プレスリリース

日本では「ビジネスアナリティクス」講座の受講者増加率がが3カ月連続で1位。コミュニケーションスキル、ミーティングなどのソフトスキルに関する講座の人気も上昇

学びたい人、教えたい人のためのオンライン学習プラットフォームを提供するUdemy, Inc.（本社：米国カリフォルニア州、CEO: Gregg Coccari 以下、Udemy）は本日、「2021年6月版: オンライン学習のグローバルトレンドレポート」を公開しました。本レポートでは、法人向けのオンライン動画学習サービス「Udemy Business」を導入する世界各国の企業を対象に、前月と比較して2021年6月に受講数が上昇した講座のカテゴリーと、ビジネスパーソンが求めるスキルに関するランキングを示しています。



世界各国における人気講座カテゴリーのランキング

本レポートによると、2021年6月に日本で最も受講が増えた講座のカテゴリーは、「ビジネスアナリティクス」でした。当カテゴリーは3カ月連続で1位を記録しており、6月の増加率は743%（前月比）と、調査が始まってから最大の増加率となりました。次いで、「コミュニケーションスキル」（433%）、「ミーティング」（192%）と、ソフトスキル関連の講座が人気となっています。

ビジネスアナリティクスの講師であるShota Miyamoto （https://www.udemy.com/user/gong-ben-xiang-tai-5/?src=sac&kw=miyamoto ）は次のように述べています。「昨今企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）が進む中で、収集可能なデータも増え、ビジネスパーソンが何かしらのデータを取り扱う機会は確実に増加していきます。その際、データをただ漠然と眺めていても、そのままビジネスに活かすことは難しく、具体的にデータを読み解いた上で、それを『活かす』ことが求められています。そうした背景から、統計学をはじめとしたデータ分析のスキルやデータリテラシーの向上のために、ビジネスアナリティクスの需要が拡大しています。」

「しかし、データから100%正しい答えが分かるということはなく、実際にはデータを通じて確率的に分析・判断していく必要があり、その際に統計学が前提としている『確率思考』が有効になります。実際、私の統計学のコースを受講いただいた方からも、細かな数式や証明よりも統計学の確率思考を実務で活用していきたい、という声をいただいており、データを通じた思考力や分析力のニーズを感じます。今後もDXの進展により、1人1人のビジネスパーソンがデータを扱う機会は増加していき、引き続きビジネスアナリティクスへの需要は拡大していくと考えています。」と同氏は続けています。



また本レポートは、業界別で受講が増加傾向にある講座を紹介しています。小売ではフィードバック（90%）、金融サービスではRPA（135%）、プロフェッショナルサービスではMicrosoft PL-900（241%）の人気が上昇しました。

レポートの全文（英語）は、下記のリンクよりダウンロードいただけます。
https://research.udemy.com/research_report/what-the-world-is-learning-at-work-june-top-in-demand-job-skills/

「Udemy Business」に関する詳細はこちら：
https://ufb.benesse.co.jp/

（以上）

Udemyについて
Udemyは、世界中の「教えたい人（講師）」と「学びたい人（受講生）」をオンラインでつなげるオンライン学習プラットフォームです。個人向けのUdemyマーケットプレイスは、数十カ国語以上で10万本以上の講座を提供しており、プログラミングやデータサイエンス、チームビルディングまで、変化の激しい社会に必要なスキルを各分野の専門家から学ぶことができます。法人向けのUdemy Businessでは、マーケットプレイスから厳選された数千の講座や学習分析ツール、自社講座コンテンツの配信を含む受講管理システムを提供しており、Apple、フォルクスワーゲン、ユニリーバ、Eventbriteなど世界的な企業が利用しています。Udemyは、サンフランシスコに本社を置き、デンバー、ブラジル、インド、アイルランド、トルコにオフィスを構えています。Udemyの投資家には、Insight Partners、Prosus（Naspers Ventures）、Norwest Venture Partners、Stripes、Benesse Holdingsなどがいます。