プレスリリース
“目を使わないからこそ、できる”を体感するイベント開催!
主人公の皆実広見は全盲のF B I捜査官。音、匂い、温度、手触り…視覚以外の感覚を研ぎ澄まし、皆実の「目を使わない世界」を体験。あなたは暗闇で何が見えるのか?
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区・代表 志村季世恵)はT B S系日曜劇場「ラストマン ―全盲の捜査官―」(23年4月23日よる9時スタート)とのコラボイベント『ラストマン・イン・ザ・ダーク』を4月23日(日)〜6月30日(金)まで開催することとなりました。このイベントは、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)」がドラマの全盲所作指導として全面協力したことにより実現しました。
DIDは純度100%の暗闇の中、普段から目を使わない視覚障碍者のアテンドと対話をしながら、視覚以外の感覚を使って様々な体験を楽しむ“ソーシャルエンターテイメント”です。今回「ラストマン ―全盲の捜査官―」とのスペシャルなコラボイベントでは福山雅治さんが演じる全盲のFBI捜査官、皆実広見が過ごす世界を暗闇の中に一部再現しました。参加者は目以外の感覚を駆使して、皆実の“見えない日常”を体験します。
このドラマでは皆実と大泉洋さん演じる護道心太朗の凸凹コンビがバディとなり、お互いの不足を補い合い、助け合いながら事件を解決していくところが大きな見所です。『ラストマン・イン・ザ・ダーク』ではドラマの世界に飛び込んで、この2人のように、他の参加者と協力し合うことで生まれる楽しさを体験してください!
■イベント概要
[タイトル]
『ラストマン・イン・ザ・ダーク』
[期間]
2023年4月23日(日)〜6月30日(金)
[場所]
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
東京都港区海岸1丁目10番45号アトレ竹芝シアター棟1F
[チケット]
2023年4月1日(土)正午発売開始予定
※第一期:2023年4月23日(日)〜 5月21日(日)
大人:3,850円(税込)/小学生:1,650円(税込)
※事前予約制(以下の公式HPよりご予約ください)
※ご体験は小学生以上が対象です。小学生のお子様は保護者同伴でご参加ください
※未就学の方は体験いただけません
[所要時間・定員など]
60分程度/1グループ8名様まで/1日最大24回開催(※日によって異なります)
[公式HP]
https://lastman.dialogue.or.jp/
[主催]
TBS/ダイアログ・イン・ザ・ダーク
■番組概要
[タイトル]
日曜劇場『ラストマン−全盲の捜査官−』
[放送日時]
2023年4月23日(日)スタート
TBS系 毎週日曜よる9:00〜9:54
[スタッフ]
製作著作 TBS
脚本 黒岩 勉
音楽 木村秀彬 mouse on the keys
全盲所作指導 ダイアログ・イン・ザ・ダーク
協力 日本視覚障害者団体連合
編成プロデュース 東仲恵吾
プロデュース 益田千愛 元井 桃
撮影監督 山本英夫
演出 土井裕泰 ほか
[出演者]
皆実 広見(みなみ ひろみ) 福山雅治
護道 心太朗(ごどう しんたろう) 大泉 洋
護道 泉(ごどう いずみ) 永瀬 廉(King & Prince)
吾妻 ゆうき(あがつま ゆうき) 今田美桜
馬目 吉春(まのめ よしはる) 松尾 諭
今藤 完治(いまふじ かんじ) 今井朋彦
長谷川 壮太(はせがわ そうた) 奥 智哉
◯
護道 清二(ごどう せいじ) 寺尾 聰
◯
佐久良 円花(さくら まどか) 吉田 羊
[公式サイト]https://www.tbs.co.jp/lastman_2023_tbs/
[公式Twitter]@LASTMAN_tbs
[公式Instagram]lastman_tbs
<編成プロデュース・東仲恵吾より>
今作の制作が決まり、脚本に取り掛かる前に最初に体験しにいったのが「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のイベントでした。
そこで、束の間ですが、目が見えない世界に入ったときに、恐怖よりも視覚以外の他の感覚が研ぎ澄まされていく感覚を抱きました。
そして、アテンドしてくださった方や一緒に体験した人が暗闇の中で発する声がとても心強いと感じました。この体験をしたことで、今作の大きな骨格を決めることができました。
今回、ドラマをご覧になる方にも、少しだけですが福山雅治さん演じる皆実の過ごしている世界を感じていただけるイベントが開催できることになりました。
体験していただいたら、ドラマをより楽しんでいただけると思います。
ぜひ、ご体験ください。
<ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン Founder志村真介より>
全盲のFBI捜査官・皆実広見は、なぜ事件を次々に解決できるのか。
一つは目を使わないことで、視覚以外(触覚、聴覚、嗅覚、味覚)を拡張させ、感覚を研ぎ澄ませていること。さらにはそれに加え、類まれなる集中力、記憶力、分析力があり、豊かな感覚とシャープな理性を駆使しているからです。でも決してスーパーマンではなく、できないこともたくさんある。自分の不足しているところは、他者に助けを求めることができる。人の力が合わさることでできるが増えていく。これが事件を解決する大きな要素なのではないでしょうか。このドラマは今の世の中にもっとも必要なメッセージが含まれているように思えてきます。
撮影が始まる前、福山さんは制作チームのみなさんと一緒に、皆実の役作りのために東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」にお越しになり、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験されました。
今や、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のスタッフ(視覚障碍者)たちも皆実が自分たちの仲間になったのではと言うくらいです。テレビでご覧になり皆実の視覚以外の感覚が拡張した状態を皆さまも感じていただき、そして皆実を体験できる『ラストマン・イン・ザ・ダーク』へ、どうぞお越しくださいませ。
【ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DIALOGUE IN THE DARK)」とは】
純度100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障碍者のアテンドです。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々と様々なシーンを体験します。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界47か国以上、900万人を超える人が体験。日本では1999年に初開催し、これまで24万人以上が体験。
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
東京都港区海岸1-10―45 アトレ竹芝シアター棟1F
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
https://djs.dialogue.or.jp/