を共有していないことが分かりました。患者さんが情報共有をしていない主な理由は、「糖尿病治療について家族は関与していない(32%)」「家族を不安にさせたくない(15%)」など、家族のかかわり方に関する回答や、「何を話していいのかわからない(22%)」「重症低血糖は自分には起こらない(19%)」など、重症低血糖に対する低い認識による回答も見られました。

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さらに、重症低血糖に対して「不安だ」「非常に不安だ」と回答している割合が、患者さんは43%、家族は66%、重症低血糖経験者では78%、経験者の家族は92%と、経験の有無によって捉え方が異なることが調査結果として現れました。また、重症低血糖経験後の日常生活への影響について質問したところ、重症低血糖経験者の67%、経験者の家族83%に何らかの日常生活の影響があったことが分かりました。

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なお、重症低血糖の経験の有無に関わらず家族のサポート意向は強く、「同居する糖尿病患者さんに対して重症低血糖の予防・対処のサポートをしたいと思いますか?」という問いに対し、「非常にしたいと思う(26%)」、「したいと思う(53%)」と、合わせて79%の家族が患者さんのサポートをしたいと回答しました。

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本アンケート調査を監修した東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・代謝内科 教授 山内敏正先生は次のようにコメントしています。
「重症低血糖は、1型・2型関係なく糖尿病患者さんに起こる可能性があります。未然に防ぐことが可能ですので、かかりつけの医師、家族や身近な人とも情報共有して相談する社会環境の整備が急務です。予防することが一番ですが、いざという時に家族や身近な人がサポートできるよう、重症低血糖の症状や対処法について情報共有しましょう。」

同じく本アンケート調査を監修した神戸市立医療センター中央市民病院 糖尿病内分泌内科 医長 岩倉敏夫先生は次のようにコメントしています。
「低血糖を対処できていたとしても、低血糖を繰り返すことにより自覚症状が失われて重症化することがあります。糖尿病患者さんは重症低血糖についても自分ごとと捉えて、かかりつけの医師に相談し、家族へ情報を共有しましょう。」

※ 難波・岩倉・西村・赤沢・松久・渥美・佐藤・山内: 糖尿病治療に関連した重症低血糖の調査委員会報告, 糖尿病60(12):826-842, 2017より推計

低血糖および重症低血糖とは
低血糖とは、血糖値が正常範囲以下にまで下がった状態のことをいい、冷や汗、動悸、意識障害、けいれん、手足の震えなどの症状があらわれます。症状が起きた時にきちんと対処すれば回復しますが、急に血糖値が低下して対処が間に合わない場合や、自覚症状なしに血糖値の低下が進行する場合などは、自己のみでは対処できない重症低血糖に陥ることがあります。重症低血糖に陥った場合、大脳機能が低下して昏睡や痙攣、不可逆性の脳障害等を起こす可能性があります。

日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。人々がより長く、より健康で、充実した生活を実現できるよう、革新的な医薬品の開発・製造・輸入・販売を通じ、がん、糖尿病、筋骨格系疾患、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、成長障害、疼痛、などの領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://www.lilly.co.jp

糖尿病事業について
日本イーライリリー株式会社は、糖尿病のトータル治療を提供するリーディングカンパニーとして、画期的な糖尿病治療薬の研究、開発および情報提供活動に尽力していくとともに、「リリー インスリン50年賞」をはじめとしたサポート活動を通じ、糖尿病と共に生活をされている患者さんに寄り添い貢献してまいります。

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