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プレスリリース

青山学院大学「次世代ウェルビーイング〜個別適合をめざした統合的人間計測・モデル化技術の構築〜」事業が、文部科学省 平成28年度私立大学研究ブランディング事業に選定

(Digital PR Platform) 2016年12月08日(木)08時05分配信 Digital PR Platform

青山学院大学(東京都渋谷区、神奈川県相模原市)が推進する「次世代ウェルビーイング〜個別適合をめざした統合的人間計測・モデル化技術の構築〜」事業が、平成28年11月22日(火)、文部科学省が進める 平成28年度私立大学研究ブランディング事業に選定された。


【事業概要】
 本事業では、人々が良好な状態で生活できる社会的な枠組みを「次世代ウェルビーイング (Well-Being)」とし、その観点から従来の不特定多数を対象とした画一的なサービス提供に対して、個々の対象者に最適なサービスを提供するシステムの構築を目的とする。このようなサービス提供システムには、計測技術と個別適合モデルが必要であり、生体計測技術、動き計測技術、モデリング技術、個別適合技術を融合し「統合的人間計測・モデル化技術」として構築する。さらに、提案するサービス提供システムを産官学連携により健康福祉、知識教育、技能研修分野へ適用することで本事業の社会展開を目指す。

【「次世代ウェルビーイング」社会に求められるサービス提供システム】
 先進諸国のように成熟した社会では、すべての人々が身体的・精神的・社会的に良好な状態で生活できる社会的枠組みが重要である。青山学院大学では、このような社会的枠組みを「次世代ウェルビーイング」とし、それに関わる研究に対する1つのブランドとして確立させることを目指している。「次世代ウェルビーイング」型の社会を実現するためには、これまで培われてきた様々な分野における知識や技能をサービスとして提供する際、従来の画一的にサービスを提供させるシステムではなく、個々のサービス対象者に対し最適で満足させるサービスを提供するシステムが必要である。このようなサービス提供システムには、対象者の特性を計る計測技術と、個々の特性の受け皿となる個別適合モデルがコアとなり、これらを用いて対象者の特性に関する情報がサービス提供者にフィードバックされることが重要である。

【本事業で取り組む個別適合モデルにもとづくサービス提供システム】
 従来型の画一的なサービス提供システムでは、不特定多数のサービス対象者に対する共通の汎用モデルをもとにサービス提供をしている。この汎用モデルは、観測者が対象者の特性を長期間、能動的に収集し、経験と主観にもとづいた知見として構築される。そのため、従来型のサービス提供システムでは、個々の対象者の特性を反映したサービスを迅速に提供することは難しく、必ずしもすべての対象者に対し最適で満足させるサービスが提供されるものではない。
 本事業で提案するシステムでは、従来の汎用モデルに代わり個別適合モデルを導入する。個別適合モデルは、汎化的に用いられる共通モデルと、対象者個々の特性を表す個別適合用パラメータで構成される。個々の対象者の特性は生体情報および動きとして計測し、計測データを解析することで個別適合用パラメータが自動的に調整される。これにより、対象者の特性を反映した情報がサービス提供者へフィードバックされる。サービス提供者は、この情報にもとづいて対象者に対し個別適合した最適なサービスを提供することができる。本システムにおいて、コアとなる計測技術および個別適合モデルは、生体計測技術、動き計測技術、モデリング技術、個別適合技術として開発した要素技術を「統合的人間計測・モデル化技術」として融合することで実現される。この技術融合により、個々の特性である生体情報、動きを短期間で自動的に計測することができ、従来の観測者によるフィードバックと比較して、より多くの対象者の特性を高精度かつ迅速にサービスへ反映させ、提供することが可能となる。

【健康福祉分野、知識教育分野、技能研修分野への社会展開】
 提案するサービス提供システムは、特定の分野のみを対象とするものではなく、様々な分野において適用できるものである。本事業では、特に健康福祉分野、知識教育分野、技能研修分野を対象とし、産官学プロジェクトで共同実施実績がある地方自治体、企業、国内大学と連携し社会実装を行うことで国内展開を行う。さらに、国外の大学の研究チームと共同で実証実験を実施することで、海外でのモデルケースを構築し海外展開を図る。健康福祉分野、知識教育分野、技能研修分野において、それぞれ以下を目的とし提案するサービス提供システムを適用することで、社会展開を目指す。

・健康福祉分野
 健康寿命を延ばすために生体情報と動きの計測による個別適合モデルを構築し、効果的な健康管理に関する情報を提供することを目的とする。

・知識教育分野
 学習者の教育効果向上のために、学習者の生体情報や動きを計測することで個別適合モデルを構築し、最適な教材を効果的なタイミングで提供することを目的とする。

・技能研修分野
 受講者の生体情報と動きを計測することで個別適合モデルを構築し、インストラクタにより効果的なアドバイスが提供されることを目的とする。

【青山学院大学における研究ブランディング事業への取組】
 本学は、建学の精神として人類への奉仕をめざす自由で幅広い学問研究を大切にし、設立当初は人文学を中心に研究を進めてきた。理工学部は1965年の設立以来、理工学各分野の研究を進めて数多くの研究実績を上げてきた。今後、現在の多様化した社会ニーズに応えるために、これまでの専門分化された研究領域だけではなく、理工学部で培われた技術と人文学(心理学系)とを融合した学際的な研究を推進し、「人を中心に据える」という理念のもと、我々の社会生活に直接応用可能な学問分野を構築する方向性を明確に打ち出すこととした。
 本事業の独自性は、「次世代ウェルビーイング」の観点から、集団として人を捉えるのではなく、個々人として捉えることで、様々なサービスを個別に適合させるという点にあり、「人を中心に据える」という理念にもとづくものである。建学の精神に立脚しつつ、総合大学としての青山学院大学の向かうべき新しい方向性として本事業を実施し、事業への取り組みを通して「次世代ウェルビーイング」が青山学院大学の新たな研究ブランドとして確立されることを目指していく。

●関連リンク
本学の「次世代ウェルビーイング〜個別適合をめざした統合的人間計測・モデル化技術の構築〜」が、文部科学省 平成28年度私立大学研究ブランディング事業に選定
 http://www.aoyama.ac.jp/info/news/2016/02162/

▼本件に関する問い合わせ先
 青山学院大学 相模原キャンパス 事務部研究推進課
 E-mail: kenkyuusienu@aoyamagakuin.jp
 TEL: 042-759-6056

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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