プレスリリース
SOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長 鷲見 隆充、以下 当社)は、全国で展開する介護付きホームをはじめとした居住系事業所において、『SOMPO流 子ども食堂』の運営を開始します。新型コロナウイルスの影響もあり、日々の暮らしの中で地域交流や多世代交流の機会は大きく減少しました。ご利用者さまと子どもたちの交流機会をつくり、当社のホームを地域住民の多世代交流拠点とすることで、ご利用者さまに活力と笑顔をもたらし、職員のさらなる働きがいを醸成するとともに、子どもを取り巻く社会課題にも貢献していくことを目指します。
『SOMPO流 子ども食堂』は、11月から全国82のホームで運営を開始し、2023年1月までに、約450ある当社すべての居住系事業所で運営開始とすることを予定しています。
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1. 背景と目的
当社では本年4月1日に鷲見が新社長に就任し、7月に全社一丸となって新たに取り組む新施策『SOMPOケア 未来へのチャレンジ』※を発表しました。その中で掲げた成し遂げたい目標が「供給力向上と需要の抑制への挑戦」「もっと“働きがいを感じる会社”へ」「SOMPO流の介護を創る」の3つです。
『SOMPO流 子ども食堂』の運営は、2つめの「もっと“働きがいを感じる会社”へ」を実現するための施策の一つです。当社のホームや介護の仕事を、地域にとってより身近に、「より価値ある仕事」に変革していくことが、職員の働きがい向上や介護職の社会的地位の向上に繋がると考えています。
また、『SOMPO流 子ども食堂』の運営において、子どもたちとの交流を通して、ご利用者さまが楽しみや生きがいをもって毎日を過ごすきっかけを創るとともに、地域住民の方を含めた多世代交流拠点としてコミュニケーションの活性化を目指します。さらに、子どもたちにも新たな経験や場所を提供することを通して、当社職員とのふれあいのなかから介護職という仕事を知ってもらい、憧れを醸成することにもチャレンジしていきます。
※『SOMPOケア 未来へのチャレンジ』に関するリリースはこちら:https://www.sompocare.com/uploads/2022/07/news_0701.pdf
2. 『SOMPO流 子ども食堂』の概要
(1)開催概要
11月から、全国の介護付きホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームなど、居住系事業所82ホームで運営を開始します。今後、各ホーム月1回程度、開催していく予定です。
さらに2023年1月までに、全国に展開する約450すべてのホームで運営開始を予定しています。
※開催予定事業所の一覧は、以下のURLからご参照いただけます。
https://www.sompocare.com/newsrelease/topics/
(2)対象者
各ホーム1回の開催につき、18歳未満または、高校生以下の子ども10名まで。
(3)費用
無料
※同伴の保護者については、300円(税込)/人。
(4)食事メニュー
SOMPOケアのホームで提供している食事メニューの中から、子どもにも人気のあるメニューを提供します。以下はメニュー例です。
(5)運営スタッフ
SOMPOケア職員・SOMPOケアフーズ職員
<プロジェクトリーダーからのコメント>
『SOMPO流 子ども食堂』の実施は、大きなチャレンジだと考えています。9月のトライアルでは、まず職員の子どもに「職場で働く親の姿を見てもらう」という形でスモールスタートしました。そして、徐々に子どもたちとご利用者さまが関わる時間をつくる工夫をしてきました。
先日、トライアル実施したホームから「玄関で子どもが来るのを楽しみに待っているご利用者さまがいる」「将棋が好きなご利用者さまが、子どもと将棋の真剣勝負を楽しんでいる」「車椅子のご利用者さまが自ら子どもたちと積極的に関わっている」など、嬉しい反響も多く届いています。今後も地域それぞれの特性を活かしながら、SOMPOケアらしい多世代交流拠点を地域の皆さまと一緒につくってまいります。
地域包括ケア推進部 ホーム事業課リーダー 小西 ゆかり
3. 今後について
当社は、『地域とのかかわりを深め、ご利用者さまの地域での暮らしを支えると共に、社会づくりの一翼を担う』という行動指針に基づき、『SOMPO流 子ども食堂』の運営をはじめ、今後も継続的に地域社会の一員として活動を行っていきます。そして、ご利用者さまの生きがいや充実感ある毎日を支えていくことで、SOMPOグループが掲げるパーパスの一つ「健康で笑顔あふれる未来社会を創る」の実現を目指していきます。
以上