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エイピーピー・ジャパン株式会社

アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP) 炭素の排出削減に向け、熱帯泥炭地上の商業植林地の操業中止を誓約

(Digital PR Platform) 2015年08月17日(月)16時55分配信 Digital PR Platform

【2015年8月13日、ジャカルタ】 ― アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は危機的状況にある泥炭地を保護するため、約7,000ヘクタールの商業植林地の操業停止を誓約すると発表しました。保全を目的に熱帯泥炭地上の植林地の操業を中止するのは、世界でも初めてのことです。インドネシアにおける泥炭地の開発は、世界最大の温室効果ガス(GHG)排出源の一つです。(*)今回の植林地の操業中止は、2020年までに26パーセントの排出削減を実現するというインドネシア政府の目標を後押しすることになります。

(*)東南アジアにおける泥炭地の排水によるCO2排出は、世界の化石燃料の燃焼によるCO2排出量の1.3%から3.1%に相当する。

操業中止の対象地域は、研究機関Deltaresの勧告により早急な再生取り組みが必要であると特定された、リアウ州と南スマトラ州のアカシア植林地5ヶ所です。APPの「森林保護方針(FCP)」に従って、操業中止を進める前に、FPIC (十分に情報を与えられた上での自由意思に基づく事前の合意)プロセスがこの5ヶ所で実施されます。

今回の発表は、最善慣行による泥炭地管理を目指し、インドネシア政府や多くの植林会社にとっても有益な、科学的根拠に基づいた景観取り組みを行うというAPPの誓約の一環です。これは、2013年2月にすべての自然林および新規の泥炭地開発を直ちに中止した当社の方針に記載された森林保全誓約を前進させたものです。

この取り組みの一環として、DeltaresはAPPと協力して、熱帯泥炭地でLiDAR遠隔センシング技術を使った未だかつてない規模のマッピング作業を実施しています。Deltaresは航空機を使ったこのLiDAR技術を利用することで、APPの原料供給会社が位置しているインドネシア全泥炭地の約1/4をマッピングすることができます。その面積は合計450万ヘクタールにおよび、スイス全土または米国のペンシルバニア州の面積に匹敵します。このマップは2016年に完成の予定です。このマッピングによって、非常に重要な多くの泥炭景観地域の水理特性や環境状況に関する前例のない知見が得られることになります。また、データを分析することで、泥炭景観地における排水の影響を最小限に抑える方法について、DeltaresからAPPへのさらなる助言が可能となり、森林損失の抑制に限らず、気候変動を引き起こす温室効果ガスの排出削減に大きく貢献することになるでしょう。

 泥炭地の最善慣行モデルの開発に向け、APPはDeltaresと協働――グリーンピースが進捗状況を監視
 これまでにない規模で、インドネシアの泥炭景観地域の1/4がLiDAR技術でマッピングされる
 2013年以来、APPはすべての泥炭地開発を中止するとしたFCP誓約を推進させている


APPの持続可能性担当役員、アイダ・グリーンベリーの談話:
「泥炭地上の商業植林地の操業を中止するというAPPの決定は、当社の森林保護方針を実践していく上で画期的な出来事であり、前例のない誓約であると自負しております。稼働中の植林地の操業中止はどの企業にとっても簡単に下すことのできない決断ではありますが、残された泥炭林地域の保護に加え、泥炭地に由来する温室効果ガスの排出を削減および回避するという火急の対策を優先すべきだと当社は考えています。まだ道のりは遠く、学ぶべきことはたくさんありますが、本日の発表は大きな突破口となるものです。しかし、泥炭景観地の保護は、実際にはAPPのような企業が単独で実施できるものではありません。森林および泥炭景観地域の保護を支援するというAPPの目標は、政府や他の植林会社による有意義な取り組みに支えられた共通目標であるべきなのです。森林や泥炭地の保護取り組みにおける組織上の障害への対応や、森林再生への支援、地域コミュニティの発展の機会の保証なども、この目標に含まれるべきでしょう」

Deltaresのプログラム・リーダー、Aljosja Hooijer博士の談話:
「APPは泥炭地林の保護と排出削減を支援するまたとない機会を得ました。本日発表された進捗状況は、泥炭地の最善管理慣行となる新モデルの開発に向けたプロセスの第一歩です。LiDARデータを収集する先駆的な取り組みのおかげで、我々は前例のない規模でこの技術を実施することができます。またこれは、インドネシアだけでなく、泥炭および泥炭管理に関する世界的な科学知識を進展させることになるでしょう」

以上


<アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)について>
アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は、インドネシアと中国の紙パルプ製造企業グループの総合ブランド名です。当社の製品は毎日さまざま形で世界中から消費者の皆様のお手元に届いています。1972年に操業を開始した当社は、現在、インドネシアと中国で生産活動を行っており、紙、パルプ、包装製品、加工製品の総合生産能力は年間1,900万トン以上。6大陸の120ヶ国で製品を販売しています。ここ数年、当社は買収と自社紙パルプ工場の拡張によって事業を大幅に拡大してきました。多くの国々の支社を通じて当社が世界中で紙製品の販売シェアを伸ばし、存在感を増すことができるのは、顧客満足を第一に考えているためです。当社は「伝統と革新は矛盾しない」と信じています。これは、東洋の伝統の一環として長期的な関係を重んじる一方で、革新と効率性という近代的価値を取り入れていく決意があるということです。また、サプライチェーンの完全性の維持は、APPの事業活動と「持続可能性ロードマップ ビジョン2020」に対する誓約にとって極めて重要です。APPの環境への取り組みについては、当社の持続可能性報告書と森林保護方針をご覧ください。www.asiapulppaper.com


<Deltaresについて>
Deltaresは、水、地下層、社会インフラ分野で応用研究を行う独立した機関であり、世界各地の人々、環境、社会のため、賢明な解決策、革新、応用に取り組んでいます。当社は主にデルタ地帯や沿岸地域、河川流域を重視しています。被害を受けやすいこうした人口密集地域は複雑であり、そのため、当社は国内外の政府や企業、他の調査研究機関、大学と緊密に連携しています。我々のモットーはデルタ・ライフの実現です。応用研究機関であるDeltaresの成功は、当社の知見が社会の中でまたは社会のためにどれほど役に立っているかで明らかになります。Deltaresは専門知識や助言の質をもっとも重視しており、知見は当社の基幹事業だと考えています。 Deltaresは東南アジアにおいて、二国間融資機関、国際開発銀行、地方政府、NGO、民間産業のために、顧問として数百のプロジェクトを実施してきました。インドネシアでは40年を超える現地経験があり、水および土壌管理の分野で定評のあるコンサルタント企業です。近年、当社の業務の多様化に伴って泥炭地管理支援の分野に参入し、過去10年間で20を超えるプロジェクトに関わってきました。また、炭素排出、地盤沈下、未来の洪水といった観点から、泥炭地の排水による影響や軽減の方策について頻繁に発表を行っています。
www.deltares.nl

<APPJについて>
エイピーピー・ジャパン株式会社(APPJ)は、インドネシアのジャカルタを本拠とする総合製紙企業APPグループの日本における販売会社です。1997年の設立以来、17年以上にわたり日本市場のお客様のニーズにお応えするため、印刷、情報用紙、板紙、コピー用紙、文房具などの分野で、多様な紙及び板紙製品を提供しております。 
www.app-j.com/

詳細な情報がご入り用の方、また、ご意見をお寄せいただける方は、下記までご連絡ください:

エイピーピー・ジャパン株式会社
コーポレートコミュニケーション本部
山梨真美
Tel: 03-5217-1263
Fax: 03-5217-1105
E-mail: mami-yamanashi@appj.co.jp

エイピーピー・ジャパン広報代理
エデルマン・ジャパン株式会社 小保内(おぼない)
Tel: 03-4360-9000
E-mail: APPJapanPR@edelman.com

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