プレスリリース
子育て支援に関する食器洗い乾燥機の影響を実証
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山形県尾花沢市(以下、尾花沢市)と山形県北村山郡大石田町(以下、大石田町)とパナソニック株式会社 くらしアプライアンス社(以下、パナソニック)は、若者世代が安心して子供を育てられる環境の充実に共同で取り組んでいくことで合意し、協定を締結しました。
今回の合意に基づいて、尾花沢市と大石田町における子育て世帯の家事負担を軽減できる家庭内の環境づくりを目的として、食器洗い乾燥機(以下、食洗機)を用いた子育て支援に関する実証実験を実施します。実証実験では、食洗機を住民に無償で貸与し、子育て支援への影響などの調査分析を共同で行います。
本実証に用いる卓上型食器洗い乾燥機「スリム食洗機」NP-TSP1は、本体奥行約34.1cmのスリム設計でキッチンのシンク横スペースに置くことが可能ですが、一度に約4人分24点の食器が洗える容量を備えており、直径26cmのフライパンやまな板・包丁などの調理器具も洗浄可能です。また、分岐水栓の取り付け不要なタンク式のため、手軽に使用できます。
これまでも、尾花沢市と大石田町は、事務の一部を共同処理するために尾花沢市大石田町環境衛生事業組合を設立したり、尾花沢市・大石田町広域連携推進協議会を通じて除雪ボランティア活動を行ったりするなど、共同で地域交流や地域活性化を図っています。今後、尾花沢市と大石田町およびパナソニックは、本事業を通じて得られた結果より一層の子育て支援の促進に関する支援ニーズの把握を図り、新たな政策を検討していきます。
【実証内容】
食洗機を市民(尾花沢市・大石田町あわせて30世帯)に無償で貸与し、子育て支援や家事分担への影響などの調査分析を通じて、新たな政策の検討を行う
【想定される効果】
食洗機を用いた子育て環境の充実および男性の家事参加(家事シェア)しやすい家庭環境の充実
【実証期間】
2025年3月3日〜2025年5月25日
【各主体の役割】
■ 山形県尾花沢市
尾花沢市は、2022年7月に「第2期尾花沢市総合戦略」を策定し、「このまちで ともに 生きる しあわせな時を刻むまち 尾花沢市」の実現に向けて、「ふるさと一番! 定住促進プロジェクト」「あのまちで暮らしてみたい! 移住促進プロジェクト」「子育て日本一への挑戦!子育て応援プロジェクト」「生涯幸せ! 健康長寿プロジェクト」の4つのプロジェクトでまちづくりに取り組んでいます。本実証においては、
事業の実施およびデータ提供
モニターの公募、モニターへの食器洗い乾燥機の貸与及びアンケート調査の実施
市の関連媒体を利用した広報等での情報発信
を担います。
■ 山形県大石田町
大石田町は、2020年6月に「第2期大石田町まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、「将来に渡って活力のある地域社会」の実現に向けて、壱の櫂「町外から『ひと』や『しごと』を届け、大石田の『技術 わざ』や『特産品』を運び関係性も結ぶ仕組みづくり」、弐の櫂「町の宝である子供を安心して生み育て、愛着をもって 住み続けたいという暮らしの環境づくり」、参の櫂「若者や女性が主役となり、次代を担う元気な町づくり」に沿って施策を展開しています。本実証においては、
事業の実施およびデータ提供
モニターの公募、モニターへの食器洗い乾燥機の貸与及びアンケート調査の実施
市の関連媒体を利用した広報等での情報発信
を担います。
■ パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社は、100年育んできたくらしに寄りそう力で、人と地球の未来に続く、感動の商品とサービスを創造することを目指しています。本実証においては、
食洗機の提供
食洗機普及のトータルサポート
地域が抱える課題の検証と解決に向けた具体的な取り組み推進
を担います。
【実証に使用する製品概要】
卓上型食器洗い乾燥機「スリム食洗機」NP-TSP1
https://panasonic.jp/dish/c-db/products/NP-TSP1.html