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京都市都市計画局歩くまち京都推進室

人と公共交通優先の歩いて楽しいまち!四条通歩道拡幅事業が「国際交通安全学会賞」を受賞しました!

(@Press) 2016年04月13日(水)14時00分配信 @Press

この度,昨年10月末に完成した本市の「四条通歩道拡幅事業」が,公益財団法人国際交通安全学会(IATSS)(※1)が主催する「平成27年度国際交通安全学会賞(業績部門)」(※2)を受賞し,4月8日(金)に経団連会館(東京都)で贈呈式が行われましたので,お知らせいたします。

※1 公益財団法人国際交通安全学会は,交通に関する諸問題について国際的に調査研究を進めるなど,理想的な交通社会の実現に寄与することを目的として活動する団体です。

※2 公益財団法人国際交通安全学会の諸活動の一環として,昭和54年より実施されております。この賞は,理想的な交通社会の実現に対して著しく貢献した「業績」,「著作」,「論文」を顕彰するものであり,特に業績部門は,理想的な交通社会の実現に対して,研究・施策の推進・普及・啓発など,あるいは機器の開発,設備・施設の建設などに多大な業績をあげたものを対象に,過去3年以内に成果が顕著となった業績の中から選考されるものです。


■ 贈呈式の様子 
※画像1参照(https://www.atpress.ne.jp/releases/98268/img_tmp_7.jpg
今回の受賞は,以下の点について,日本で初めて実現した取組として評価されました!
中心市街地を公共交通優先とし,歩いて楽しい,人に優しい空間として再生する考え方が,日本では進展しない中,車線減を伴う歩道拡幅を日本で初めて実現したことは,今後の交通まちづくりの嚆矢として高く評価するものです。
―― 国際交通安全学会ホームページ 受賞理由より抜粋 ※全文は別紙参照


■ 四条通歩道拡幅事業とは
従来の道路整備は,道路を外側に広げることにより,車道や歩道の環境改善が進められてきましたが,京都市では,市内有数の繁華街である四条通において,人とクルマの通行量と歩道と車道の幅員がアンバランスであることから,道路の全幅は変えずに,車道を減らし歩道を広げ,人と公共交通を優先する道路整備を行いました。


■人口100万人を超える大都市のメインストリートを人と公共交通を優先した道路に整備
○ここが変わりました! 
※画像2参照(https://www.atpress.ne.jp/releases/98268/img_tmp_2.jpg

・車線を4車線から2車線に変更し,歩道を拡幅。車イスやベビーカーも通りやすくなりました。(歩道幅が最大2倍に)
・テラス型バス停を導入し,快適にバスをお待ちいだだけるようになりました。
・人の乗降や,5分以内の荷物の積卸しに利用できる沿道アクセススペースを設置しました。 

■四条通の概要
1.位置  ※画像3参照(https://www.atpress.ne.jp/releases/98268/img_tmp_3.jpg
四条通は,市内有数の繁華街であり,市内外を問わず多数の方が訪れることから歩行者の通行量は市内で最も多く,また,文化的にも祇園祭の山鉾が巡行するなど,京都を代表する道路です。

2.交通の特徴
四条通の交通には,以下の2つの大きな特徴があります。
・幅員15mの車道に自動車を利用する2,200人が通行する一方,幅員7mの歩道に7,000人の歩行者が通行しており,整備前の四条通は,車道と歩道がアンバランスな状況でした。

・市バス,京都バス,京阪バスが運行するなど,バス路線が集中するとともに,
地下空間に設置された地下鉄,阪急電鉄,京阪電気鉄道の各駅からの連絡口が多く
配置されていることから,交通結節点(ターミナル)としての機能を有しています。


■ 整備目的と方針
【目的】
歩行者の快適性と公共交通の利便性を高め, 都心の商業施設等へ行きやすくし,まちの賑わいの創出を図る

【方針】
・既存の道路空間を再配分することで,誰もが快適に買い物を楽しんでいただける歩行空間の確保とバス待ち環境の改善
・四条通を交通結節点(ターミナル)としてとらえ,路線バスが走行しやすい環境やバス利用者が利用しやすい環境を整備し,公共交通の利便性を高めることで,まちなかへのアクセス機能の向上

■ 整備内容
「人と公共交通優先の歩いて楽しい四条通」の実現のため,主に3つの整備を行いました。※別紙参照

1:歩道を最大で約2倍まで拡幅
・3.5mの歩道を最大で約2倍まで広げました。

2:テラス型バス停の導入とバス停の集約
・バス停は車道に張り出したテラス型に整備しました。

≪テラス型バス停の利点≫
 バスを待つ利用者の空間が広く取れるようになります。
 バス停に隙間をあけずにバスが停車できることから,バスの乗降がしやすくなります。
・16箇所に分散しているバス停を東行き西行き合わせて4箇所に集約しました。

3:沿道アクセススペースの設置
四条通に用事がある人のために,車を一時的に停車できるスペースを15箇所(32台分)設置しました。
【利用可能な対象車両】
・短時間で人の乗降を行うために停車する車両
・5分以内の荷物の積卸しを行うために停車する車両


■ 現在の状況
 1:歩行者の通行量の変化  
※画像4参照(https://www.atpress.ne.jp/releases/98268/img_tmp_4.jpg
 平成27年11月1箇月間の歩行者通行量・・・前年比で6.4%増加
 平成27年12月1箇月間の歩行者通行量・・・前年比で12.5%増加
※ 地元商店街が設置する6箇所の歩行者カウンターの1箇所あたりのカウント数で比較

 2:歩行者の歩行形態の変化  
※画像5参照(https://www.atpress.ne.jp/releases/98268/img_tmp_5.jpg
 2人以上であるいているグループが縦に並んで歩く割合が減り,横に並んで歩く割合が増加
 H19年調査:縦並び23.5% 横並び76.5%
 H27年調査:縦並び 2.9% 横並び97.1% (立命館大学による調査)

 3:四条通・主な周辺道路の12時間交通量の変化(7時〜19時)  
 ※画像6参照(https://www.atpress.ne.jp/releases/98268/img_tmp_6.jpg
 四条通・周辺の幹線道路の交通量・・・約10年前との比較で9%〜41%減少
 四条通周辺の細街路の交通量  ・・・約10年前との比較で10%〜45%減少


■ これまでの取組
 京都市では,自動車交通に過度に依存しない公共交通優先型の交通体系を総合的に構築しつつ,歩くことが楽しくなるようなまちづくりに取り組むことを,平成11年度に京都市基本構想(グランドビジョン)の中で策定,平成13年度には京都市基本計画の中で,「安らぎのある暮らし」,「誰もが安心して暮らせるまち」を実現するため「歩いて楽しいまち」をつくる政策を推進することを決定しました。その後,地元住民や沿道商店街,関係事業者等とともに,平成18年度から議論を開始し,平成19年度と平成22年度には大規模な社会実験も実施しながら,整備のための合意形成を進めてきました。

 平成11年12月京都市基本構想(グランドビジョン)
自動車交通に過度に依存しない公共交通優先型の交通体系を総合的に構築しつつ,歩くことが楽しくなるようなまちづくりに取り組む

 平成13年 1月京都市基本計画
「安らぎのある暮らし」,「誰もが安心して暮らせるまち」を実現するため,
「歩いて楽しいまち」をつくる政策を推進

 平成17年12月地元商店街から要望書の提出
「心地よく歩ける四条通」の実現に向けた要望書

 平成18年 5月〜平成22年3月
       歩いて楽しいまちなか戦略推進協議会及び幹事会の設置・開催
       (協議会6回,幹事会10回開催)
       構成:地元住民,商業関係者,交通事業者,学識者
       目的:歴史的都心地区において交通問題を解決し,
          「歩いて楽しいまち」を実現

 平成19年10月   「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験の実施
         四条通の歩道拡幅と路線バス・タクシー専用化など

 平成22年 1月   「歩くまち・京都」憲章の制定
            
 平成22年11月〜平成23年3月 四条通の交通社会実験の実施
          バス停の集約,共同荷さばき場の設置,タクシー乗り場の集約など

 平成24年 1月四条通の整備について都市計画決定

 平成26年11月  四条通の整備工事着手

 平成27年10月末 四条通の整備工事完了
プレスリリース提供元:@Press

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