プレスリリース
駒澤大学が新学長に仏教学部の村松哲文教授を選任 ― 仏教の教えと禅の精神に基づく「誰からも愛される大学」を目指す
駒澤大学(東京都世田谷区)はこのたび、現学長の任期満了に伴う学長選挙において村松哲文(むらまつ てつふみ)仏教学部教授を最終候補者として選出。11月28日の学校法人駒澤大学理事会で村松教授を学長に選任しました。任期は2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間となります。
村松教授の専門は仏教美術史、禅美術。中国を中心とした仏教文化圏の美術史を研究し、大学での授業・研究に加え、多数の市民講座の講師やNHK Eテレなどテレビ番組にも出演しています。
学長就任にあたっては「1.誰からも愛される大学:縁起」「2.みんなで助け合う大学:慈悲」「3.お互いに高め合う大学:知恵」を3つの方針とし、就任後も授業と研究を続けながら、20年後も輝き続け、仏教の教えと禅の精神に基づく「誰からも愛される大学」を目指していきます。
◆村松哲文教授
【略 歴】
1967年生
2003年3月 早稲田大学大学院文学研究科芸術学美術史専攻博士後期課程単位取得退学
・1999年4月 駒澤大学外国語部非常勤講師
・2005年4月 駒澤大学仏教学部専任講師
・2009年4月 同学部准教授
・2015年4月 同学部教授(現在に至る)
・禅文化歴史博物館長 2021年4月〜 現在
・学術研究推進部長(兼務) 2021年9月〜2022年3月
・2001年4月 早稲田大学會津八一記念博物館助手
・2002年4月 専修大学法学部非常勤講師
・2004年4月 早稲田大学文学部(文学学術院)非常勤講師
・2004年4月 國學院大學文学部非常勤講師
・2005年4月 中央大学総合政策学部非常勤講師
・2008年4月 聖心女子大学文学部非常勤講師
・2016年4月 女子美術大学芸術学部非常勤講師
【学 位】
修士(文学) 早稲田大学
【主な著書、論文等】
『駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門』(単著、集英社新書2022年6月)
「隠元禅師来日以降の造仏活動」(単著、『国際禅研究』9巻 2022年2月)
「禅美術研究の現在―展覧会の動向から―」(単著、『国際禅研究』8巻 2022年1月)
「熊野磨崖仏の造像背景をさぐる」(単著、『日本の石仏』167号 2019年)
「日本における達磨図の展開―白隠と風外慧薫に共通すること―」(単著、『駒澤大学佛教文学研究』22号 2019年)
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