プレスリリース
株式会社イーシーキューブ(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:金 陽信 以下、イーシーキューブ)は、2022年7月13日、EC-CUBE4系の最新版「EC-CUBE4.2」のクオリティとセキュリティの向上を目的に、不具合や脆弱性を発見・修正していただいた方に報酬を与えるバグバウンティをEC-CUBEとしては初めて開催することを発表いたします。
EC-CUBEはプラグインや独自カスタマイズを組み合わせ、他ECサイトと差別化や理想のECサイトを実現できる国内No.1シェアEC構築オープンソース(※1)です。EC-CUBEは2006年9月のリリース以降15年以上に渡り国産オープンソースとしてコミュニティメンバーと共に機能開発のみならずセキュリティを含めたクオリティの向上に努め、この間、EC-CUBEにソースコードを提供していただいた方は250名を超えており、またEC-CUBE開発コミュニティサイトのメンバー数は約7万人と国内最大級のコミュニティに成長しています。
この度、2022年9月中旬リリースを目指す最新版EC-CUBE4.2を、より高いクオリティと強固なセキュリティを達成するため、EC-CUBE4.2リリースイベントの一貫として、EC-CUBEとしては初となるバグバウンティを開催し、9月にはEC-CUBE4.2リリースパーティにてバグバウンティ表彰式を開催します。不具合や脆弱性の発見・修正などバグバウンティへの参加を希望する方はイベントサイトのエントリーフォームからご参加いただけます。
イーシーキューブでは、本バグバウンティやリリースパーティーをはじめ今後もイベントを通し、EC-CUBEのクオリティ向上のみならず、コミュニティメンバー同士の繋がり強化等、共創し高め合っていけるEC-CUBEコミュニティを継続して運営してまいります。
イベントの主旨に共感いただける方には、EC-CUBE4.2リリースイベントへの協賛を募集しております。EC-CUBEコミュニティからすでに10社以上が協賛を表明いただいており、国産オープンソースのEC-CUBEのみならず国内EC市場の発展のため、さらなる協賛を募集しております。是非ご協力ください。
EC-CUBE4.2特設サイトはこちら:
https://www.ec-cube.net/events/release4.2/
(※1)独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による
■ EC-CUBE4.2リリースイベントとバグバウンティについて
EC-CUBE4.2リリースイベントとして、EC-CUBE4.2のクオリティ・セキュリティを向上させるため、不具合や脆弱性の発見・修正に対し報酬を与える「バグバウンティ」とEC-CUBE4.2リリース後の2022年9月21日に、東京都内の会場にて「リリースパーティ」を開催します。
EC-CUBEとしては初めて実施する「バグバウンティ」では、不具合発見や修正に対し点数を付与し、その合計点数の順位により報酬額を決定し、最大報酬は42万円を予定しています。また、「リリースパーティー」にて「バグバウンティ表彰式」を開催する予定です。EC-CUBEパートナーやバグバウンティ参加者のネットワーキングを通じて、EC-CUBEコミュニティの楽しさを実感できるイベントです。
EC-CUBEのカスタマイズ経験者のみならず、EC業界やオープンソースに協力したい方々のご参加をお待ちしております。
バグバウンティの詳細や参加方法詳細はこちら:
https://www.ec-cube.net/events/release4.2/bugbounty2022.php
■ EC-CUBE4.2リリースイベントの協賛について
本プレスリリース時点で既に多くの方からEC-CUBE4.2リリースイベントの主旨への共感と、協賛のご意思をいただいております。協賛いただいた方はEC-CUBE4.2リリースイベント特設ページへ掲載していく予定です。イベントの主旨にご賛同いただける方からの更なるご協賛をお待ちしております。
協賛向け説明資料はこちら:
https://www.ec-cube.net/user_data/event/eccube42_Sponsorship.pdf
【協賛のご意思をいただいている企業】
・株式会社ゼウス
・株式会社Diezon
・株式会社ジョーレン
・株式会社U-Mebius
・株式会社Refine
・株式会社エム・エー・ディー
・株式会社サンデイシステムズ
・株式会社システムフレンド
・株式会社カジヤ
・株式会社キュール
・GMOペイメントゲートウェイ株式会社
順不同
■ EC-CUBE4.2と今後のスケジュールについて
最新版EC-CUBE4.2は、2022年7月4日に開発者向け確認用のβ版をリリースし、2022年9月中旬の正式版リリースに向け開発を進めています。
最新版EC-CUBE4.2は、より使い勝手が良く安心してご利用いただけるバージョンを目指し、フレームワークのアップデートや5つのセキュリティ強化機能の追加、その他、インボイス対応や改正特定商取引法といった制度・法対応機能も追加しています。
【Symfony 5.4 / PHP 8 へのアップデート】
現行バージョンのEC-CUBE4.1.2で利用しているフレームワークをSymfony5.4 / PHP8 にアップデートいたしました。
【セキュリティ関連の機能強化】
より安心してEC-CUBEをご利用いただくため、5つのセキュリティ機能を追加しました。
【その他主な追加機能】
インボイス制度対応:
2023年10月から施行される消費税の仕入税額控除の方式に対応しました。税率の計算方法の変更や消費税額の表示変更に対応しました。
改正特定商取引法対応:
2022年6月施行の改正商取引法への対応機能を追加しました。
サードバーティーCookie廃止への対応:
2023年に予定されているChromeのサードバーティーCookie廃止へ対応しました。
その他多数の機能追加/修正および不具合修正を実施しています。
EC-CUBE4.2β版の詳細はこちら:https://github.com/EC-CUBE/ec-cube/releases/tag/4.2.0-beta
【EC-CUBE4.2の今後のスケジュールについて】
EC-CUBE 4.2 は2022年9月中旬の正式リリースを目指して開発を進めています。今後、コミュニティの力を結集しテストや不具合修正等の改善を重ね、よりクオリティの高いバージョンを目指し開発を進めてまいります。
EC-CUBE4.2の詳細なスケジュールはこちら:https://github.com/EC-CUBE/ec-cube/issues/5356
■「EC-CUBE」について
ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」は2006年9月の公開以降多くの方にご利用いただいた結果、日本No.1 EC構築オープンソースとして認定、2020年11月には月商1000万円以上のネットショップ利用店舗数でNo.1に認定(※2)されています。最新版である「EC-CUBE 4.0」を2018年10月にリリース後、ダウンロードせずに安心安全に使っていただけるクラウド版「ec-cube.co」を2019年2月にリリース。オープンソースを基盤として、カスタマイズ可能なクラウドサービスの提供、簡単に機能追加できるプラグイン、外部サービスや企業の基幹システムとの連携を可能にする「Web API」等、単なるECサイト構築にとどまらない、企業のECを中心としたDX推進を強力にサポートするプラットフォームへと進化を続けています。
(※2)ECマーケティング株式会社「ネットショップ動向調査 〜 小規模/大規模ネットショップ〜月商1000万円未満/1000万円以上のそれぞれのWeb担当者に聞いた!現在使っているカートシステムの満足度は?」による
■株式会社イーシーキューブ概要
会社名:株式会社イーシーキューブ
本社:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー13F
代表取締役社長:金 陽信(きむやんしん)
設立:2018年10月1日
URL:https://www.ec-cube.co.jp/
主要株主:株式会社イルグルム
事業内容:ECオープンプラットフォームの開発・提供等