プレスリリース
積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第45弾として12月23日に、「昨年大掃除をした場所」ランキングに沿って大掃除のポイントをご紹介するストーリーを公開しました。
■実は多くの人が悩みを抱える住まいの掃除
いよいよ2022年も残り約1週間。年末は毎年大掃除を行っているという方も多いのではないでしょうか。積水ハウス住生活研究所が実施した「年始に向けた大掃除調査」では、2021年には約3人に2人が大掃除を行ったことが分かりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_1.jpg
積水ハウス 住生活研究所「年始に向けた大掃除調査(2022年)」
大掃除をした人のうち、事前に計画を立てている人の割合は約半数ほどと、意外にも多くの人は無計画のまま行っていることも判明しました。しかし、大掃除の満足度と事前計画の有無の関係性を見てみると、大掃除に満足した人のうち65.1%が事前計画を立てた人、満足していない人のうち58.0%が事前計画を立てなかった人となりました。このことからも、よりよい大掃除のためには事前計画が大切といえるでしょう。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_2.jpg
積水ハウス 住生活研究所「年始に向けた大掃除調査(2022年)」
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_3.jpg
積水ハウス 住生活研究所「年始に向けた大掃除調査(2022年)」
それでは、大掃除の計画はどのように立てればよいのでしょう。どこを掃除すればいいか、また、どのように行えばいいか、イメージが湧かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、コロナ禍前に「お手入れ塾」というイベントを定期開催していたのは積水ハウスの山梨支店。「毎回たくさんのお客様にお越しいただき、日頃から住まいのお手入れに関心をお持ちの方が多いことを実感しました。」と語るのは、山梨支店の近藤。「家は人生の中でも特別な買い物ですので、大切に使いたいと感じてくださる方が多いのです。私たちは、正しいお手入れ方法のご紹介を通してお客様の想いにお応えできればという気持ちで、イベントを行ってきました。」
コロナ禍で対面のイベントができない日々が続く中でも、何かお客様に喜んでいただくことはできないかと、「大掃除」をテーマにオンラインイベントを企画したという近藤。積水ハウスの西東京カスタマーズセンター小野も「これをきっかけに、コロナ禍でもお客様の暮らしに役立つ情報をお届けする機会が広がっていけば」と出演を決めました。
今回の積水ハウスストーリーでは、そんな近藤と小野から、たくさんの家を見てきた経験をもとに、「昨年大掃除をした場所」ランキングに沿って大掃除のポイントをご紹介します。ぜひみなさんの大掃除の計画の参考にしてくださいね。
■優先的に大掃除を実施した場所、第1位は台所
2021年は、台所や風呂など、水回りの掃除を行った人が多いことがわかりました。水垢汚れやカビなど、普段の掃除では簡単に落とせない汚れが付きやすいため、しっかり時間がとれる年末だからこそ、きれいにするのにぴったりですよね。
ランキング第1位となったのは台所。少なくとも年に1回は、油汚れが付きやすい換気扇周りとシンク周りの掃除を徹底的にしてほしいところです。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_4.jpg
積水ハウス 住生活研究所「年始に向けた大掃除調査(2022年)」
台所は、掃除をする前に気を付けておきたいポイントがあります。大掃除の際に足を掛けたり、物を落としたりという原因で、年末は毎年IHコンロのガラス割れが発生しています。事前に厚みのあるものなどでカバーをしておき、ガラス面の上には立たないようにしてください。事故やケガを防ぐために換気扇のブレーカーを落とすかロックをかけ、手袋も着用すると安心です。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_5.jpg
キッチン
準備が終わったら、いよいよ換気扇の掃除開始です。レンジフード内の部品は、お湯を使ったつけ置き洗いが、油が浮いて落としやすくなりおすすめです。レンジフードの部品を取り外したら、大きなバケツかゴミ袋に60℃程度のお湯を張り、30分から1時間ほどつけ置きします。その間にレンジフード内部は、中性洗剤をしみこませた布巾で拭きましょう。つけ置き後の部品は柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて洗ってください。ファンは歯ブラシを使うと洗いやすいですよ。換気扇周りには繊細な部品が多いので、洗う際は固いスポンジの使用や、強くこすることはなるべく避けていただくことをお勧めしています。部品は完全に乾くまで拭いて戻し、換気扇の掃除は完了です。
続いてはシンクの掃除です。大掃除では、シンク全体を中性洗剤で洗うことに加え、排水口のかごを歯ブラシで洗ったり、防臭パイプのぬめりを掃除したりと、汚れやすい排水口周りもきれいにしましょう。実はもう1つ、シンク周りで掃除をしてほしいポイントがあるんです。排水管の中にも油が付着するので、放っておくと流れが悪くなってしまうことがあります。掃除の方法は意外と簡単。シンクに60℃ほどのお湯をためて一気に流すだけで、油が流れてくれます。普段気にして掃除をされる方は少ないかもしれませんが、大掃除だけでなく、月に1回から半年に1回ほどきれいにできると理想的です。
■風呂は、水垢とカビのお掃除を
ランキング第2位は風呂。最も気になるのは、普段の掃除で落としきれなくなった水垢汚れとカビではないでしょうか。鏡や水栓金具のカルキ汚れは、クエン酸を使用すると落としやすくなります。鏡の掃除は、表面にキッチンペーパーを置いてクエン酸をかけ、ラップでふたをして30分置いてから水をかけます。その後、鏡のウロコ汚れ取りで円を描くように掃除し、洗い流します。水栓金具はクエン酸をかけたらすぐに台所用のスポンジで優しくこすり、水でよく流してください。水垢が残らないように乾いたタオルでふき取ったら完了です。
ただし、鏡などにフィルムやコーティングが施されている場合は、クエン酸ではがれてしまいますので、必ず事前に取扱説明書を読んでご自宅の浴室に使用可能かを確認してください。また、傷がついてしまうため、水垢がない場所への使用も控えてくださいね。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_6.jpg
風呂
壁などの水垢が気になる方もいるかもしれませんが、浴室の壁や湯船の外側は柔らかい素材でできているため、ご自身で掃除をする際には強くこすりすぎないように注意をしてください。傷がつくとさらに汚れが付着しやすくなってしまう可能性もございますので、不安な方はプロにお任せすることもひとつの方法です。
パッキンのカビ汚れは、塩素系漂白剤を使用して落としていきましょう。スプレーボトルにキャップいっぱいの塩素系漂白剤と水を入れたら、キッチンペーパーを置いた上からスプレーし、1時間ほど置いてください。カビ掃除専用の洗剤もたくさん売られていますが、とても強力なものが多いため注意が必要です。もしも使用する場合は、必ずご自宅の浴室に使用可能かを確認のうえ、使用時間を厳守してくださいね。
■リビングは、日常的に掃除をしない箇所を重点的に
ランキング第3位はリビングです。ここは普段から掃除をする人が多いのではないでしょうか。大掃除では、日常的には目が行き届かない窓のサッシやエアコンなどを重点的にきれいにできるとよいですね。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/340341/LL_img_340341_7.jpg
リビング
サッシのお掃除は、ガラス用の洗剤を使う方が多いのではないでしょうか。ガラス用洗剤を使ったあとは、しっかりと絞った雑巾で薬剤をふき取り、その後にからぶきまで行うことがポイントです。薬剤が残っているとサッシ周りのゴムの劣化につながってしまうことがあるためです。ふき上げの際は、できれば不純物やミネラルを取り除いた精製水を使うことで、カルキが残らずふき跡がつかなくなりますよ。
エアコンは、フィルターの掃除はできてもその奥のカビまで自分で掃除するのはそう簡単なことではありません。だからつい目をつぶってしまっているなんて人もいるのではないでしょうか。しかし、エアコンの使用で内部のカビが部屋に放出されてしまうと、ぜんそくや気管支炎を引き起こす恐れもあるため、きちんとお掃除をすることが大切です。3年おき程度を目安にきれいにできると理想的です。ご自身での掃除が難しい場合はプロにお任せしてもよいでしょう。
今はご自宅にアルコール消毒液がある人も多いと思いますが、アルコールは強力なため、使用する場所によってはコーティングや塗料が取れてしまいます。掃除には向かないので、使用は避けてくださいね。
■大掃除をした住まい、こまめなお手入れで来年はさらにきれいに
ここまで紹介してきたように、大掃除は普段あまり気にしていない場所や、日々のお手入れができない場所もきれいにするのにぴったりの機会です。ぜひご紹介したポイントを参考に、計画を立ててみてはいかがでしょうか。
せっかく大掃除をした住まいは、きれいなまま保てるようにしたいですよね。そのためには日々のお手入れが大切です。例えば、台所は、換気扇のレンジフードの蓋にあたる板(清流版)とフィルターをこまめに掃除する、シンクは毎日使用したあとに中性洗剤で洗うなどで、油汚れや水垢、カルキなどが頑固になるのを防ぐことができます。お風呂は、浴室から出るときに水をかけて壁の石鹸汚れをしっかり流す、鏡には水切りワイパーを使用する、赤カビの原因になりやすいヘアピンは浴室には持ち込まないことなどを心がけてください。
このような小さな心がけの積み重ねが、住まいをきれいに保つことに繋がります。ぜひ来年は、日頃からのこまめなお手入れを心がけてみてはいかがでしょうか。
今回は、台所と風呂、リビングを中心に大掃除のポイントをご紹介しましたが、積水ハウスでは、掃除も含めた家事や、収納など、住まいをきれいに保つヒントやお手入れ方法をご提案しています。
是非皆さんも、大掃除や日頃のお手入れやこころがけで、きれいな住まいを目指してみませんか。
*積水ハウス 山梨支店 【オンラインイベント】 年に1回やってほしいおうちのお掃除
https://www.sekisuihouse.co.jp/event/detail.php?id=b300007-2210-100361
*今回ご紹介したお手入れの方法は、多くのお客様の家を見てきた担当者の経験に基づくものです。
*ご自宅の設備により、使用可能な洗剤や、掃除方法が異なる場合がございます。必ず取扱説明書をお読みの上、ご自宅に合ったお手入れをしてください。
【今回ご紹介した調査はこちら!】
積水ハウス 住生活研究所「年始に向けた大掃除調査 (2022年)」
調査期間:2022年9月19日〜22日
集計対象人数:500人
集計対象:全国の20〜60代の既婚の女性・持ち家(戸建て、集合)
関連記事:
コロナ禍で日常の掃除が増加!?年末の大掃除の新たな利点とは
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20221215/
商品情報
家事シェア(トモイエ)
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lifestyle/houseworkshare/
収納(収納三姉妹)
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lifestyle/storage
プレスリリース提供元:@Press