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プレスリリース

京の絞り夏まつり 「絞り鉾」鳥獣戯画と祇園祭記念色紙コレクション 7月15日〜 7月25日―京都絞り工芸館―

(DreamNews) 2021年07月14日(水)17時00分配信 DreamNews

絞り染め専門の美術館「京都絞り工芸館」(所在地:京都市中京区、館長吉岡健治)は、京の絞り夏まつりを開催します。
昨年に引き続き山鉾巡行は中止となりましたが、京都の夏の風物詩である祇園祭を盛り上げるべく、楽しい作品をご覧いただきます。


展示作品「絞り鉾」鳥獣戯画
人気の鳥獣戯画をモチーフに絞り染めで制作した胴掛、前掛、見送で装飾したミニチュアの絞り鉾(鉾の土台は絞り染めの道具で制作)を展示いたします。
「辻が花」の技法をはじめ、疋田絞り、縫い〆絞り、帽子絞り等、伝統の絞りの技を駆使し、グレー、グリーン等に美しく染め上げたオリジナル作品です。

展示作品 祇園祭記念色紙コレクション
これら色紙は、祇園祭協賛会が祇園祭運営のため毎年制作しており、協賛のお礼として頂いたものです。
当館では、昭和48年より47種類の色紙をコレクションして参りました。
昭和49年、昭和51年は制作されたかどうかの記録が無く、昨年はコロナで制作されておりません。これ以外はすべて揃っており、大変珍しいコレクションとなっています。
豪華絢爛な執筆陣で、山口華楊先生、梶原緋佐子先生、上村松篁先生他、文化勲章受賞者も沢山おられます。
これら色紙のコレクションを一挙公開いたします。







京都の絞り職人は長年、京都で仕事をし、毎年この祇園祭を楽しみにして参りました。
祇園祭の伝統は約1100年に渡り受け継がれてきたそうですが、京都の絞り染めも1300年の歴史があります。
祭りの伝統を守り伝えるということは、大変な事であると私共も身をもって感じています。
今年は、山鉾巡行は中止となりましたが、組み立て技術の継承などを目的に一部の鉾立は行われます。
この伝統を守り続けてきた京都の町衆にエールを送ると共に、私共も伝統工芸をこれからも守っていきたいとの思いを込めてこれらの作品を展示します。

会期 7月15日〜25日
開館時間 9時〜17時
会場 京都絞り工芸館
京都市中京区油小路通り御池下る式阿弥町127
075−221-4252
入館料 大人800円(学割有)

【施設概要】
施設名:京都絞り工芸館
館長:吉岡健治
広報担当:吉岡信昌
所在地:〒604-8261
京都市中京区油小路通り御池下る式阿弥町127
TEL:075-221-4252
FAX:075-221-4253
URL:https://shibori.jp/
E-Mail:mail@shibori.jp
事業内容:絞り染め美術館

高張提灯
祇園祭の機運を盛り上げるために、高張提灯と呼ばれる傘付きの提灯を玄関先に飾ります。
昔は京都の町中の所々で見られた祇園祭の風物詩でありましたが、現在ではほとんど見かけることがなくなりました。

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