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株式会社シーイーシー

製品のスマート化・遠隔サービスのIoT開発を支援する「ANIoT(TM)」の第一弾、短期間のPoC開発向け「プロトタイプ構築サービス」を先行提供開始

(@Press) 2021年07月14日(水)10時30分配信 @Press

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大石 仁史、以下 シーイーシー)は、IoT開発の支援サービス「ANIoT(TM) (エニオット)」を2021年7月14日より提供開始します。ANIoTは、コンシューマー向け家電製品から産業用プロダクトに至るまで、『製品IoT化をもっと簡単に』を掲げ、顧客価値向上や保守費用低減に貢献します。これまで培ってきた開発実績をもとに、製品のIoT化構想における企画段階から試作、製品評価・テストまでを幅広く支援します。ANIoTの第1弾サービスとして、お客様のPoC(Proof of Concept)ニーズに合わせ、IoTゲートウェイ、クラウド環境、Web・スマホアプリケーションをパッケージ化した「IoTプロトタイプ構築サービス」を先行提供開始します。


シーイーシーは長年、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)をはじめ車載システムやデジタル家電など組み込み機器に対応したソフトウェア開発に携わってきました。
近年、お客様のIoT開発ニーズが拡大するなかで、センサー、ネットワーク技術の組み合わせも複雑かつ多様化し、データ活用までの開発期間、コストが想定外にかかってしまう悩みが寄せられています。背景には、IoT開発現場における、組み込み・エッジ関連の人手不足があります。※1

※1 「IoT人材実態調査報告書」特定非営利活動法人ITスキル研究フォーラム
https://www.isrf.jp/home/forum/working/iot/index.asp

また、組み込み開発技術の高い企業は、クラウド・スマートフォンアプリケーション領域の技術者が不足しているという悩みも抱えています。ANIoTは、制御・組み込み分野からクラウドやアプリケーションに至るまで、つながる家電、つながる機器の開発に携わってきた経験を活かし、製品のIoT化・スマート化を支援します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/266893/LL_img_266893_1.png
製品IoT化サービス「ANIoT」のサービスメニュー全体像

■ANIoTのサービス立ち上げの背景
IoTの進展はものづくり現場だけでなく、デジタル医療、スマート家電、コネクテッドカーにも広がり、モノとつながるサービスの融合を加速させています。付加価値が「モノ」そのものから、サービス、ソリューションに軸足が移る中、製品本来の持つ機能価値とともに、購入前後の顧客体験を重視した意味的・情報的価値への期待が高まっています。一方で、IoT製品の開発には、従来のメカ/エレキ、ソフトウェアごとに異なる技術要素が要求され、デバイス開発、無線ネットワーク、データ分析、セキュリティ対策など幅広い知識を持つシステムインテグレーターの支援が重要になっています。

こうした技術支援の一環として、シーイーシーは、大阪府のDX推進パートナーズ※2に参画し、精密部品や金属加工、医療機器などのスマート化、遠隔監視機能による販売後のアフターサービス向上に向けて、中小企業のデジタル活用を技術面から支援しています。

※2 大阪府DX推進パートナーズ参画
https://www.cec-ltd.co.jp/news/2021/04/30/12873/


■ANIoTの特長とサービス概要
1. ANIoT プロダクト開発サービス
(1)プロトタイプ構築サービス
IoTゲートウェイ、クラウド環境、Web・スマホアプリケーションをパッケージ化して提供します。お客様は既存の製品・機器や開発段階のプロダクトの準備だけで、最短3週間で遠隔監視やアラート通知機能に対応したプロトタイプ環境を構築します。お客様側のIoTシステム構築が不要となるため、本来の目的であるデータを活用したカスタマーサポートの迅速化、顧客満足度向上策の検討に専念できます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/266893/LL_img_266893_2.png
プロトタイプ構築サービスの特長

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/266893/LL_img_266893_3.png
本サービスの利用メリット

(2)SIサービス:製品設計、システム開発、運用保守サービス
製品のIoT化に求められる組み込み技術、クラウド環境やWebアプリケーションの幅広い領域でシーイーシーの専門家がお客様を総合的に支援します。ANIoTは、お客様の製品特性や構想企画を基に、センサー(温湿度、振動、画像、加速度など)や5G、LPWA(Low Power Wide Area)の種類・性能を見極め、用途に合ったネットワーク構築からクラウド環境の設計・開発を提案します。


2. その他:製品検証、セキュリティサービス
ANIoTのプロダクト開発サービスと連携して、製品の品質検証、セキュリティ対策も提供します。IoTソフトウェア開発品質(SQuaRE、ISO / IEC)、IoT機器の技術基準適合認定などを支援します。製品のテスト・検証や運用、保守、セキュリティ対応に至るまで各分野の専門チームが製品ライフサイクルを総合的にサポートします。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/266893/LL_img_266893_4.png
IoTプロトタイプ開発風景

今後、シーイーシーは、製品のIoT化支援に関する各種サービスを「ANIoT」ブランドで提供します。IT関連の人材、スキル不足が原因で製品のIoT化・つながる化に一歩踏み出すことができなかったお客様のテクニカルパートナーとして、DX対応をともに推進していまいります。ANIoTの利用を検討中の方、導入後のお客様に向けたワークショップ、ハンズオンセミナーを通じた技術交流・活用事例の情報交換も随時開催します。


■主な活用ケース
目的:製品の付加価値・サービス化
概要:・運用監視に対応した空調・生活家電、医療用デバイスの開発
・既存のFA装置、生産機器の遠隔監視サービス対応

目的:人手不足・省力化・リモート対応
概要:・GPS位置情報を活用した機材、資産の資産管理
・医療検査機器の保全、リモートメンテナンス
・商品、部品の欠品在庫補充の遠隔管理(薬品、インクトナーなど)

目的:実証(MaaS、スマート化など)
概要:スマートデバイス、機器端末と移動データを活用したスマートシティ関連の実証

詳しいケース事例はこちら
https://www.cec-ltd.co.jp/solutions/aniot/

※記載の会社名・商品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。


【会社概要】
会社名:株式会社シーイーシー
代表者:代表取締役社長 大石 仁史
所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル8F
設立 :1968年2月
資本金:65億8千6百万円

プレスリリース提供元:@Press

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