プレスリリース
半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下 マクニカ)は、三重県四日市市(市長:森智広)との「次世代モビリティを活用したまちづくり連携協定」を締結しました。
マクニカは四日市市が「自動運転導入検討会議*(令和元年度発足)」にて実施した自動運転車両を活用した実証実験等を通して、四日市市の新たなまちづくりの中における自動運転車両を活用したサービス創出活動を実施しています。
また、四日市市では令和3年度に発足した「四日市スマートリージョン・コア 推進協議会*2」にてスマートシティ創出に向けた取り組みも進めており、マクニカは本協議会への参加とデータプラットフォームワーキンググループへの参画、モビリティワーキンググループの代表企業として自動運転を含む次世代モビリティの導入やMaaS事業創出で本地域におけるスマートシティ実現に貢献していきます。
現在までの活動を通して、マクニカは四日市市と協力・連携をしながら次世代モビリティ実装を図り、四日市市の一層の活性化と市民生活の向上などのまちづくりの推進に寄与することを目的としてこの度本協定を締結する運びとなりました。
本協定を通してマクニカは、これまでの自動運転移動サービスに係る幅広い実証実験運営等の実績を生かし、近鉄四日市駅とJR四日市駅間の中央通りにおいて、NAVYA社ARMA*等を活用した自動運転車両の運行、自動運転走行に必要な実装技術支援や運行に必要な運行管理システムの提供(マクニカモビリティデータプラットフォーム*)、走行から得られるデータ取得・効果検証だけでなく、MaaS事業創出に向けた様々なモビリティデータ連携等、様々な関連企業様との共創活動を通して次世代モビリティの実装に向けた取り組みを行い、地域活性化や移動環境の向上ならびに四日市市におけるスマートシティ実現に向けて貢献していきます。
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*1:自動運転導入検討会議
四日市市における自動運転の導入を目的として設立された会議。令和元年7月に第1回目の会議が開催されて、これまでに合計4回の開催が実施されている。今回の実証実験は第5回の会議と位置づけられている。
また、本会議は四日市スマートリージョン・コアと連携しスマートシティ創出に向けた自動運転の導入という形で検討が進められている。
*2:四日市スマートリージョン・コア推進協議会
公民学が一体となって 、相互に連携・協力し、地域の抱える様々な課題を解決するために、IoTやAIを含むICT等の先端技術を活用し、都市の機能と魅力を高め、活力あふれる都市(スマートシティ)を実現することを目的として令和3年度に設立された協議会。
*3:自動運転バスARMA(フランスNAVYA社製)
ARMAは自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)仕様となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,750mm
全高:2,650mm
全幅:2,110mm
重量:2,400kg
車両総重量:3,450kg
乗客人数:11〜13人
動力源:電動モーター
最高速度:18km/h
自動運転レベル:レベル2(技術的にはレベル3相当)
その他:緊急時は同乗のドライバーが手動介入
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*4:マクニカモビリティデータプラットフォーム(遠隔監視システム)
車両に取り付けられたセンサー(GPS、カメラ等)と車両のCAN情報(車速、回転数、ステアリング舵角等)を収集し、高品質な伝送方式を用いてクラウドへデータを保存することで、1人で複数台の車両を遠隔から監視者がクラウドにアクセスし、リアルタイムでモビリティの状況確認ができます。その他、蓄積されたデータから過去の状況確認、データ分析、AI活用にも応用活用できます。
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<本内容に関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ スマートモビリティ事業部
TEL :045-470-9118
MAIL :auto-solution@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
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【株式会社マクニカについて】
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。
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