プレスリリース
スクーバダイビングの教育機関であるPADI(株式会社パディ・アジア・パシフィック・ジャパン、本社:東京都中央区 代表取締役会長:中野龍男)は、沖縄本島の恩納村を拠点とするPADI登録店の沖縄ダイビングサービスLagoonを日本初のPADI Eco CenterTMとして認定し、2023年9月26日にPADIウェブサイトにて正式発表いたしました。
PADI Eco CenterTMとは
「PADI Eco CenterTM」は2023年4月よりスタートした新制度で、海洋保護・保全またはダイビング業界の持続可能性へ積極的に取り組んでいるPADI登録店に授与されます。PADI Eco CenterTMは、市民科学、政策提唱、教育を含む直接の海洋保護・保全活動に関与する機会を創出しています。
PADI Eco CenterTMとして認定されるためには、3つの基準を満たす必要があります。
(1)PADI AWARE Adopt the BlueTMに登録していること。
(2)国連環境計画(UNEP)によって設立された「Green Fins」のシルバー・ランク以上のアクティブ・メンバーであること。
(3)模範的なレベルの環境に良い取り組みを実行していること。
沖縄ダイビングサービスLagoonの海洋保護・保全活動に関する取り組み
沖縄ダイビングサービスLagoonは 10年前の開業時よりサンゴ保全・保護に特化してきました。きっかけは地元恩納村の海人(恩納村漁業協同組合)のサンゴ養殖への想いと活動を身近で見てきたこと。この活動を広めるため、サンゴの魅力を伝えたり、環境について向き合ってきています。例えば、漁協と協力して一般、団体含めサンゴプログラムの開催(サンゴ苗作り体験、植付けダイビングまたはシュノーケルなど)をしたり、イベントとして開催しているチーム美らサンゴの受付及び現地イベント運営も担当しています。また、ビーチクリーン、海中ゴミ拾い(ダイブ・アゲインスト・デブリ)、地域の子供向け(小学校、中学校、子供会など)の環境学習も継続的に開催しています。
2023年10月27〜29日に開催される「おきなわコーラルガーディアン」では、基本的なダイビングスキルと海底ゴミ収集スキルの向上を目指し、環境や人に優しいエシカルダイバーを目指すプログラムに参加することができます。現在参加者募集中です。
▼詳しくはこちらから
https://www.lagoon-diving.com/coraltheguardian
沖縄ダイビングサービスLagoonからのメッセージ
「2023年にPADI Eco CenterTMの制度がスタートされましたが、元々私たちはこの制度の基準となっていることを実行し、広めたいと考えていました。また少しずつですが一般のお客様のニーズを感じていました。例えば、一般のお客様がダイビングショップを選ぶ基準は安全、値段、サービスと様々ですが、参加してみないと実態が分からないことが多いと思います。海洋保護・保全活動に取り組んでいることがお店を選ぶ基準のひとつになればいいと思います。またショップ側も選ばれる店となるためにPADI Eco CenterTMがどんどん増えればいいなと思います。エシカルな選択で笑顔溢れる輪を繋げましょう!」
【世界最大のスクーバダイビングの教育機関PADI(パディ)】
PADIは本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ世界に7ヶ所のエリアオフィスを配し、ダイバーへのCカード(Certification Card=認定証)発行、教材・商品の開発や店舗運営のビジネスサポートを行っています。世界186ヶ国で12万8千人以上のインストラクターを含むプロフェッショナルメンバーと6,600以上のダイブセンター/ダイブリゾートからなる世界的規模で運営をする組織で、世界最大のスクーバダイビング教育機関です。
1966年設立以来、2,800万枚以上のCカードを発行しており、全世界で年間約100万人以上のダイバーが、PADIの教育カリキュラムによる認定を受けています。つまりおよそ30秒ごとに世界中のどこかで誰かがPADIの認定を受け、その割合は世界中のダイバーの約60%以上にも及んでいます。
【会社概要】
社名:株式会社パディ・アジア・パシフィック・ジャパン
代表:代表取締役会長 中野 龍男
本社所在地:東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 40F
URL:https://www.padi.co.jp/
資本金:4,600万円
事業内容:スクーバダイビングの普及、ダイバーの育成を目的とするスクーバダイビング教育機関