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プレスリリース

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全国農業協同組合中央会

JA全中が「国消(こくしょう)国産(こくさん)の日」を宣言!東京農業大学の江口文陽学長とJAグループお米消費拡大アンバサダーの 松村沙友理さんが国消国産の実践を応援!俳優 工藤阿須加さんが若者に向けて、農業の志を語る!

(@Press) 2021年10月15日(金)16時30分配信 @Press

全国農業協同組合中央会(JA全中)は、東京農業大学・株式会社共同通信社と共催で、シンポジウム「SDGs『国消(こくしょう)国産(こくさん)の日』を契機に、持続可能な食料生産・暮らしやすい地域社会について考え、行動する」を実施し、全国の農業高校や大学の生徒・学生ら約2,000人が参加しました。

シンポジウムの第1部「国消国産の日」の宣言で、JA全中の中家会長は、「農家の減少や高齢化など、国内の農業生産基盤の弱体化、また、世界規模での自然災害の発生や人口増加による食料需給のひっ迫など、食を取り巻くリスクが年々高まっている」と指摘。さらに、コロナ禍により、約20の国が食料輸出を制限したことの経験などを教訓とし、JA全中は、「国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産する」とい「国消国産」の考え方に基づく消費者への理解醸成をすすめる契機として、「世界食料デー」に合わせ、10月16日をあらたに「国消国産の日」として制定することを宣言しました。

※「世界食料デー(10月16日)」とは、1981年に世界の食料問題を考える日として国連食糧農業機関(FAO)の創設を記念し、世界各国が食料問題を考える日として、国連が制定した記念日。

JA全中と包括連携協定を結ぶ東京農業大学の江口文陽学長は、「国消国産の意義をより多くの若者達が認識し、わが国の一次産業を活発なものにしていくことが重要だ」とし、国消国産の大応援団として、研究や生産振興をすすめていくことを表明しました。

さらに、特別ゲストとして登場したJAグループお米消費拡大アンバサダーの松村沙友理さんは、「国消国産の主役は、日本人の主食であるお米と言っても過言ではない」とし、「日本のお米や農作物の魅力を発信していきたい」と語りました。また、テレビ東京スペシャルドラマ「農家のミカタ」(2021年10月23日(土)16時放送予定)で新規就農者を演じた松村さんは、「収穫する作業を体験しただけでも作物に対する愛情が沸き、日頃の農家の苦労や農作物への愛情をあらためて感じることができた」と農業への思いが変化をしたことなどを紹介。さらに「最近、日本の農業について考え、触れる機会が増えた。
一人ひとりの消費者が『国消国産』を意識し行動するだけで生産者の支えとなり、農業の未来をつくることにつながる」と「国消国産」を自分の生活に置き換えることの重要性を訴えました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_1.jpg
JA全中 中家徹会長

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_2.jpg
東京農業大学 江口文陽学長

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_3.jpg
左から東京農業大学 江口文陽学長、JA全中 中家徹会長、
JAグループお米消費拡大アンバサダー 松村沙友理 氏


第2部のリレートーク「動け!SDGsは行動だ!」では、大学生の「食」に関するSDGsの実践として、近畿大学「食品ロス削減推進プロジェクト」、九州産業大学「食品開発研究会」、東京農業大学「うつせみテクノ」の代表者らが実践事例を報告し、身近な食生活に関わる問題とその解決について考えました。

第3部のパネルディスカッション「持続可能な食と農、地域を考える」では、東京農業大学で学んだ俳優の工藤阿須加さんが登壇しました。山梨県北杜市で農業を実践する工藤さんは、「コロナ禍で自分と向き合うタイミングがすごく増え、自分に何ができているかを考える機会が多くなった。これまで食に助けられてきた経験を、自分が伝えていくために、今はじめなければならないと考えた」と農業を始めたきっかけを紹介しました。また、同世代に伝えたいこととして、「とにかく考えること、思考を止めないこと、常に疑問を持ち深く考え、本質と向き合うことが、必ず誰かのためにつながる。これからの自分達の行動について、まず考えてみてほしい」と語りました。
全国大学生協連 全国学生委員長の安井大幸さんは、「国消国産は、自分が口にするものを誰が作っているのか、どこから来たのかを考えることだと感じた。自分が口にするものが誰かの笑顔につながればいいなと思った。10年後の自分の身体を作るのは今の食生活であり、自分達のこうした行動がこれからの社会をつくっていくことにつながると思う」と述べました。
パネリストの東京農業大学の上岡美保副学長は、「農業を営むことで多面的機能を維持し、地域の様々な課題の解決につながる」ことなどを紹介し、「国消国産」とSDGsの関係を意識することが重要だと指摘しました。

最後に、コーディネターを務めた、共同通信アグリラボの石井勇人所長は、「消費・生産・地域はバラバラではなく、その結びつきは、ますます強まっている」とし、身近な生活でも持続可能性を意識して行動することを呼びかけました。

表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/table_280352_1.jpg


画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_4.jpg
俳優 工藤阿須加 氏

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_5.jpg
全国大学生活協同組合連合会 全国学生委員長 安井大幸 氏

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東京農業大学 上岡美保 副学長

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共同通信アグリラボ 石井勇人 所長

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_8.jpg
パネルディスカッションの様子

【シンポジウム概要】
名 称:「SDGs『国消国産の日』を契機に、持続可能な食料生産・
暮らしやすい地域社会について考え、行動する」
日 時:令和3年10月14日(木)13時30分〜15時00分@オンライン
スケジュール:
第1部 開会あいさつ「国消国産の日」宣言
全国農業協同組合中央会 会長 中家 徹
東京農業大学 学長 江口 文陽
JAグループお米消費拡大アンバサダー 松村 沙友理 氏
第2部 リレートーク「動け!SDGsは行動だ!」
(1)近畿大学「食品ロス削減推進プロジェクト」
(2)九州産業大学「食品開発研究会」
(3)東京農業大学「うつせみテクノ」
第3部 パネルディスカッション
<パネリスト>
東京農業大学 副学長 上岡 美保
俳優 工藤 阿須加 氏
全国大学生活協同組合連合会 全国学生委員長 安井 大幸 氏
<コーディネーター>
共同通信アグリラボ所長 石井 勇人
主 催:全国農業協同組合中央会、東京農業大学、株式会社共同通信社
後 援:東京新聞、中日新聞、産経新聞社、西日本新聞社


【登壇者プロフィール】

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_9.png
松村 沙友理 氏
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/table_280352_2.jpg


画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/img_280352_10.jpg
工藤 阿須加 氏
表3: https://www.atpress.ne.jp/releases/280352/table_280352_3.jpg



プレスリリース提供元:@Press

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