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たばこと塩の博物館

食べるだけじゃない、塩の使いみちを楽しみながら学ぼう!第45回夏休み塩の学習室「買い物ゲームで塩さがし!2024」 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で7月20日(土)より開催!

(@Press) 2024年07月12日(金)10時30分配信 @Press

たばこと塩の博物館では、2024年7月20日(土)から9月1日(日)まで、知っているようで意外と知らない「塩」について学べる企画・第45回夏休み塩の学習室「買い物ゲームで塩さがし!2024」を開催します。

開館以来、小・中学生を主対象に開催してきた「夏休み塩の学習室」は、当館のシリーズ企画として定着しています。45回目を迎える今年の学習室では、以前に開催して大好評だった「買い物ゲーム」が復活します。

『塩』というと、料理の味付けに使うものとして思い浮かべる人が多いと思いますが、実は身の回りには、食べもの以外にも塩がないと存在しないものがたくさんあります。一見、「塩」とは関係なさそうな、コップやアルミホイル、ティッシュペーパーなどの日用品にも、製造の工程では「塩」が関わっています。

「買い物ゲームで塩さがし!」は、展示室に出現した「スーパーマーケット」に並んださまざまな品物から、塩が関わっていそうな品物を選んでレジに持っていき、バーコードを読ませると、その品物に塩がどのように関わっているかの解説と得点が出る仕組みになっています。買い物をするように楽しみながら、塩について学習できる参加型の企画です。

また、8月1日(木)から9月1日(日)の期間で、塩の実験イベント「塩の実験室」と「体験コーナー(2種類の実験メニューを実施)」を開催します。いずれも事前WEB予約制です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_1.jpg
Photo_01 2016年の「買い物ゲームで塩さがし!」会場のようす

■第45回夏休み塩の学習室「買い物ゲームで塩さがし!2024」開催概要
名称 : 第45回夏休み塩の学習室「買い物ゲームで塩さがし!2024」
ヨミ : ダイ45カイナツヤスミシオノガクシュウシツ
カイモノゲームデシオサガシ2024
会期 : 2024年7月20日(土)〜9月1日(日)
主催 : たばこと塩の博物館
会場 : たばこと塩の博物館 2階特別展示室ほか
所在地 : 東京都墨田区横川1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩10分)
電話 : 03-3622-8801
FAX : 03-3622-8807
URL : https://www.tabashio.jp
入館料 : 大人・大学生:100円 満65歳以上の方:50円 小・中・高校生:50円
開館時間: 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 : 月曜日(ただし8月12日は開館)、8月13日(火)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_2.jpg
Photo_02 「買い物ゲームで塩さがし!」イメージキャラクター

●「買い物ゲームで塩さがし!2024」について
塩が食べもの以外にもいろいろなものに使われていることを
楽しみながら学べる、参加型の展示!

展示室の「スーパーマーケット」に並んださまざまな品物のなかから、「塩」が使われていそうなものを5つ選んでレジの機械でバーコードを読ませると、その品物を作るときに塩がどのように関わっているかの解説と得点が表示されます。
解説を読んで塩について学べるのはもちろん、品物と塩の関わり方によって得点が異なるため、高得点を狙うゲームとしても楽しめます。
「買い物ゲーム」を通して、実は塩は、「食べる」より「食べる以外」に使われる方がずっと多いことがわかります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_1.jpg
Photo_01 2016年の「買い物ゲームで塩さがし!」会場のようす

●「買い物ゲームで塩さがし!2024」で学べる内容
「買い物ゲームで塩さがし!2024」に参加すると、「食べる塩より食べない塩の方が多いこと」 や、塩の使いみちについて学べます。その内容は、同企画の開催期間中、来館者に配布する『塩の使いみちのしおり』にも詳しく解説しています。ここでは、かいつまんで紹介します。

<1年間に使う塩の量>
日本で使われる塩は1年間に約800万トン。そのうち調味料として家庭で使われる塩は、2%にもなりません。食品工業用と合わせても、食べものに使う塩は全体の11%くらいです。塩のほとんどはソーダ工業などの工業に使われ、いろいろな工業製品に姿をかえて、私たちの生活を支えています。このようにさまざまな場面で使われる塩ですが、国内で作られているのは全体の11%ほどで、そのほとんどは食用に使われ、工業用には主に輸入塩が使われています。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_5.jpg
1年間に使う塩の量グラフ

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_6.jpg
塩の使いみちを表した「塩の木」

塩の使いみちは、
「(1)食べものに使う」
「(2)そのまま工業に使う」
「(3)変身させて(※)使う」
という、大きく3つの種類に分かれています。この木は、塩の使いみちの種類と代表的な品物などの例を表したものです。
(※)ソーダ工業では、か性ソーダ(水酸化ナトリウム)、塩素、ソーダ灰(炭酸ナトリウム)に作り変えてから利用します。

<3つの種類がある「塩の使いみち」>
(1)食べものに使う塩
塩と聞くと「食べものに使う塩」を思い浮かべる人が多いと思います。「食べものに使う」といっても、味つけだけでなく、脱水・防腐・発酵調整・ねばりを出すためにも使い、広く食品の加工に利用されます。
〈凡例〉
◆…塩が関わったおもな素材(なにでできているか)
★…塩の関わり方

〈品物の一例〉

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_7.jpg
おにぎり

おにぎり
◆塩
★食品(味つけ)

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_8.jpg
ハム・かまぼこ

ハム・かまぼこ
◆塩
★食品(ねばり)

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_9.jpg
みそ

みそ
◆塩
★食品(防腐・発酵)

(2)そのまま工業に使う塩
「そのまま工業に使う塩」もあります。塩は氷点降下や塩析をはじめ、いろいろな性質を持っていて、これらの性質が身近な工業製品に利用されています。皮なめしやイオン交換樹脂の再生、染料、合成ゴムなどの製造のほか、道路用や家畜用にも使われています。

〈品物などの一例〉

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_10.jpg
さとう

さとう
◆上白糖・グラニュー糖
★一般工業(イオン交換樹脂再生)

画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_11.jpg
かわぐつ

かわぐつ
◆革
★一般工業(原皮保存・なめし調整)

画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_12.jpg
冬の道路にまく

冬の道路にまく
★一般工業(凍結防止)

(3)変身させて使う塩 A、か性ソーダ B、塩素 C、ソーダ灰
最も多く使われているのは、「変身させて使う塩」です。なかなかなじみがありませんが、実はこの使い方が日本で1年間に使う塩の約7割を占めています。この使いみちでは、塩をそのまま使うのではなく、ソーダ工業で「か性ソーダ」「塩素」「ソーダ灰」に作り変えてから利用します。「か性ソーダ」「塩素」「ソーダ灰」は、製造の途中で使うだけで製品には残らない使い方もありますが、製造には不可欠なものです。「か性ソーダ」「塩素」「ソーダ灰」の原料である「塩」がないと、身のまわりにある様々な工業製品は作れないことになります。

〈品物などの一例〉

画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_13.jpg
せっけん

せっけん
◆せっけん分(脂肪酸ナトリウム)
★ソーダ工業(か性ソーダ)

画像13: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_14.jpg
うきわ

うきわ
◆塩化ビニル
★ソーダ工業(塩素)

画像14: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_15.jpg
コップ

コップ
◆ガラス
★ソーダ工業(ソーダ灰)


●塩の実験イベントの詳細について
【塩の実験室】 ※事前WEB予約制〈7月12日(金)正午予約受付開始〉
開催日:8月1日(木)〜9月1日(日)の休館日(8月5日,8月13日,8月19日,8月26日)を除く毎日
*1日3回 各回45分(どの回も内容は同じ)
第1回 10時30分〜/ 第2回 13時45分〜 / 第3回 15時30分〜
*定員:各回20名 会場:1階ワークショップルーム

【実験の内容】
■海水から塩を作るには?
■塩水は電気を通す?
■真水と塩水の二段重ね
■塩水でせっけんを固める など
★インストラクターが自由研究のヒントになる実験を見せます
※つきそいの方は別室の中継モニターで様子をご覧になれます。

画像15: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_3.jpg
Photo.03 昨年開催した「塩の実験室」のようす

【体験コーナー】 ※事前WEB予約制〈7月12日(金)正午予約受付開始〉
開催日:8月1日(木)〜9月1日(日)の休館日(8月5日,8月13日,8月19日,8月26日)を除く毎日
*2種類の実験メニューを交互に実施。それぞれの開始時刻は予約専用サイトをご確認ください。

■備長炭電池づくり(1日2回・各回30分)
■塩の結晶づくり(1日2回・各回30分)
*定員:各回10名 会場:2階特設スペース
★おうちでやるための練習として自分で実験してみるコーナーです。
※つきそいの方は近くで見学できます。
※作った備長炭電池は持ち帰れません。

画像16: https://www.atpress.ne.jp/releases/401779/LL_img_401779_4.jpg
Photo.04 2019年に開催した「体験コーナー(塩の結晶づくり)」のようす

【塩の実験室】 【体験コーナー】 共通
*参加できるのは、小学3年生〜中学3年生です。低学年やおとなの参加はできません。
*4名まで予約できます。
*参加無料。ただし、入館料(小・中学生50円)は必要です。
*やむをえない事情により中止する場合があります。

〈予約方法〉
当館公式サイト【 https://www.tabashio.jp 】に掲載している「予約について」をお読みいただいた上で、同ページからリンクしている予約専用サイトにてご予約いただきます。

プレスリリース提供元:@Press

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