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プレスリリース

一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構

『資源・エネルギー問題/エネルギー危機管理白書2023年版』 発刊のお知らせ

(DreamNews) 2023年01月27日(金)13時00分配信 DreamNews

一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構(INGS:東京都品川区/代表理事 森田 進)は2023年1月27日、『資源・エネルギー問題/エネルギー危機管理白書2023年版』の発刊ならびにその概要を発表した。

資源やエネルギーの生産、輸送、消費はすべて環境に影響を及ぼすことから、エネルギー産業が環境に与える影響は大きく、エネルギーと天然資源の消費、エネルギーと社会生活とは密接に関係している。

エネルギーは、「3つのE(エネルギーの安定供給、経済効率の向上、環境への適合)+S(安全性)」を満たすこと、そして、さまざまなエネルギーを組み合わせて系列化・分散化・最適化を果たしていくことになる。

ゼロカーボン社会への移行により、化石燃料施設は将来的に存続できなくなると予想されるなかで、企業や投資家は資源とエネルギーに関するリスク資産の保有に関する情報を把握しておく必要に迫られている。不安定な燃料供給に依存し続けるのか、それともこの機会に効率的で断熱性・換気性に優れたインフラを構築し、分散型再生可能エネルギーで電力システムを強化するのか。そのバランスを考える必要がある。



化石燃料などの資源が使用できなくなった場合、世界中に大量の遊休資産が発生し、座礁資産が発生する可能性がある。しかし一方で、脱炭素化はそれをはるかに超える潜在的なリスクであり、リスクの抑制と脱炭素化のコスト増大とのバランスを見ていく必要がある。

欧州では、逼迫した供給、ロックダウン後の需要の急増、ウクライナ戦争の影響で、エネルギー価格が高騰している。ドイツとロシアを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム2」プロジェクトも巨大な座礁資産と化している。

日本では、従来から燃料費によるコスト負担が大きい運輸業や製造業の企業では、企業業績を押し下げている。不足分を節電や節約で補う一方で、原油やLNGの価格高騰の影響を販売価格に転嫁する企業が増え、他業種にも問題が波及している。しかし、中小企業では、4社に1社が具体的な対応策をとっていない。

こうした資源・エネルギーリスクの増大は、クリーンエネルギーを見直す重要な機会である。エネルギー価格の負担増を考慮し、燃料供給の管理強化と同時にエネルギーに関わるレジリエンスと危機回避の方法を考えなければならない。

その他にも、下記の諸問題で、世界の資源・エネルギー状況は、混沌の度合いを増している。

・ エネルギー安全保障の新局面
・ エネルギー備蓄問題
・ 再生可能エネルギーの効率性問題
・ 再生可能エネルギー普及と出力抑制問題
・ 再生可能エネルギーの設備容量・調達
・ 再生可能エネルギー付加価値、投資、収益率の競争をめぐる攻防
・ 水素資源獲得競争
・ リチウム/ニッケル/電池価格の混乱・高騰
・ 鉱物資源の調達リスク増大
・ 鉱物資源/レアメタルの安全保障・再利用問題
・ EV市場の爆発的な拡大と電池の軍拡競争
・ カーボンニュートラル実現を前提とした新電源への投資
・ その他

本報告書では、こうした状況認識にたち、資源・エネルギー問題のレジリエンス、危機管理、エネルギー・セキュリティ、主要セクター別動向等に関する主要テーマを網羅して分析・解説している。

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▼ 内容等の詳細は、下記(リンク先)をご参照ください。

資源・エネルギー問題/エネルギー危機管理白書2023年版 製本版
https://www.x-sophia.com/?pid=172371877

資源・エネルギー問題/エネルギー危機管理白書2023年版 PDF版
https://www.x-sophia.com/?pid=172371892

(※ 「PDF版」はeメール/ダウンロードでの納品方法にも対応しています。)

● 監修・発行:

発行:一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構

● 発刊日

2023年1月27日

■ 法人案内Webサイト(メディア向けのお問い合わせ先)

法人概要
http://www.x-sophia.com/?mode=sk#info

当団体刊行物に関する告知・案内Webサイト
http://www.x-sophia.com/

■ 法人のご紹介

当団体は、前身会社を含め、二十数年に渡って、産業/先進先端技術/経済/IT分野のシンクタンク活動(受託調査/各種レポート刊行/コンサルティング/寄稿・啓蒙活動/講演・講義/カンファランス議長およびセミナー講演)を展開してきた。

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