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シーメンス株式会社

シーメンス、サステナビリティの目標達成に大きく前進

(Digital PR Platform) 2024年12月11日(水)11時00分配信 Digital PR Platform


DEGREE目標、14のうち7つを前倒しで達成
脱炭素化:自社事業におけるCOe排出量を2019年以降60%削減し、2025年の目標を55%上回る
生涯学習への強い取り組み: 学習および継続教育への投資は4億4,200万ユーロに増、シーメンスの従業員はデジタル学習とスキル開発に平均27時間を投資
25,000以上の製品に新しいSiemens EcoTechラベルが付く


シーメンスは、サステナビリティにおけるリーダーシップを引き続き強化し、新たに発行した「2024年サステナビリティレポート」で概説されている主要なマイルストーンを達成しています。テクノロジー企業としてシーメンスは、脱炭素化、公平性(エクイティ)、雇用適応力などの分野で、14の野心的な目標のうち7つを前倒しで達成しました。2024年度に販売されたシーメンスの製品とソリューションにより、お客様は初めて、シーメンスがバリューチェーン全体で発生した排出量(スコープ1、2、3の排出量)1を超える排出量を回避することができました。2021年以降、シーメンスは、厳格で測定可能な主要業績評価指標(KPI)を備えた包括的なアプローチである戦略的サステナビリティフレームワーク「DEGREE」で、その目標を定義しています。

1 イノモティクスは、2024年10月1日に売却されたため、イノモティクスを除いたシーメンスの数値。お客様が排出を回避した1億4,400万トンのCO2相当量には、イノモティクスは含まれません。バリューチェーン排出量1億2,100万トンCO2換算は、シーメンスのスコープ1、2、および3排出量を表しており、スコープ3の下流排出量にはイノモティクスは含まれません。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2765/100754/650_601_202412101426176757d0f9bfa42.jpg



「私たちは、お客様やパートナーとともに、目的を持ってテクノロジーを適用することで大きな進歩を遂げ続けています。テクノロジーは、世界で最も差し迫った課題を解決するための強力なツールであり、デジタル化は、お客様やパートナーが独自のサステナビリティ目標を達成するための重要な手段です。2024年に、私たちは野心的な目標に向けて力強い進歩を続けました。私たちは、さらに前進し、より速く進むことを約束します」と、シーメンスAG 取締役最高人事責任者兼最高サステナビリティ責任者であるユーディト・ヴィーゼは述べています。

シーメンスのテクノロジーが産業の脱炭素化と資源効率を推進
シーメンスは、環境保護と脱炭素化の分野で、産業、インフラ、輸送、ヘルスケアの顧客に対して大きな影響を与えています。2024年度にお客様に販売した革新的なシーメンスの製品は、その生涯を通じて、約1億4,400万トンの温室効果ガス排出を回避します。これは、2024年度にシーメンスがバリューチェーン全体(スコープ1、2、3)で排出した1億2,100万トンを上回ります1。

「シーメンスは、サステナビリティの変革を加速するための適切なパートナーです。私たちは、世界中の人々の脱炭素化を推進し、資源を節約し、生活を向上させるためのイノベーションをお客様に提供しています。自社ポートフォリオのパワーユーザーである当社は、2019年以降、CO2e排出量を60%削減しました。これにより、競争力、レジリエンス、サステナビリティを同時に向上させることが可能であることを示しました。」と、シーメンスのサステナビリティ担当グローバルヘッドであるエヴァ・リーゼンフーバーは述べています。

シーメンス自社の事業の脱炭素化:中期目標を前倒しで達成
シーメンスは、自社の気候保護の取り組みとして、自社の事業からのCO2e排出量の削減において大きな進歩を続けています。2022年度に発表された大規模な投資は、車両の電動化や、自社の技術を使用した生産施設や建物の効率向上と電動化など、引き続きインパクトを与えています。シーメンスは、2019年の基準年と比較してCO2e排出量を60%削減し、2025年までに自社の事業からCO2eを55%削減するという中間目標を1年前倒しで達成しました。2030年度末までに、自社の事業活動におけるCO2e排出量を90%削減し、2050年度までにバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量をネットゼロにすることを目標としています。シーメンスの2030年と2050年の排出削減目標は、2024年度のより野心的なネットゼロ基準に沿ってScience Based Targetsイニシアチブ(SBTi)によって検証され、気候変動との闘いにおけるパリ協定の主要目標を達成するというシーメンスのコミットメントを再確認しました。

資源効率:新しいSiemens EcoTech製品ラベルとエコデザインの導入の増加
シーメンスは、資源効率の目標達成においても順調に進んでいます。2024年度には、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの分野で「ロバストエコデザイン」(RED)の目標を加速させ、すべての製品で環境フットプリントを改善するという取り組みをさらに強化しました。現在、シーメンスのエコデザイン基準の達成率は54%で、2023年度よりも13ポイント高くなっています。2024年、Siemens EcoTechラベルは、循環型経済を推進し、業界全体で資源効率を推進するという戦略の主要な要素として発表されました。これにより、製品の環境パフォーマンスに関する包括的な知見をお客様に提供します。2024年度には、25,000を超えるシーメンス製品が、サステナビリティな材料、最適な使用、価値の回復と循環性の3つの側面で市場、規格、または従来の製品を上回っているとして、この評価を受けました。

ガバナンス:将来に向けたビジネス慣行の開発
人工知能(AI)は、気候変動をはじめとする地球規模の課題解決を加速させる存在として重要な役割を果たしています。シーメンスは、産業用AIのリーダーであり、AIを使用してインフラストラクチャーとビジネスを改善しています。同時に、AIに伴うリスクを軽減することの重要性も認識しています。シーメンスは、AIの責任ある開発と展開に取り組んでいます。この目的のために、責任あるAIの原則をビジネスプロセスとポートフォリオに統合するための、部門横断的な生成AIガバナンスタスクフォースを設立しました。

雇用適応力:従業員に力を与え、生涯学習を促進
生涯学習の分野では、学習機会、キャリア開発、および雇用適応力をサポートするためのスキルアップと再教育に関する提供物を継続的に改善しています。シーメンスは、成長志向を育み、包括的で力を与える文化を育むことで、従業員とビジネスの持続可能な成功を推進します。その一環として、2024年度に生涯学習と継続教育に総額4億4,200万ユーロが投資されました(2023年度:4億1,600万ユーロ)。シーメンスで働く人々は、全世界で1人あたり平均約27時間のデジタル学習を完了、これは2023年度よりも平均で4時間増加しています。これは、2025年までにデジタル学習時間を平均25時間にするという目標を1年前倒しで達成したことを意味します。成長マインドセットは、人々の成長、長期的なキャリア、そして最終的にはビジネスの成功にとって重要であるため、継続的な学習は毎年達成すべき重要な優先事項であることに変わりはありません。ラーニングパートナーとの協力により、世界中のシーメンスで働くすべての人が、様々な学習の好みや要件を満たすために、現在、約180,000の社内外のデジタルラーニングサービスにアクセスできます。また、シーメンスは、特にAIの活用を通じて、プラットフォーム「MyLearning World」とその提供物をさらに発展させることを目指しています。

公平性(エクイティ): シーメンスのトップマネージャーの 32% が女性
また、シーメンスは社内の公平性の推進も進めており、トップマネジメント職に占める女性の割合を再び引き上げています。2024年度の女性比率は、トップマネジメントの約32%でした。2020年の基準年では、この数字は23%でした。

DEGREE:サステナビリティへの360度アプローチ
シーメンスは、戦略的フレームワーク「DEGREE」を通じて目標を定義し、あらゆる角度からサステナビリティに取り組んでいます。テクノロジー企業として、脱炭素化、倫理、ガバナンス、資源効率、公平性(エクイティ)、雇用適応力の6つの行動分野で包括的なアプローチをとっており、厳格で測定可能な主要業績評価指標(KPI)を設定しています。

シーメンスサステナビリティレポート2024は、以下のサイトで入手できます。
https://www.siemens.com/global/en/company/sustainability/carbonneutral.html

シーメンスのサステナビリティ戦略とパフォーマンスの詳細については、以下をご覧ください。: https://www.siemens.com/jp/ja/company/sustainability.html

【参考資料】
本資料はシーメンスAG(ドイツ、ミュンヘン)が2024年12月5日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語および英語であり、その内容および解釈についてはドイツ語、英語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
https://sie.ag/49kt6D

シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社はベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。テクノロジーによってすべての人の毎日を変えることを、パーパスとして掲げています。シーメンスは、デジタルと現実世界を結び付けることで、顧客企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティの変革を加速し、工場の効率化、都市の住みやすさ、輸送のサステナビリティの強化を支援します。またシーメンスは、「We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. Sustainably. ヘルスケアをその先へ。すべての人々へ。」が企業理念で、世界的な大手医療技術プロバイダーである上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。2024年9月30日に終了した2024年度において、シーメンスグループの売上高は759億ユーロ、純利益は90億ユーロでした。2024年9月30日時点の全世界の社員数は約31万2,000人です。詳しい情報は、 http://www.siemens.com
にてご覧いただけます。

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、135年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして、日本の産業界の発展に貢献してまいりました。近年は特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する先進的な製品やサービス、ソリューションの提供を中核事業として展開しております。グローバルなテクノロジーと知見、日本市場における経験を活かし、日本のお客様にデジタル化とサステナビリティの実現、競争優位性と価値想像力の強化をご支援してまいります。2023年9月末に終了した2023年度において、日本のシーメンスの売上高は約2,232億円、社員数はおよそ2,600人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jp
にてご覧いただけます。


本件に関するお問合わせ先
報道機関からのお問い合わせ先:
シーメンス株式会社 広報代理
株式会社プラップジャパン 佐藤、藤井
E-mail: siemens@prap.co.jp

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