プレスリリース
自動車技術開発やADAS・自動運転開発のソリューションを展開している株式会社バーチャルメカニクス(所在地:名古屋市中区、代表取締役社長:滝田 栄治)は、AI等での画像認識技術開発の際に用いられるビデオや画像データに含まれる個人情報を匿名化するソリューション製品を開発するドイツBrighter AI Technologies GmbHと連携し、ニーズが高まっている画像を用いたAI開発時のデータ準備工程向けソリューションの新規事業展開を本年3月より日本国内で開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/298661/LL_img_298661_1.jpg
brighter AI技術
詳細製品URL: https://vmc.jp/product/brighter/
■背景
AIによる画像認識の技術は、「自動運転」「顔認証」「監視」等の多くの開発シーンでの利用が進んでいます。一方、本年4月1日に施行される国内の改正個人情報保護法を始め、GDPR(EU一般データ保護規則)、CCPA(米国カリフォルニア州消費者プライバシー法)等々、各国において個人情報保護に関する法律が施行され、特にAIでの画像認識技術開発時の「顔」、「ナンバープレート」等の個人情報への対応が不可欠となっています。
■展開内容
(1)brighter AI は、NVIDIAによるGTC Europeにて「ヨーロッパで最もホットなスタートアップ」として認められ、既にプライバシー規制に違反する重大なリスクに対処を求める産業界、アカデミック、公的機関で利用されています。バーチャルメカニクスでは、この技術を「顔」のような個人情報が含まれたビデオや画像データを、社外・海外協力パートナーとの間で個人情報保護の下でデータ共有する必要性がある、特にAIの開発分野のお客様へ同社ソリューションと共に支援していきます。
(2)従来はビデオ等の動画データや写真の中の「顔」、「ナンバープレート」等のプライバシーに関わる部分を「ぼかす」技術で対応することが主でした。しかしながら、「ぼかす」手法のみを用いた場合には、AIの機械学習モデルデータとしての活用には制限が伴います。brighter AIでは独自の画像技術によりオリジナルの画像からの「匿名化」後も、AIの機械学習モデルとして活用することが可能になります。
■今後の展開
画像データを極めて自然に匿名化することができるbrighter AIの技術により、例えば自動運転用の機械学習モデル等の準備段階で、意図せず写りこんだ「人」や「ナンバープレート」が含まれたデータに最新のプライバシー基準に準拠しながら最大限のコンプライアンスを確保し、安心してAIの機械学習用データとして用いる事ができるようになります。
バーチャルメカニクスでは、従来から注力して来た自動車開発分野のADAS・自動運転技術開発の分野のお客様を含め、画像認識技術の活用時での最新のプライバシー基準に留意し最大限の開発スピードを確保する必要の有る画像認識技術分野のお客様に新しいソリューションとして提案して行きます。
また、バーチャルメカニクスでは、改正個人情報保護法施行直前の来る3月7日にウェビナー形式の「ビデオ・画像データ内の個人情報対策セミナー」の開催(参加無料)を予定しています。今回のウェビナーでは、ビデオ・画像データ内の個人情報の法的な側面からの課題と実務対応について芝綜合法律事務所の弁護士 牧野 和夫氏の講演、brighter AIより対策ソリューションについての講演を予定しています。
詳しくは、 https://vmc.jp/seminar/brighter-webinar/ をご覧下さい。
■会社概要
商号 : 株式会社バーチャルメカニクス
代表者: 代表取締役社長 滝田 栄治
所在地: 本社 〒460-0002 名古屋市中区丸の内一丁目10番19号 サンエイビル8F
創業 : 1999年4月14日
設立 : 2015年4月1日
URL : https://vmc.jp/
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社バーチャルメカニクス
新規事業開発室 室長 玉置 卓也
TEL : (052)265-6035
MAIL: newbusiness@vmc.jp
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